こんにちは。
木下友里です。
私、木下友里は仮面女子を卒業、アリスプロジェクトを退所します。
急な発表で驚かせてしまっていたら、すみません。
2014年春に入所し約8年。
木下友里を応援してくださった全ての方、芸能界の芸の字も知らない子どもをお酒が飲める歳までおいてくださった事務所に心から感謝しています。
自ら輝いてみなさまを照らす太陽のような職であるアイドルですが、私のアイドル人生は月でありました。
持ちきれないほどの光を、本当にありがとうございます。
2021年4月
前リーダーの楠木まゆちゃんにご指名いただいて仮面女子の総リーダーに就任しました。
お話をいただいたときには、元々適当な人間の自分に務まるのか、まだ青い自分がどう立ち回れば良いのか分からず不安で仕方ありませんでした。
しかし、卒業メンバーに相談させていただいた時に
「ゆーりちゃんらしくでいい」
と言っていただいたことがきっかけで、不安な毎日から、私らしく、理想とする仮面女子に近づけようと試行錯誤する毎日に変わりました。
"曲の空気を纏える集団"
それが私の理想です。
空気が揃えば振りも揃う、群れの力をさらに強烈なものにしたかったんです。
悩むことも多かったですが、仮面女子の為に悩む毎日は充実していたと今思います。
大阪のメンバー、スタッフさんに会える機会は東京に比べるとやはり少なかったのですが、文や動画、SNSを通して切磋琢磨できたこと、嬉しかったです。
仮面女子には頼れるメンバーばかりで、正直頼りすぎてしまった場面もありました。
申し訳ないと思う度「もっと頼って」と言ってくれるのが心強くて、本当にありがたかったです。
きっと新生になっても今と変わらず仮面女子の魂を持ったまま、時代に合わせた新しい形になっていくんじゃないかなあと思います。
私が心配できる隙はありません。
メンバーに、スタッフさんに、ファンのみなさまに、とにかくたくさんの方に助けていただいた約1年と7ヶ月。
至らない点も多々あったかと思いますが、リーダーという役をやらせていただけて本当に幸せでした。
これからは、信頼するメンバー達の今後を、いち仮面女子ファンとしてこっそり応援しています。
自分で決めたことを守れる大人になる為に、仮面も武器もない場所へ行きます。
青春を過ごした場所を離れるという寂しさと、未来が楽しみな気持ちで頭の中がごちゃごちゃしています。卒業式までにはちゃんと整頓しておきますね。
アイドル:木下友里はここで幕を閉じ、これからは芝居の道へ進みます。
小さい頃から今でもずっと、面白いことと、表現することと、笑っている人が好きなので何かしらの活動は一生続けていくと思います。
完全に会えなくなるわけではありません。
卒業式はどうか私の口上である"まんてん笑顔"で見送ってください。
そしてわがままではありますが、役者として進む私も、応援していただけたら幸いです。
本当にありがとうございました。
卒業式の日程はまだ未定ですので、決まり次第お知らせ致します。
仮面を外す日まで、劇場でお待ちしております。
ではでは。