クリスマスプレゼントは何にする?
それについて夫婦で話し合う時間もまた大切だなぁと感じました。
我が家のおもちゃはとても少ないです。
それでも飽きられたことはないし、
そもそも家にはいないので、
1日数時間だけを過ごす家の中には充分です。
おもちゃは、
お祝いで頂くもので充分足りています。
あとは、誕生日とクリスマスです。
我が子が生まれる前、
子どもと接する仕事をしていて、
がっかりしたことがありました。
それは、モノをぞんざいに扱う子の多さです。
なくしても、代わりのものは手に入れればいい。
そんな姿はとても悲しく見えました。
こんなこともありました。
学校から貸したものを、
ある子がなくしてしまったのです。
その子はなくしたことを担任にも言ってきませんでした。
連絡帳にお母様から一言、
『○○をなくしたようです。すみません。弁償しますので、どこで買えるかおしえてください。』
一人息子の教育に熱心な方でした。
生意気にも意見させて頂きました。
『お気持ちありがとうございます。せっかくの機会ですから、お子さんのためにも3人で探しませんか?必死になって探す姿をお子さんに見せませんか?』
結局、担任を巻き込むのは悪いと思ってくださったのか、
親子で放課後に一生懸命探してくれました。
なくしたものは、
子どもの体操着袋からでてきて、
その日のうちに、
職員室にニコニコしながら届けに来てくれました。
お母様からも、
感謝のお言葉を連絡帳にて頂きました。
クリスマスプレゼントをどうしようか考えているとき、
夫婦で子どもたちに与えるものについて話しました。
必要最低限のものでいいこと。
児童館や支援センターで遊べるものは特別用意しないこと。
今あるおもちゃを大切にして、
工夫して遊べるようにすること。
ただし、
文字と音楽はシャワーのように浴びさせる。
あくまでも我が家の教育方針ですから、
そうでない家庭を否定したり、
意見したりするつもりは毛頭ありません。
私たち夫婦自身が、
たくさんのモノに囲まれて生きていても、
全てを大事にすることができない人間なので、
シンプルに丁寧に暮らすことが、
本当の豊かさにつながるんだと思っています。
そして、その価値観を、
子どもたちには受け継いで欲しいなーと、
そう感じています。

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