ナベです(`・ω・´)♪
いやー!
ゴールデンウィーク真っ只中ですねー!!
どこに行っても…人人人!
この時期のお出掛けは、毎年おっかないですね〜(^◇^;)
私は、6日に知り合いの方々と『キャンプデブグル』さんのサバゲー定例会へ参加する予定となっております♪
まぁ当たり前の様にナム戦装備での参加だと思われますので、既に参加予定の方は宜しくお願い致します(^◇^;)
さてさて!
そんな中で今回の記事ですが!
久し振りにカスタムの話題ですね♪
今回は、今まで結構な頻度で使ってました『G&P製 電動XM177E1』に電子制御メカボックスを組み込んでみた!…って感じの内容です(^^)
結果から申し上げますと、大幅な戦闘力の向上に成功したワケでありまして…。
今回の記事は全国のナム戦装備ゲーマーへ向けての内容として受け取って頂ければ幸いだなーっと思っております♪
ではまず最初に、今回組み込みをする電子制御メカボックスについて軽く触れておきましょう!
今回組み込むメカボックス…
『ARES製 EFCS』と呼ばれるメカボックスになります!
電子制御って事で、なんかそれだけで凄い!って感じがありますが、従来型のメカボックスと比較してみると、大きく違う部分が御座います。
それがこちら…
★セクターギヤに埋め込まれたネオジム磁石により、ピストンの位置を検出(ピックアップ)し制御する。
★トリガースイッチがマイクロスイッチ化されており、従来型のトリガータッチと比較するとレスポンス面で優れる。
大きく違うのはこの2点かと思われます。
従来型のメカボックスから、ポン付けでこのEFCSへ換装するだけでも、ある程度の戦闘力向上は見込めますが、せっかくの磁力ピックアップ機構があるのですから、今回はココを更に調整して『プリコック化』を試してみようと思います♪
※プリコック化とはピストンを『後退位置』で意図的に止める様にする事です。
ではここから、メカボックス本体調整+プリコック化の作業を始めて行きます!
まずは磁力をピックアップするパーツの取り外し。
(新型のEFCSはココが青いらしい)
このパーツが破損すると1発アウトらしいので、取り扱いはちょっと慎重に行きましょう♪
ちなみにメインスプリングはQDタイプなので、メカボックスを開かずに後方から引き抜く事が出来ます♪
分解前に必ず引き抜いておきましょう。
(これで安全にメカボックスが開けます)
ピックアップパーツとメインスプリングを外したらメカボックスが開けます。
※トリガー部分に小さなスプリングが付いてるので紛失注意ですね!
中身の確認をしてみるとかなり固いグリスがビッシリと塗られていました。
今回は綺麗に洗浄してタミヤのグリスに変えて組み付けて行こうと思います。
ベベルギヤの確認をします。
ノーマルは逆転ラッチが4枚でした!
今回はSHS製の6枚ラッチタイプに変更♪
『プリコック化』に合わせてセミオート重視の味付けにして行く事にしますよー!!
次にセクターギヤです♪
プリコック化に関してはかなり重要なパーツです。
今回は『セミオート重視』のセッティングを目指す為、珍しく少しハイサイクル寄りな調整にする事にしました。
(今までハイサイとは無縁のサバゲーライフだったので)
『APS製 ノーマルセクターギヤ』を購入し引き側1枚、解放側2枚の計3枚のギヤをカットします。
(ギヤの材質が硬いのでリューターを使いましょう!)
自作ではありますが13:1の『若干ハイサイクル寄り』なセクターギヤを用意しました!
セミオートレスポンスを求めたハイサイカスタムですね♪
次にそのセクターギヤへネオジム磁石を圧入します♪
(万力等を使わないと圧入出来ないので注意!)
写真は、既に磁石の圧入が済んだ状態ですね〜。
基本的には『バランス取り用の穴』に圧入して行くんですが、この位置によってプリコックのタイミングが大きく変動する事になります。
今回の圧入位置はこんな感じです。
(今後は7.4vバッテリーを使用するつもり)
プリコック位置に関してはバッテリー、モーター、メインスプリングの性能や状態によって変わるので、最適な圧入位置を見つける事が大事ですね♪
続いてピストン。
今回は13:1のセクターギヤに合わせて、東京マルイHCシリーズの純正ピストンを使用します。
(中古で300円にて入手♪)
ちなみにノーマルのままだと味気無いので、ピストンヘッドには穴開け加工を施しておきました…(^◇^;)
気持〜ち圧縮効率アップです(笑)
ギヤのシム調整が終わったら、次はシリンダーとノズル周り。
シリンダーはM4クラスの加速シリンダー、ノズルは個人的に信頼している『パカ山クラフト製 Φノズル』を選びました。
※シリンダーヘッドには、シールテープを使った気密処理も実施してあります。
さて!
以上でメカボックスのは準備が完了しましたが、今回はEFCSの利点その2でもあるトリガー部のマイクロスイッチに関しても、1つ加工をしてみようと思います♪
写真の様に、トリガー本体のストッパー部分に、厚さ約1.5mmのアルミ板をエポキシで接着してストロークのショート化を施してみます♪
※ストロークが著しく少なくなる為、写真の様にセイフティが機械的に掛かる部分を斜めに削らないと、セイフティが効かなくなってしまうので注意!
更にトリガーの軸部分に厚さ0.1mmのシムを入れてトリガーのガタ調整も実施しました♪
また…
メインスプリングはガンスミスバトン製の95クラスのバネを選びました。
続いてモーター!
今回は、かなり頑張ってロネックスA2モーターを奢ってみました!!
セミオート重視のハイサイクルセッティングという事で、フルオートサイクルを速くしたいワケでは無いんですよね…。
なのでロネックスのシリーズの中でもトルク重視のモーターを選びました!
(結果的に言いますが、このモーターかなりヤバいですww)
またバッテリーは7.4v 2000mAh(30c)で回す事にしました!
コレがXMのハンドガードスペースにピッタリのサイズ〜♪
こんなところで、とりあえずメカボックスだけを仮組みして動かしてみました♪
画像で分かると思いますが、加速シリンダーの穴の後方部にピストンヘッドが見えてるかと!
メカボックスを作動させると…
必ずこの位置でピストンが停止してくれてます!!
プリコック化は完璧に成功の様ですね♪♪♪
最後はインナーバレル周り!
最近では、私のお約束的なセッティングになってきた『面ホップ』ですね。
インナーバレルのホップ窓を削って拡大化させておきます♪
※使っているホップクッションは、ライラクス製の面ホップ専用クッションで、底面を少し削って、オリジナル形状に整形してあります。
また、今回のインナーバレル長は250mmですね♪
ホップパッキンですが、今回初採用してみました魔ホップ(硬度50)です♪
チャンバーに組んでから、ホップ突起を確認すると…良い感じの2点面ホップ!
コイツはなかなか良さそうな雰囲気です(笑)
さぁ!
以上の内容で組み付けて早速試射です!
0.2g弾での初速は93ms!
初速に関しては、かなり良い数値が出ましたね(`・ω・´)♪
(フルオートサイクルは秒間16〜17発)
というかですね…。
初速なんかよりも凄いのがセミオートのレスポンスですよ!!!
なんつーかもうトレポン並みなもんで…( ̄◇ ̄;)
セミオートでパパパンッ!
…っと小気味好く撃ち出す事が可能になりました!!
これはプリコックだけでなく、トリガーのショートストローク加工も、かなり恩恵が大きいと思います!
トリガーのストロークにして約1mm程動かすと作動しますので…(^◇^;)
(従来型メカボックスのトリガー位置と比較すると、トリガー位置だけでこれだけの差があります!)
あとはモーターですね…
ロネックスA2の凄まじい反応速度の恩恵も有り、このレスポンスが生まれてると思います( ̄◇ ̄;)
ただ、ピニオンのギヤ鳴きがちょーっと大きいかな(笑)
今度ピニオンだけは交換してあげましょうねー(^^;
何にせよ結果的にセミオートで圧倒的な速射が可能になりました!
勿論、弾道等に関してはフィールドに持参してからの試射で明らかになる部分は多いんですが、この作動に関しては本当に凄いの一言ですぅ…( ̄◇ ̄;)
とまぁ!!
今回、XM177という事で見た目は古臭いですが、中身は昨今の電動ガンカスタムメニューとしても、かなり新しいシステムの導入に成功したカタチとなり、そこから更に手を加える事で素晴らしい性能アップが図れました♪
また!
プリコックの注意点としましては、保管時にもメインスプリングが常に縮められた状態になってしまうという事例があげられます。
これに関して、僕の場合11.1vバッテリーで作動させる事で、モーターをオーバーランさせメインスプリングを解放位置にする、という手法で対応しておりますので、気になった方は参考にして下さい(^^)
何より今回のこの記事で各地のナム戦ゲーマーの戦闘力が少しでも向上してくれたら嬉しいですねー!!
現用装備…!
トレポン…!
そんな相手でも真っ向から立ち向かえる…
ナム戦ゲーマー!!!
そんなのだったらメチャメチャイケてますよね(^◇^;)!!
是非とも今回の記事を参考にして頂けたらと思いますので…
最後に今回のカスタムデータの一覧を記載して終わります( ̄^ ̄)ゞ!!
長い内容でしたが最後まで付き合って下さって感謝です(*^ω^*)♪
☆ベース機種→G&P製 電動XM177E1
★メカボックス→ARES製 EFCS
★ベベルギヤ→SHS製 ラッチ6枚
★セクターギヤ→APS製 スタンダード(ギヤカット3枚&ネオジム磁石埋込加工)
★ピストン→東京マルイ製 HCシリーズ用純正(ヘッドのみ穴開け加工実施)
★シリンダー→M4用加速シリンダー
★シリンダーヘッド→ARES製 ノーマル
★ノズル→パカ山クラフト製 Φノズル(M4用)
★メインスプリング→ガンスミスバトン製 95クラススプリング
★スプリングガイド→ARES製 ノーマル
★モーター→ロネックス製 A2モーター
★トリガー→ショートストローク加工実施
★インナーバレル→ノーマル真鍮バレルを250mmにカット&ホップ窓拡大加工
★ホップチャンバー→ライラクス製 パーフェクトメタルチャンバー
★ホップクッション→ライラクス製 ホップテンショナー(面ホップ対応品を一部加工して組み付け)
★ホップパッキン→魔ホップ(硬度50)
★バッテリー→リポ7.4v 2000mAh 30c
★ハンドガード下部にM16A1グリップを用いてフォアグリップとして装着
★ストック→奇兵隊製 アルミストック
※メカボックスのシステム上、FETは必要ありません。
ではまた!
ベトナムの地でお会いしましょう♪
ナムナム〜(*^ω^*)♪
※『第4回 かめナベ会』の開催についてはコチラをクリック!⬇︎