大粒の涙のつづき…




息苦しく

意識が朦朧としながらも

何か口にしなくてはこのまま倒れてしまう…
ちゃんと食べなくちゃ!

そう自分に言い聞かせ、妹が作ってくれたお粥をありがたく頂きました。

心も体も温まり楽になるかと思いきや

温まったのは心だけ

息苦しさは増すばかりです。



そんな私を見兼ねて妹が再度病院に電話して掛け合ってくれました。




「姉が息が苦しそうで…」

「明日まで持つかどうか…」




… … …

!!!Σ(゚Д゚ノ)ノ

明日まで持つかどうかって…

妹にはそんな風に見えてたのかしら?

それが良かったのか…

病院側は手術中の先生に問い合わせしてくれて

「救急外来でドレーンつけて胸水抜いてもらうので入院する準備をしてきてください」

って。


えーーーーーΣ(゚□゚︎ノ)ノ

救急外来で処置してもらえるなら朝そう言ってくれれば良かったのにー

そしたらこんなに長い時間苦しい思い我慢しなくてもすんだのにー

そう思いながらも胸水を抜いてもらえることにホッとし、またまた大粒の涙が溢れてきました。





急いで入院の準備をし、病院へ向かうと

歩くこともままならない私に車椅子を用意してくれて受付の方が救急外来の診察室まで連れて行ってくれました。

レントゲンを撮り息苦しさに耐え
名前が呼ばれるのをひたすら待ちます。

やっと名前を呼ばれ診察室に…

(すぐ名前を呼ばれたのですがその時の私にはその時間か何時間にも何十時間にも思えました。)

血圧を測ると上が64、下が38


38ーーー∑(゚Д゚)!!


元々低めではあるけど下が30台になるなんて初めてです。

あまりの血圧の低さにびっくりしだけれど今はそれどころではありません。

とにかく息が苦しい。

早く胸水を抜いて欲しい。

そしてようやく右脇腹に局麻(局部麻酔)され…






スーっと皮膚をメスで切る感覚が…

「いたーーーーーい!!」

思わず叫びました

局麻って痛みをわからなくするためのものでしょう?

メスで切ってるのがわかったら局麻した意味ないじゃん!

心の中でブツブツひとり言をいってると

「まだ、麻酔が足りないないみたいだねぇ…」

と救急外来の先生がつぶやきながら局麻を追加しています。

局麻されやっと痛みは和らいで………



なーーーーーい!!!

今度は皮膚をこじ開けてドレーンをグリグリ奥まで入れてるのがわかるんです。

さすがにこれは痛すぎて

「いたーーーい!」

「いたーーーい!」

「いだぁーーーいぃぃぃ!!!」

小さい子供みたいにわんわん泣きじゃくりながら叫びまくってました。

例えるなら出産する時と似たような痛み。

いや、、、

歓喜の痛みじゃないからそれ以上かも…

そして生暖かい液がドクドクと皮膚を伝って流れ出していくのがわかります。

もう、ここまでくると痛さと息苦しさと気持ち悪さで気を失いそうな感覚。

目の前がグラグラ揺れて最初地震かと思いましたが地震ではありません。

私の頭が錯覚を起こしてるのです。




前回、主治医がドレーン入れてくれた時はこんな痛みなかったのに。

液も漏れだってしなかったし痛みは局麻する時だけだったのに。

こんなに痛いなんて…

救急外来の先生に

「下手くそーーーーー!」

って叫び……たかったけどそんなことはできないので心の中でちっちゃく叫びながらまたまた大粒の涙を流していました。





疲れてきたので続きはまた次回 





それでは明日も
ポジティブシンキング
で頑張りましょう



今日も読んでくれた皆様に
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