全国の北九州動物愛護推進委員会応援団の皆様

随分と朝晩は涼しくなってきましたね。

 

推進委員の踊り子です。

 

昨日の譲渡会では、沢山の応援を本当に有難う御座いました!!

日本アニマルケースワーカー協会さんのブログで、バザーの売り上げや有難いご寄付などの結果を拝見して、心から感謝しています。

 

さて、今年に入ってからのいくつかの譲渡会で、質問、というか、相談というか、よく聞かれたり、個人的に知人から相談されたりする事があるのですが、保護犬猫の譲渡に関して、一体どのくらいの金額が要求されるものだろうか?と。

大抵、質問して来られる方は、他の団体さんの譲渡会にも行かれて、そしてその金額にいささか驚かれて、私たちの譲渡会にいらして質問なさるようです。

 

ここからは、踊り子の個人的な意見なのだけど、市内だけでもたくさんの保護団体さんがありますし、個人で保護されている方もたくさんおられると思います。

だから、その譲渡のやり方も十人十色、というか、様々だと思うし、そこはそれぞれの信条もあることだし、統一なんて出来ない事。

 

けれど、場違いな金額を要求されたとお聞きすると、ちょっと複雑な気持ちになります。

だって、一般の方は、どこでも愛護団体だとそのくらいの高額な金額を要求される、と思われるからです。

で、あまりに高額なのである意味怖くなって、「やっぱり愛護団体から譲渡を受けるのはやめておこう。」となり、それでもしっぽ付き家族と出会いたくて、ペットショップに足を運び、そこで選ぶという・・・。

 

特に、驚いているのは「保護犬猫」として、法外な金額を要求するということ。

しかも、その子達の今持っている病気を知っていながら、殆ど治療がなされていない、ということ。

これは、保護している、という状態ではないと思います。

 

少なくとも、私はそう感じます。

 

また、「して貰わないと困る寄付」みたいなカタチで、金銭の要求がある場合も・・・。

ちなみに「寄付」という行為は、決して強制ではないはずです。

だから、「してもらわないといけない」となると、そこは寄付ではなくて、金銭の授与ですよねー。

 

この譲渡を受けるか否か、という問題は、もらい受けたいと願う方が色々と調べたりする必要もあると思うし、面倒に感じるかもしれないけれど、この先何年間も共に生きていくしっぽ付き家族と出会うためなので、そこそこ頑張って頂きたい。

 

とにかく団体さんから譲渡を受けようとして、どうしても納得できなかったら、とりあえずやめておく、というのも一つの方法かと。

これだけたくさんの団体さんがいるのだから、どこかに自分の価値観と一致する団体さんなり、個人ボラさんなりがいらっしゃるはずです。

 

私としては、とにかく不幸な子が一匹でも幸せになってほしい!!

同時に、新しく飼い主さんとなって下さったご家族にもしっぽ付き家族が来てくれたからこそのシアワセを感じてほしい!!

 

そのためには、やっぱり自分の価値観と一致する団体さんやボラさんとの出会いが不可欠だと思います。

たまたま、出会った団体さんなりがちょっと違うと感じても、世の中の愛護団体全てがそうであるわけはないので、どうか百聞は一見に如かず、の精神で、気になる団体さんにアプローチして、イロイロと聞いてみてほしいです。

 

とりあえず、世の中のすべての動物愛護団体さんが「怖い団体」ではない、ということを改めて、お知らせしておきたいと思いました。

(中には、怖い処もあるかも、ですよー)