きらるの部屋 -2ページ目

きらるの部屋

きらると申します
ハンドメイドと読書と手越が大好き♡

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7月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:1998
ナイス数:78

羊たちの沈黙〈上〉 (新潮文庫)羊たちの沈黙〈上〉 (新潮文庫)感想
会話のちぐはぐとした感じは、翻訳だから?それとも作風?
読了日:07月01日 著者:トマス ハリス
羊たちの沈黙〈下〉 (新潮文庫)羊たちの沈黙〈下〉 (新潮文庫)感想
ドラマ『ハンニバル』が好みど真ん中だったので、原作も購入。映画やドラマの印象でエグいイメージでしたが、そこまででは無かったです。レクター博士の心理戦が印象的。あくまでも脇役だし出番も決して多くはないのに、ここまで存在感が示せるのが凄い。映画館も見てみたい。
読了日:07月03日 著者:トマス ハリス
ついてくるもの (講談社文庫)ついてくるもの (講談社文庫)感想
久しぶりに好みど真ん中の怪談を書いてくださる方に出会えて嬉しいです。おそらくフィクションですが、実話?と感じてしまうような細かな描写も楽しい。本題の怪談部分も本当に起こるかもしれない、じわじわと迫り来る恐怖が最高に良かったです。
読了日:07月08日 著者:三津田 信三
GOSICKs II ゴシックエス・夏から遠ざかる列車 (角川文庫)GOSICKs II ゴシックエス・夏から遠ざかる列車 (角川文庫)感想
本編も読みやすいですが、短編だと更にサクサク読めました。やはりラノベのような軽い描写に物足りない気持ちにはなりますが、それを補ってくれるキャラクターたちに癒されます。
読了日:07月09日 著者:桜庭 一樹
名画と読むイエス・キリストの物語名画と読むイエス・キリストの物語感想
タイトルどおり名画は挿し絵程度の扱いです。イエス・キリストについて断片的なことは知っていましたが初めて一人の人生として感じることができました。完全に架空の人物だと思っていましたが、実際に生きていた人間だったことから驚きです。正直『奇跡』などは信じていませんが、それに近いことなどはあったのかもしれないと思うとワクワクします。(信者の方に怒られるかな・笑)神の子としてではなく人間として魅力的だからこそ、今に繋がっているのかもしれませんね。
読了日:07月16日 著者:中野 京子
羊と鋼の森 (文春文庫 み)羊と鋼の森 (文春文庫 み)感想
タイトルではどんな物語か分からず、ずっと読むのをためらっていました。読み進めていくにつれて、ピアノのことだと知ることができます。とても優しい文体で、とても馴染んできて不思議な感じ。一見特徴のない主人公ですが、ひたむきで実直。主人公の成長が主軸ですが、関わってくるお客さんの物語も細かく描かれないのに鮮やかで心に残ります。熱心でないピアノ経験者だからこそ、秋野の考えが心に残った。読んで良かったです
読了日:07月16日 著者:宮下 奈都
新装版 星々の悲しみ (文春文庫)新装版 星々の悲しみ (文春文庫)感想
上質な読書体験談ができた気分。荒みきった心に染み渡りました。短編なので読みやすいですが、テーマは重め。でも優しい雰囲気で読んでいて心が癒される。不思議。
読了日:07月27日 著者:宮本 輝

読書メーター
6月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1487
ナイス数:55

世界の果て (文春文庫)世界の果て (文春文庫)感想
全力で理解不能。あくまで雰囲気だけを味わいつつ、なんとか読了しました。好きな作者の好きな空気だから読めました。ただし内容については本当に分かりません。私の読解力が無かったということで・・・
読了日:06月04日 著者:中村 文則
名画の謎 ギリシャ神話篇 (文春文庫)名画の謎 ギリシャ神話篇 (文春文庫)感想
ギリシャ神話について知れるし、美術館に行きたくなる!
読了日:06月11日 著者:中野京子
ブルーマーダー (光文社文庫)ブルーマーダー (光文社文庫)感想
当然のごとく、このシリーズにハズレは無いですね。姫川班は解体したし、どうなんだろうと思っていましたが杞憂でした。事件も登場人物もまるっと魅力的。菊田は衝撃でしたが、そのおかげで玲子は心が軽くなった部分もあったのかと思う。
読了日:06月14日 著者:誉田 哲也
GOSICKV-ゴシック・ベルゼブブの頭蓋- (角川文庫)GOSICKV-ゴシック・ベルゼブブの頭蓋- (角川文庫)感想
このシリーズは毎回同じことを言っているけど、ヴィクトリカと一弥が可愛すぎる。若いって良いなぁ、私も一人の人のために生きるとか思ってみたいなぁと思ってしまいました(笑)学生のときとは感じ方が変わっていて、本当に青春って怖い。話の本筋も展開が気になってきました。
読了日:06月17日 著者:桜庭 一樹
名画の謎 陰謀の歴史篇 (文春文庫)名画の謎 陰謀の歴史篇 (文春文庫)感想
学生時代に本気で嫌いで興味が無かったのが歴史です。それなのに悔しいことに面白かった。当たり前だけど、絵画や芸術のあり方は時代によって変わるんだと実感。近代美術は正直興味がなかったのですが、同時代を生きていられる芸術家が産み出すものを感じてみたいと思いました。絵画を見て単純に凄いと思うだけでも充分楽しいけど、更に楽しみを増やしてくれるシリーズです。
読了日:06月23日 著者:中野 京子

読書メーター
5月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:3604
ナイス数:103

お見世出し (角川ホラー文庫)お見世出し (角川ホラー文庫)感想
狂気。綺麗な京ことばと気品溢れる世界観での、おぞましい出来事に狂気しか感じなかった。三作目の『呪扇』は特に凄いです。グロ耐性はあるつもりですが、途中何度も鳥肌がたった。でもそれ以上に惹き込まれる自分がいて、結局一気に読んでしまいました。
読了日:05月04日 著者:森山 東
星を継ぐもの (創元SF文庫)星を継ぐもの (創元SF文庫)感想
ドキュメンタリーを読んでいる気分になりました。論文と同じで序文や立証部分は中々ページが進みませんでしたが(笑)、結びで一気に引き込まれました。現実と小説のなかがリンクしているように感じて興味深かったです。
読了日:05月09日 著者:ジェイムズ・P・ホーガン
きみはポラリス (新潮文庫)きみはポラリス (新潮文庫)感想
初めての三浦しをんさん。読まず嫌いで避けてきましたが、苦手意識を払拭してくれました。恋愛小説を読んだ後の甘酸っぱさもありつつ、苦さもありとても読みやすかったです。
読了日:05月10日 著者:三浦 しをん
火星に住むつもりかい? (光文社文庫)火星に住むつもりかい? (光文社文庫)感想
平和警察のような存在はおそらく今の日本には無いだろう、と思う。でも細かい描写などが現代にも充分あり得るというのが怖い。勧善懲悪なんてあり得ない世界観だし、大分重めな作品です。伊坂さんらしいユーモアが随所にあったので読了できました。
読了日:05月16日 著者:伊坂 幸太郎
Another(上) (角川文庫)Another(上) (角川文庫)感想
職場の同期に勧められ、ずっと気になっていたこもあり購入。まだ序章という感じもしましたが、充分面白い!ジャンルとしてはホラーなのかしら?ほの暗さもありつつ、青春も感じられて荒んだ心に染み渡ります(笑)
読了日:05月21日 著者:綾辻 行人
Another(下) (角川文庫)Another(下) (角川文庫)感想
面白かった!ホラーだけど怖すぎることもなく、読みやすかったです。ミステリーも掛かれている方ということもあり、どこか論理的で受け入れやすかったです。伏線などが活きていて、読み終えた後のすっきり感が心地好い。この年度の『呪い』は解けたけど、根本的解決はしていないのは怖いと思った。
読了日:05月22日 著者:綾辻 行人
Another エピソードS (角川文庫)Another エピソードS (角川文庫)感想
すごいなぁ。すごい。語彙力が無さすぎて、こんな言葉しかでてきません(笑)どんでん返しってこういうことね、という衝撃。嫌な感じではなくじわじわとくる衝撃。
読了日:05月24日 著者:綾辻 行人
シャーロック・ホームズの回想 新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫)シャーロック・ホームズの回想 新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫)感想
やはり目玉はモリアーティがでてくる『最後の事件』かな。結末は知っているはずなのに追われるスリルが味わえて楽しかった。ミステリーの醍醐味がつまった短編集。
読了日:05月26日 著者:アーサー・コナン・ドイル
名画の謎 旧約・新約聖書篇 (文春文庫)名画の謎 旧約・新約聖書篇 (文春文庫)感想
本当に自分は宗教は無関心なのだと思いました。そんな私でも理解しやすくキリスト教について少しは知れました。私も新『訳』聖書だと思って生きてきたので、知れて良かった(笑)美術館に行くと避けて通れない宗教画もこれでより楽しめるようになりそうです。
読了日:05月27日 著者:中野京子
GOSICK IV-ゴシック・愚者を代弁せよ- (角川文庫)GOSICK IV-ゴシック・愚者を代弁せよ- (角川文庫)感想
ヴィクトリカにはトキメキ要素が詰まっていて、読んでいて楽しかった。純朴素直な一弥と一緒なら何があっても大丈夫・・・であって欲しいと思いました。
お話しは現実にも通じる人種などの問題やらも描かれていて、怖さが引き立っていました。宗教は本当に理解できない。
読了日:05月28日 著者:桜庭 一樹

読書メーター
4月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:1887
ナイス数:97

夏と花火と私の死体 (集英社文庫)夏と花火と私の死体 (集英社文庫)感想
結末を忘れていたので再読。改めて驚かされ、ぞっとした。2つの作品が掲載されていて、どちらもそれぞれの色があり楽しめます。ある程度予想どうりの展開なのに、一方で予想外の結末が待っていました。
読了日:04月07日 著者:乙一
十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)感想
最近は忙しいのもあり小説に入り込めない日々でしたが、この作品は疲れも吹き飛ばすほどの魅力があり一気読みをしました。ミステリーは好きだけど本格って何?と常々思っていたのですが、『これ』がそうなのだと感じました。ページを進めるごとに様々なピースが現れ、解き明かされた時の驚きが凄かったです。推理小説は普段は何も考えずに読むのですが、考えながら読まされ、おそらく作者の狙い通りの推理をしてました(笑)それも含めてとても楽しかったです。
読了日:04月08日 著者:綾辻 行人
美しい家 (光文社文庫)美しい家 (光文社文庫)感想
ホラーよりは、ちょっと暗めのファンタジーと表現したくなる短編集でした。しっかりと怖くなるものもありましたが、読後の印象としては悪くなかったです。表題作品の『美しい家』はホラーとファンタジーの良いとこ取りだと感じ気に入りました。
読了日:04月08日 著者:加門 七海
アンダー・ユア・ベッド (角川ホラー文庫)アンダー・ユア・ベッド (角川ホラー文庫)感想
読んでいて気持ち悪くなる描写がとても沢山あり、良かったです。結末はある程度予想どおりではありましたし、胸がスッとする訳でもありませんでしたがハッピーエンドだと感じました。私も忘れられる側の人間なので、主人公にどっぷり感情移入してしまいました。自分に自信がないからストーカーという犯罪は簡単に犯せるけど、直接的に手を差しのべることができないのも痛いほど分かってしまいました。ホラー作品なのですが読後、好きな人が欲しくなった・・・
読了日:04月09日 著者:大石 圭
怪談狩り 市朗百物語 赤い顔 (角川ホラー文庫)怪談狩り 市朗百物語 赤い顔 (角川ホラー文庫)感想
基本的には怖さよりも、奇妙が勝つお話しが沢山。でも、たまーに怖い話が混ざっていてテンションが上がります。
読了日:04月13日 著者:中山 市朗
怪談狩り 市朗百物語 (角川ホラー文庫)怪談狩り 市朗百物語 (角川ホラー文庫)感想
サクサク読める怪談集。私も怖い体験したい!と思いつつ、まったく何も感じないから楽しく読めるのだろうなぁ。
読了日:04月22日 著者:中山 市朗

読書メーター
3月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:2706
ナイス数:48

ヴァンパイア・レスタト〈上〉 (扶桑社ミステリー)ヴァンパイア・レスタト〈上〉 (扶桑社ミステリー)感想
読みごたえ抜群。夜明けのヴァンパイアからのレスタトの印象が変わりました。まだ上ということで、後半に向けて物語がどう動いていくのかが楽しみです。
読了日:03月10日 著者:アン ライス
恐怖怪談 呪ノ宴 (竹書房文庫)恐怖怪談 呪ノ宴 (竹書房文庫)感想
六本木の怪談バーに行った記念に購入。ゾッとする実話怪談ばかりです。1話が長すぎず短すぎず飽きずに丁度良いです。実際に著者が話される怪談も聴きたいと思いました。
読了日:03月13日 著者:城谷 渉
怖い絵  死と乙女篇 (角川文庫)怖い絵 死と乙女篇 (角川文庫)感想
絵画は勿論のこと、描かれた時代背景などに圧倒されます。こうして読んでいると遠い世界のように思えるけれど、現代の日本にも当てはまることもあり、更に怖かった。色々な怖さが詰まっていて最高に楽しい。
読了日:03月14日 著者:中野 京子
怪談師怖ろし話 裂け目 (竹書房文庫)怪談師怖ろし話 裂け目 (竹書房文庫)感想
怪談を読むのが好きだけど、読む手が止まるほど怖く感じる瞬間が沢山ありました。表題作でもある『裂け目』は、なんなら自分のすぐそばで起こるのかもと思うと背筋がぞっとした。怖いのに止められない。怪談の魅力を再確認したお話ばかりでした。
読了日:03月16日 著者:城谷 歩
GOSICKs-ゴシックエス・春来たる死神ー (角川文庫)GOSICKs-ゴシックエス・春来たる死神ー (角川文庫)感想
二人が可愛くて可愛くて・・・・。荒んだ心に染み渡ります。
読了日:03月21日 著者:桜庭 一樹
ヴァンパイア・レスタト〈下〉 (扶桑社ミステリー)ヴァンパイア・レスタト〈下〉 (扶桑社ミステリー)感想
言い回しなどが馴染まなくて、読むのがとても大変でした。とても壮大な物語。
読了日:03月24日 著者:アン ライス
茨城の怖い話茨城の怖い話感想
怪談好きの茨城県民として、即購入。実際にあった事件などにまつわるお話もあり、よく使う駅の知らなかった事象を知れたのは良かった。ただしわざとらしい感じが怪談というより、ホラーみたいで個人的にはハマらなかったです。地元だから楽しかったけど。思い違いかもしれませんが、作者の方々は茨城県民に何か恨みでもあるのかしら(笑)?
読了日:03月27日 著者:寺井 広樹,一銀 海生
跫音(あしおと) (角川ホラー文庫―自選恐怖小説集)跫音(あしおと) (角川ホラー文庫―自選恐怖小説集)感想
難しい表現や古めかしい言葉が沢山あり、読みやすくはありません。ですが、そこもまた作品の魅力の一つであると感じられました。ホラーを読むといつも感じますが、人間は恐ろしい。
読了日:03月31日 著者:山田 風太郎

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