図書館の貸し出しカウンターに並んでいたら、ワゴンに返却されたばかりの偉人伝がっ!!
子ども時代はバレエという言葉も知りませんでしたし、大学時代にお付き合いでプリセツカヤを上野で観ても寝ていました。
あの頃の私をぶん殴りたいっ!!
政治や社会に翻弄されてもバレエを愛し抜いたプリセツカヤ。
さほどバレエに興味ない娘も何故か貪り読んでいました。
バレエの神様に愛し愛され今日のバレエ界を揺るぎないものに築き上げた一人でしょう。
自分への励ましのために表3、表4にまとめられていたプリセツカヤからの言葉だけ写しておきます。
人の善意を忘れるなという遺伝子の声を、今までも信じてきたし、これからも信じていくだろう。
私が決して失望しなかった唯一のもの、それはバレエです。
私の人生は戦いの連続でした。
力尽きて倒れることもなく、屈することもなく、耐えぬいてこられた。
自分にあたえられためぐみに感謝しています。
大切なのは、音楽につられて踊るのではなく、音楽を踊ることです。
踊りは、何よりも見る者の心を揺り動かすものでなければならない。