NATURE DESIGN の身長計はここが違います ② | NATURE DESIGN 三軒茶屋ショップのブログ

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創業100年近い老舗材木屋が木のお店を作りました。

こんにちは。

書いてストックしておいた記事が、なぜか消えてしまっていて
しばしの間やさぐれていたスタッフ池田です。

前回は

身長計のこだわりその1は、自然の形をそのまま活かすところ

という内容でした。


では、さっそくその2にいってみましょう。



身長計のこだわり。 もうひとつは、目盛りがミゾになっているところ。 

 
・・・って言われても、よくわからないですよね。

画像をごらんください。

まず、こちらが、Beforeです。 
 もともとはスリット状の目盛りでした。

背面までくり抜かれて壁が見えているの、わかるでしょうか?

でも、これだと、ほーーんの少しだけ強度に不安が残りました。

特にスギやヒノキ、コウヤマキといった針葉樹の場合、
木目に沿ってバキッと割れやすい性質があるんです。

もちろん折れる可能性は、とても低いです。

でも、ギフトにご利用いただいたり、遠方へ配送することも多い身長計。

割れてからでは、遅いです。 


そこで、NATURE DESIGNの身長計の目盛りは、
背面まで切り取らずにミゾを彫ることにしました。  

そしてAfter

はっきり言って、こんなところ誰も見ません。

わたし達も、身長計をご案内するときに、
「うちの目盛りは、ミゾなんですよ・・・!」
なんて、お伝えしたりもしていません。

こんな、誰も気づかないような小さな変化ですが、
ちょっとずつちょっとずつ進化しています。

ちなみにマニアックなポイントをもうひとつ取り上げると、
角の面取りも、背面側よりも前面側のほうを大きめに取ってあります。

ぶつかっても痛くないように。

ケガをしないように。


以上、2回にわたってNATURE DESIGNの身長計語りでした!



わたしたちの作る身長計が
家族の歴史を刻むかけがえのない一本となりますように。