ぽかーんとお口をあけて過ごしているこどもは要注意!
鼻ではなく、口で呼吸をしてしまっているかもしれません。
おっぱいを飲みながら呼吸をしている赤ちゃんは、基本的に鼻呼吸をしています。
しかし、ごはんを食べるようになり、おしゃべりをするようになると口から呼吸をする機会がふえる。
合わせて、アレルギーなどによる慢性的な鼻づまりから、口呼吸が習慣化してしまっているケースも多いようです。
口呼吸はなぜ良くないの?
前回の記事で、鼻は加湿や加温、空気清浄の役割を果たしてくれることを紹介しましたね。
さらに、子どもの気になるポイントのひとつ、歯の成長にも様々な影響があるんです
虫歯リスク!
唾液には初期虫歯を修復する役割もあります。よって口呼吸により口腔内が乾燥してしまうと虫歯リスクが高まることも!
唾液が減ることで、歯の着色汚れや口臭、歯周病にも影響を与えます。
出っ歯リスク!
こどもの歯並び、気になりますね…
口呼吸をしているとき、本来なら上あごに吸い付いている舌が、上あごから離れた場所にあります。
(やってみるとわかります。上あごに舌を当てると口呼吸できません!)
すると舌に押し上げられるようにして広がっていくはずの上あごは、前にでてきてしまう。
そのため、出っ歯になりやすくなってしまうのですね。
口呼吸を防ぐために
赤ちゃん期からできることは、お口を閉じるための筋力をしっかりとつけてあげること。
母乳を吸うには、自然とあごの力をすごく使っています。
一方、離乳食の初期はちょっと注意を!
スプーンをお口の中に入れてしまうのではなく、下唇に当てて、赤ちゃんが自分から唇を閉じるのを待つこと!
つい急いでしまうのですけどね
赤ちゃんにとっては貴重な筋トレタイムでもあるんだと思って、長い目でみられたら良いですね
少し大きくなったこどもには、お口とじようね!の声かけを。
こちらもすごーく…根気のいる作業だけれど
ママの方が、こんな知識を持っていることで、まず気がつくことができますね
ここが重要!
あとは無理なく、がんばりすぎず!必要ならば医療機関なども利用しながら。
気をつけてあげられたら良いですね
** 詳細はこちらから↓↓ **
◆辻堂・善行・亀の子ロッジのお教室◆