稼げない理由 稼ぎたい理由
－－（M）先日、梶さんのワンコインコンサルを受けさせていただいて、内容がすごくしっくり来たので、また強みなどのお話が聞きたいと思いました。
（梶）コンサルではどんな話をしました？
－－（M）私は、好きなことはできているんですけれど、稼ぐってことにあんまりフォーカスできてなくて、それを切り分けたらいいんじゃないかと。
「人の役に立ちたい」「稼ぎたい」「好きなこと」「自分を生かす」というところを切り分けてやるといいんじゃないか、というアドバイスがいいと思ったので、ここ１カ月くらい意識して過ごしました。
（梶）やってみてどうでした？
－－（M）私は、稼ぐところに意識が向いていないので成果が出ていないということがすごくわかりました。
（梶）でも、稼ぎたいんですかね？
－－（M）う～ん、稼ぎたいには稼ぎたいんですけど、そこまでじゃないと思うんです。
（梶）現実的にお金に困っているとか、そういうわけじゃないということですか？
－－（M）そうですね。
でも正直、このままでは生活は成り立っていかないので、それなりにやっていきたいなとは思うんですけど。
（梶）生活は成り立っていかないんでしたっけ？
－－（M）そうですね。
今は、特別何か仕事をしていないので、貯金を切り崩しているという感じです。
一緒にいる意味がない
（梶）ご家族はいらっしゃらないんですか？
－－（M）夫はいるんですけど、夫もほぼ働いていないです。
（梶）ご主人が働いていないのは、何か理由があるんですか？
－－（M）なんですかね。今は、犬の世話で明け暮れているという感じです。
（梶）ご主人は前も働いていなかったんですか？
－－（M）前は働いていて、栃木に移住したんですが、それで仕事を辞めてフリーで動画編集のようなことをやっていたんです。
でも、あまり成果が上がっていないという。
（梶）ご主人はどうしようとしているんですか？
－－（M）そこがちょっとわからなくて。
なので、私は別に、相手にあまり期待していないというか、期待するとつらくなってしまうので、そこは自分が生活を支えていった方がいいんじゃないかなと思っていて。
（梶）その考え方が違いますね。
その考え方をしていくと、あなたのところに集まってくる人って、駄目な人ばかり集まってくるんですよ。
あなたは許してくれる人じゃないですか？人って許されたらどこまでも許されたくなる。
要するに学校でも仕事でも、さぼりだしたらさぼるじゃないですか？
さぼりだすまではさぼらないけど、さぼりだして「さぼっても問題ないな」となったら、めちゃくちゃさぼるようになってくるんですよ。
そもそも、さぼらない人はさぼらないんですけど、話を聞いているとご主人はさぼる人じゃないですか。
－－（M）そうですね。でも、家のこととか結構やってもらっているので、そこは役割みたいなのがあるのかなと思っていて。
（梶）そこは、そもそもあなたが、収益活動が得意な人と思えないんで、そこを役割とすると両方とも稼がないという。
それって不幸な先行きしか見えないんですけど。
－－（M）そうですね。でも逆に夫に「稼いで」とか言ってケンカになることもいままで結構あったので、あんまり自分の中で期待したくないんですよね。
（梶）そもそも期待したくなかったら、あなたが二人分稼がないといけないということじゃないですか？
それって大変じゃないですか？
－－（M）そうなんですよ！
（梶）それなら一人分の方がよくないですか？
－－（M）そうですね。
（梶）だから、今の話を聞いていると、一緒にいる意味があんまりない気がします。
－－（M）そんなところも確かにあるんですけど…何とも言えない。