おはようございます

ご無沙汰しております。

私はまだ退院できず入院中です

今週退院できるかなぁ~と思っていたのですが

今週退院は厳しそうです

入院中の経過はまた書くとして…





『大粒の涙 2』のつづきです。


気を失いそうになる程の痛みにに悶えながら

とりあえず救急外来での処置は終わり

ベッドに横になったまま病室に連れて行かれることになりました。

そばには妹がずっとついててくれています。

救急で入院することになったけれど

妹が付いていてくれるので旦那様は仕事を終日終わらせてから来てもらうことにしました。

こんな時、誰も側にいないのは寂しいだろうと妹は旦那様が来てから交代することに。

ですが何もすることなんてありません。

せいぜいスマホぐらいです

ひたすら私が

「いたーい

「いたーい

と唸っているのを眺めているだけ

時に背中をさすってくれたのですがそれさえもフラフラする原因に…。




旦那様が来たら交代して帰ると言っていたのですが旦那様が来るまでの間すごく退屈だっと思います。

そこに私の友人も心配して顔を見に来たくれました。

もちろん私は痛みでちゃんとした応対なんてできません。

それでも友人は私の顔が見れればいいといいながらしばらく側にいてくれて…

でも、心配で落ち着かないようでした。

痛みに悶え苦しんでいたので所々記憶が欠けていて旦那様がいつ到着したのが覚えていませんが

気づくと2人きりになっていました。

でも、話した内容はっ切り覚えています。



「美星ちゃん。大丈夫?」と旦那様。

「全然、大丈夫じゃない。」と正直な私。

旦那様の顔を見てホッとしたのか…

旦那様の顔を見た途端またまた大粒の涙が溢れて出して止まりません。

「今日ね…。本当にね…。苦しくてね…。死ぬかと思ったと…。でもね…。」

「結婚指輪…見て…死んだらダメ…頑張らんと…いかん…って…思ってね…。頑張ったと…。」

涙で言葉にならない私に

「大丈夫!死なんから!美星ちゃんが俺を残して死ぬわけないがね。マイロとココアも待ってるよ。ココたんの赤ちゃんも見らんといかんとよ!」

「大丈夫よ。俺はずっと美星ちゃんの側におるから。おじいちゃんおばあちゃんになっても一緒にいるって約束したがね!」

そう言って力強く手に握りしめてくれていました。


その手は

温かくて…

優して…

すごく落ち着く手。

旦那様の優しい言葉を聞き、優しい手に包まれて安心したのでしょう。

いつの間にか眠りにつき、目が覚めた時、旦那様はもういませんでした。




息苦しさは改善されたけれど…

ドレーン挿入部の痛さは半端なく…

今度はこのドレーンの痛みに苦しめられる事になろうとはこの時は思いもしませんでした。




『大粒の涙』終。




入院中の経過はまたボチボチ体調と相談しながら書いていきます





それでは今日も
ポジティブシンキング
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今日も読んでくれた皆様に
素敵な一日が訪れますように

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