仮面女子ワンマンライブ 『MASK PRIDE2』は
本当は9月にやる予定で、生バンドでやる予定で、入場制限なんてしない予定で、思いっきり声を出して楽しんでもらう予定でした。
感染症の影響でその予定たちはほとんど狂ってしまったけど、今できる全てをやったと胸を張って言えるワンマンライブです。
やること全て初めての繰り返しでした。
メンバーが距離をとる為の演出や、マスクをつけてのパフォーマンス、換気タイム、生配信。
もちろん困惑もありましたが、どうやって乗り切ろうかとみんなで考える時間も楽しくて
打ち合わせからわくわくしていました。
どんなことができるだろう、こういうのはどうだろうと案を出し合って、できた作戦を試して、失敗して、またやり直して…
楽しくリハーサルをするアイドルって珍しいと思うんです。
リハーサルの段階でこんなに楽しいんだから、絶対良いワンマンライブになる!と私は確信していました。
ただ、ひとつだけ。
本番前日の通しリハーサル(ゲネプロ)で周りをみた時に自分だけ浮いているように感じてしまったんです。
理由は、
仮面女子のレベルがあがっているから。
仮面女子が確実にかっこよくなっていくから。
自分がそこに追いつけているのか、
力になれているのか不安になってしまって。
正直、舞台に立つまでそんな気分でいました。
何度好きな言葉を唱えても、何度成功の想像をしても不安で
本当は、ずっと怖かった。
SEが流れて、アリス十番全員で袖から舞台に出て
客席をみるとリハーサルにはなかったサイリウムが、視線が私たちを照らしてくれていました。
これ本当に不思議なんですけど、応援の力って実在していて、
自信が無いなんて言ってられないって気にさせてくれるんです。
不安とか、恐怖とかを一瞬で消せる力が"応援"にはあるんです。
綺麗な星空のような景色を見た瞬間に、私は仮面女子の木下友里になれました。
ありがとう。
自信の無い私を支えてくれているのは、アイドルの木下友里にしてくれているのは応援の力です。
今の仮面女子なら、まだまだかっこよくなれる。
まだまだ出来ることを探せる。
いつかまた、たくさんのコールと、サイリウムで
今よりもっと綺麗な星空がみれますように。
それまでに仮面女子は、きっともっと強くなって、広い空を用意しておきます。
どうか、ついてきてください。
セットリスト
〜本編〜
先陣☆CUTTER
RIOT☆DAISY
POPING☆SUMMER
ペパロニ☆ウエスタン/イースターガールズ
ココロイド/アーマーガールズ
優しい風/スチームガールズ
スーパー☆ストレート/アリス十番
星の降る夜/kiraboshi
天地-AMATSUCHI-/特別編成
全力エンジン/特別編成
散華(はらら)〜戦国の世に舞う百華の如し〜/特別編成
LOCK☆UP
大!逆!転!
JEWELS
ファンファーレ☆
〜アンコール〜
仮面大陸〜ペルソニア〜
元気種☆
『MASK PRIDE2』来てくださったみなさま、配信でみてくださったみなさま、本当にありがとうございました!
ではでは。