8月にパソコンが壊れ ブログの下書きやメモ 諸々のデータ 過去の画像等 全て消失しました・・・

自作パソコンを 創ることにに嵌ってましたが 一応完成して 環境も整ったので また飽きずにヘナのことを 書いていきたいと思います ヘナ始めてから 10年目ですしww

10年で 特にやり方が変わったり とかはしていません 少しずつではありますが デメリットの克服は見つかったとは思います。

酸熱トリートメントとヘナについては かなり相性はいいようです より効率的に 効果的に使えるように 未だ検証を行っています。

 

発色も濃くできました

 

簡素化した使い方を簡易酸熱と 勝手にネーミングしています グリオキシル酸と ジカルボン酸を ヘナと併せての施術方法ですが 酸熱トリートメントを5月から始めて 半年以上 延べ300名程度 色々なパターンや 数々の濃度を試してみて 無駄を省き 詰めていった結果 本当の意味での ヘナのデメリットを改善する使い方が出来始めています。 

まず

 ヘナの残臭を消すことに成功

 ヘナ後の シャンプーなどによる色落ちを解消

 鮮やかなオレンジ発色を オレンジブラウンの落ち着いた色に発色させる

 

要するに 匂い 色落ち 明るすぎる発色を 克服できました!!

 

更に 効果上乗せで 

❹酸熱トリートメントと同等(以上)の仕上がり 場合によっては 癖が伸びる

もう一つ 

今迄の通常を超える 長い持続性(ヘナ毛に特化

 

そんな使い方出来るようになりました。

簡易というのは サロントリートメントに伴う 放置時間や 加温 中間水洗やアイロン操作などを 根本的に見直し 結果余分なパフォーマンスを省き 塗布して 流すだけで 上記①〜❺までの効果が得られる使い方を発見しました。

以前のブログで ①と②については 検証しています。

③の発色について また毛束での実験ですが

 

まずヘナ染をして 2つに分けて 片方だけ簡易酸熱をしてみました

結果は!!!

 

染めた直後は 鮮やかなオレンジ色で 通常はこの後 空気酸化により 徐々にオレンジブラウンに発色が進むのですが 酸熱剤を塗布しただけで 発色が予想以上に進み目の前で酸化発色が終わります。 

 

①〜③まで この効果は強酸です。

グリオキシル酸のpHは 0.30のようで 実際pH計で計ってみると

0.10? すみません pH計に約0.2位の誤差があり結果的には 0.30位と思います。 

髪にとって良いとか悪いとかは置いといて この強酸により 酸化による 発色と定着 臭いの発生をすべて終了させていると考えます。

ただし 強酸性は 強烈な引き締めが起こることもあり ジカルボン酸を混ぜることで 櫛が通る程度のpHに調整しています。 

実際に塗布する際のpHは 1から2の間位 これでもかなりの強酸性です。

 

 

濃度調整した このトリートメントは 塗布した瞬間に髪の内部に取り込まれ 水置換?のような効果が起こります ジェル状の物が 一瞬にして消えてしまい 絞ると水しか出てこない ヘナしていない髪でも同じようなことは起きますが ここ数か月の検証により 多分 ヘナが入っている髪には より吸着が強いように思います。

 

❹酸熱トリートメントと同等(以上)の仕上がり 場合によっては 癖が伸びるについて

 

仕上がりですが 定期的にヘナ染をされている方で 前後を比較してみました 

 

 

 

毛先カットはしていますが もともとの癖が抑えられました 今までにない質感と艶 当然①〜③の 発色と定着 臭いの発生をすべて終了させています。

 

ヘナ毛でない髪でも 酸熱トリートメントで その場では結果は出ると思います ただ 怖いのは 元々傷んだ髪が 一瞬綺麗に見えてるけど 家でシャンプーしたらもっと酷くなったとか そうならないためにと セットでシャンプーやトリートメント等を購入しなければならない というパフォーマンスになってはいけないと思います(商売としてはアリですが・・) 傷んだ髪が治るわけではなく 進行させないためのヘアケアをお勧めしたいです。髪内部にヘナが充填され そこに酸熱が作用するので 傷みの進行は抑えていると思われます。

今の使い方は 上でも”簡易酸熱”と書いていますが ある濃度にして ヘナ染後に 塗布して流すだけ 時間にして+3分 ショートなら+1分で ヘナ毛であれば何も難しいこともなく 結果が出てしまいます。 

 以前のブログで ヘナに混ぜる方法も試していました 髪質が柔らかく コシのない髪には効きますが 色の入りが弱くなるので 白髪染めには向きません 白髪のない髪や 矯正でパサついた軟毛の方に対してのトリートメントとしていましたが 結局はヘナが入っている髪に作用させたほうが 効果的のようです。

 

また長々となってしまいました。 
次の ❺の持続については 次のブログに書きたいと思います。 

 

 続く