ということでメルパルクホールまで行ってきました地下鉄大御所バレエダンサーばかりの豪華ステージでしたよ。


アラフォー女の初めて始めるバレエ

すべてどうやって音取りするの~?な作品ばかり。ダンサーの方達は技術を完成させた上に‘氣’で踊ってらっしゃるのだと思いました。


 備忘録として一言づつ感想を記しておきます。


「トキ」 (世界初演)
コンセプト:津村禮次郎 
振付・構成・演出:小尻健太
出演:酒井はな 山田勇気 津村禮次郎 ほか 


 能楽師とバレエダンサーの融合はお見事です。それぞれは全く違うのだけど、能楽師の訴えをバレエダンサーが体現し、バレエダンサーの苦しみを能楽師が包み込んでいるよう。厳かで神々しく幽玄の美がありました。


「譜と風景」 (再演)振付:アレッシオ・シルヴェストリン
出演:横関雄一郎 金田あゆ子


 シンプルだからこそ何も隠せない!そして真理が宿る!と思いました。


「ラフマニノフ・ピアノコンチェルト第3番」(日本初演)
振付:ウヴェ・ショルツ
ゲスト出演者:酒井はな、西田佑子、富村京子、坂本香菜子、藤野暢央、奥村康祐、 

ほか 総勢30名程度 (予定)
振付指導:木村規予香、ジョバンニ・ディ・パルマ


 Tまるで森の中に迷い込み美しい鹿の群れに会ったかのような錯覚を覚えました。数人がかりとはいえポワントのまま女性が男性を棺のように運ぶのも初めて見たし、すんごい幅広のエシャッペも印象的でした。あっ、よくエシャッペをもっと広くと注意されるせいかしら?私の場合は足が短いから仕方がないのです(笑)

 中盤から獰猛な動物にも出くわしたりして、展覧会の絵のような流れでその場面で個々に楽しめます。舞台全体が壮大で終わった時は涙がでそうになりました。

 大好きなTHE バレエカンパニーオブ横浜のめぐみん さんも出演されていて、プロフェッショナル魂むんむんでした。


 あ~、もうこんな時間。明日も公演があるので気になる方は当日券をチェキしてみたらいかがでしょう?