妊娠 そして 流産
やっと待ちに待った赤ちゃんがやってきてくれました

まだ着床したばかりだけどしっかり命を宿してくれてる。

我が家にもやっと天使が来てくれたのです

毎日毎日が嬉しくて…命を授かったことに感謝していました。

そんなある日…出血が。
すぐに病院に電話するとひとまず安静にして明日受診するよう言われ、翌日受診。

診断は…切迫流産

んっ?切迫流産ってなに?流産ってこと?
不安でいっぱいになりながら話を聞くと、流産はしてないけど流産しかかってる状態のことだとか。

私「今から仕事に行かないと行けないけど仕事行っていいんですか?」
先生「ん~なるべくなら行かない方がいいけどね~。買い物とか軽い家事くらいなら大丈夫ですよ。」
私「わかりました。今日まで行って、明日から休みもらいます。」

翌日から仕事をお休みさせてもらうことになりました。

それから1週間後の日曜日。
徐々にお腹が痛くなり我慢できない程の腹痛に襲われ、旦那様の運転で病院へ。

すでに陣痛のような子宮収縮が始まっていて、モニターには涙型になった胎嚢が映ってました。

緊急手術をすることになり、目が覚めた時には私は台の上で名前を呼ばれてました。

もう、このお腹には赤ちゃんはいないんだ…。涙が止まりませんでした。

やっと授かったのに。
産んであげることができなかった。

完全に私の考えが甘かったんです。
普段から、仕事終わって帰宅してもゆっくりする暇もなく、家事に追われる毎日。

買い物や軽い家事は大丈夫の言葉を鵜呑みにして、スローペースは心掛けていたけれど全部自分でやっていた。

今考えれば、もっと家族に甘えれば良かった。ご飯だってきつい時はお弁当でも良かったのに。仕事も出血してるんだから翌日からなんて言わず、すぐに休めば良かったのかも。

そんな後悔が渦巻いて毎日、毎日、自分を責めていました。

妊娠がわかって、たった3週間しかお腹の中にいなかったけど、確かに命を宿してくれていた。

産んであげることはできなかったけど、天使になったあの子に、ありがとうと伝えたい。