まいど、北田です。
以前から、
【リスク】ついての記事は、
幾つか書いてきたけど、
【リスク】について理解を深めるために、
「経済学におけるリスク」と、
「投資におけるリスク」の違いを考えてみよか。
まずは、
経済学での「リスク」。
経済学では、
リスクのことを、「不確実性」と言う。
●リスクが低い
→不確実性が低い(確実性が高い)
●リスクが高い
→不確実性が高い(確実性が低い)
ビルの屋上の端に立つことは、
転落の可能性があるため、リスクが高い。
でも、
一旦転落してしまえば、
確実に死ぬため、リスクはなくなる。
と、いう認識。
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同じリスクでも、
投資・運用の世界では、
リスクというと「ブレ幅」のことを指す。
●リスクが高い
→ブレ幅が大きい(株など)
●リスクが小さい
→ブレ幅が小さい(債券など)
リスクが高いもの(株)と、
リスクが低いもの(債権)に投資すれば、
平均のブレ幅を抑えることができる。
(当然、得られる利益も抑えられる)
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一言で【リスク】と言っても、
「経済学的なリスク」の意味か、
「投資でのリスク」の意味かを、
見分ける必要があんねん。
どっちにしても、
今の世の中で生きてる限り、
「リスク」が付きまとう。
やから、どんなけリスクが嫌いでも、
全てのリスクを避けるのはムリ。
逆に、どんなけリスクが好きでも、
自分の身の丈以上のリスクは負われへん。
リスクが嫌いやからと、
リスクから目をそむけて何もせんと、
将来、必要以上のリスクを
負わなあかんようになる。
一番怖いことは、
自分が行動する(しない)ことで、
どこにどんなリスクが潜んでるかが、
分からんこと。
リスクと向き合うことで、
自分の負ってるリスク、
自分が負わされてるリスク、
そして、
「負うべきリスク」を把握しとくと、
いざという時に役立つと思うで。
まとめ
「リスクは、子供にとっての野菜。
摂らないことで苦労するのは、自分。