こんにちは
前よりも随分身体が動くようになって少しずつですが家事もできるようになりました
あまり無理してあれもこれも頑張りすぎるとダウンしてしまうので以前のようにバタバタ動き回ることは控えてますが
退院してからソファーに横になってうなってばかりだったあの日が嘘のようです。
あの時は食べることもですなくなり、体は弱り果てほんとにこのまま体調良くなる日が来るのだろうか?
と弱気な自分が顔を出していました
約5ヶ月前、ジオトリフの耐性ができて投薬が中止となり
この2年間で
①イレッサ
↓
②カルボプラチン+アバスチン+アリムタ
↓
③ジオトリフ
…と、治療してきた私はついに承認されたばかりで比較的副作用も軽く効けば長く効果が続くと期待されていた
④免疫チェック阻害剤オプジーボ(ニボルマブ)
の治療を受けることになりました。
過去に喫煙歴のないEGFR陽性の若年僧の女性はオプジーボが効きにくいと言われていることはネットなどを通じて知っていました。
『喫煙歴なし』
『EGFR陽性』
『癌になるには比較的若い年齢』
『女性』
私…
全て当てはまるんです
それでも一縷の望みを託してやらない訳にはいかず2週間に1度のオプジーボ治療を開始
効果が出るのに時間のかかる薬と言われてることもあり、効いてるのか効いてないのかもわからずもどかしい気持ちのままひたすら効果判定を待ち続けました。
その間に胸水は溜まり、酷い咳にうなされあっという間に歩くことも出来ない体に…
結果的にはオプジーボが効いておらずこの4ヶ月無治療状態だったのだから仕方ありません。
その間に私の中のガン細胞は「わーい!わーい」と喜んで仲間を増やしていったのです
左肺に転移が発覚しオプジーボは即中止。
オプジーボを希望の光と勝手に信じていたのですが光は届いてくれませんでした
でも、ここで立ち止まってる訳にはいかず次の治療に進まないといけないのですが
次に受けたいと望んでいる治療
⑤タグリッソ
はイレッサ、タルセバ、ジオトリフなどの分子標的薬で耐性ができた時に出現する『T790M』という遺伝子変異が陽性でないと使用することができません。
胸水が溜まりまくっている私は毎週のように胸水を抜いてもらっていてその度に胸水をT790Mがあるかどうか先生が検査に出してくれていたのです
最初のころ見つけることができなかったT790Mでしたが、何度か検体に出すうちにとうとう陽性であることが判明
即、タグリッソの治療に向けて準備を進めてくれるということでした。
一回で諦めず何度も検体に出してくれた主治医に感謝です
ここの病院ではT790M陽性が出た人がおらず私が初めてのタグリッソ患者。
先生も効果に期待してくれているようで
その期待通りタグリッソは今、私の体に効いてくれています
数ヶ月前歩くこともままならず食べることもできなくなって激やせし骨と皮状態になった自分を見て気持ち悪くてしょうがなくお風呂で泣いた日もありました
ソファーで横になっててもしんどくて…
夜ベットで寝ることもしんどくて…
何をするのもしんどくてしょうがなくて…
あの時はもう自分の命は長くないんだと悟り
とうとう命のカウントダウンが始まったのかと覚悟を決めた自分もいたけれど諦めなくて良かった。
体は弱っていったけれど、その間に沢山の友達が入れ替わり立ち代り病院や家に足を運んでくれて…
家族がいつも私の支えになってくれて…
妹も母が色んなこと協力してくれて…
ブロ友さんが連絡くれたり…
ブログを見てくださってる方が励ましのコメントくださったり…
それがすごく嬉しくて、心強くて、ここまで頑張ることができました
体が弱ったときこそ心の強さって大事なんだなぁ〜と、この数ヶ月を通して痛感しました。
まだ、まだ、完全復活ではありませんが沢山の人から沢山のパワーもらって早く以前の元気な私に戻れるといいな〜
早く元気になって私からも皆さんにパワーをお届けできますように…
それでは今日も
ポジティブシンキング
で頑張りましょう
今日も読んでくれた皆様に
素敵な一日が訪れますように
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