強みマネジメントのすすめ -3ページ目

強みマネジメントのすすめ

強みパターンを発見し、強みを実際に使いこなしていく、

こんにちは。梶事務局です。

 

梶さんは、強みコンサルタントとして、自分の強みも活かして、他人のビジネスや人生にいろんなアドバイスをしています。

が、なんと!梶さんは自分のビジネスには強みが使えないらしい。

 

そんなこともあって、梶さんの今の仕事の進め方は他力本願。

どんなふうに他力本願にビジネスを進めているのか?

そんな話をまとめました。読んでみてください!

 

※こちらの記事は、大串智紀さんと梶のライブ配信の内容をまとめた「梶さんの過去をインタビューその2」の続きです。

 

 

  自分のビジネス構築に関わらない

 

 

――(大串)本当に、僕が想像していたのとは違うというか、いろんなことを経験して今があるんだなと初めて知ってちょっと驚きました。

 

(梶)その時々でやっていることは違いますが、コンサルしているとか、今でもたまにセミナーして教えるということもやっていますし、それは変わっていなかったりしますが、その周り全体で僕のビジネスを見ると結構形は変わっています。

 

――(大串)周り全体で見るとはどういうことですか?

 

(梶)ビジネスそのものなんで、ビジネスを「マサエ」ととらえるなら、マーケティングしてサービス作って営業するという一連の流れとすると、僕は10年くらい前から強みビジネスをはじめていますが、その時のビジネスの形と今の形では全く違います。

 

――(大串)どういうふうに変わっていているんですか?

 

(梶)以前は、マサエをなんとかマサエにしようとしていました。

 

自分を中心に自分が全部関わるようにしていました。今は、できるだけビジネス構築に関わらないようにしようとしています

 

――(大串)それはスタンスが変わったんですか?そういう流れに自然になったんですか?

 

(梶)自然になってきていますね。今、自分で自分のビジネスを構築しようと思ってもうまくできないですね。

 

――(大串)じゃあ、また今は新たな流れになってきているということですかね?

 

(梶)新たな流れというか、この形で去年10月くらいに強み総研のコンサルに加わることになったんですけど、強み総研のコンサルに加わるということ自体、そのビジネスでは僕は主体じゃないじゃないですか。

 

強み総研さんのビジネスの一部を担うという形になっているじゃないですか。

 

それまでのビジネスでは僕が主体でやっていたので、そういうやり方じゃないやり方を採用しているんですよ。

 

そういうことを以前、部分的にやっていたりしたんですが、どうも自分が主体的にやるよりも、他人のビジネスの一部を担うとか、他人と一緒にやるとかの方がうまくいきやすいんですよ、僕の場合。

 

その流れに沿った方がどうもうまくいくのかなというふうになってきて、「これから自分のビジネスをどうするか」ということを、大串さんにもお手伝いいただいて話をするときも、あんまり僕は主張しないんですよね。

 

なぜかというと、僕のビジネス作りに僕の意見を言わない方がいいのかなと思えていて。

 

 

  自分に強みを使わないと決めている?

 

 

――(大串)なんか不思議な話ですよね。

 

ビジネスコンサルタントとして他人にアドバイスするのに、自分のビジネスでは自分の意見を入れないっていう流れになってきているというのはおもしろいですよね。

 

(梶)ある時に、松原靖樹さんと話をした時に、「どうも僕は自分にコンサルができないみたいだ」と言うことを話したんですよ。

 

その時に、彼が僕にコンサルしてくれて、その時に言われたのは、「梶さんは自分に強みを使わないと決めたみたい」と言われました。

 

「決めたんですか?」みたいに僕は話をしたんですけど、「決めたんですけど、そちらの方がいいという確信があるようだ」という言われて。

 

ずっと僕も思ってたんですけど、他人にアドバイスをバンバンしているのに、なぜ自分に対してコンサルできないんだろう。やり方がないかなと思って、いろいろ試してみたんですけど、どうもしっくりこないと思っていたら、そういう話をされて。

 

あっそうなんか!自分で「本当にいいのはそっちだ」と思っていて、自分でそうしているのかなと。

 

そこからは、なるたけ自分にコンサルをしないようにとしているんですが、自分でビジネスをすると自分で組み立てようとするじゃないですか。

 

で、結果として、いろいろ試していっても、あまりいい方向に進まなかったんです。

 

そうじゃなくて、他人にゆだねるとか流れに任せるとかいうやり方をした方がうまく運ばれるんですよ。

 

今も自分で能動的に自分のビジネスに取り組もうという気持ちが沸き上がる時があるんですよ。でも、それはなぜか進まないという。

 

 

 

  お金儲けじゃなくて人儲け

 

 

――(大串)じゃあ、結構、他のところからの流れに乗るというビジネス構築の流れになっているという感じですか?

 

(梶)厳密に言うとちょっと違うんですけど、でもそんな感じですね。

 

「流れにのる」というよりも、自然に構築されている形をとろうとしているみたい。

 

それに必要な要素は、例えば、ライブ配信とかで、自分主体でライブ配信をする事はしていないんですが、「コラボでライブ配信しましょう」と言われると出ていったりしているじゃないですか。

 

だから他力を使ったりして、他力を自分の中で使っていこうとしているんで、他力を使うことに関わることはやっていこうという感じですかね。

 

――(大串)他力がうまく使えるようにそこは自分で動いていこうとしているという感じですか?

 

(梶)そうですね。意識して声かけられたらそこに乗っかるとか。

 

乗っかる時には自分の収益とかは関係ないとかじゃなくて、取りますよとやっていく。

 

――(大串)じゃあ、今、梶さんと何かやりたいという人はチャンスですね。

 

(梶)今年の下半期は、いろんな人に伝えているんですけど、「お金儲けじゃなくて、人儲けに走りましょう」と伝えているんです。

 

だから、人との出会いを大事にしていく方がいいって、僕の中でなっているんで、自分もそうしているなという話なんで。

 

――(大串)じゃあ、梶さんと何かやりたいという人は声かけても大丈夫と言うことですか?

 

(梶)声かけてください。

 

――(大串)梶さんと何かやりたいという人は、チャンスなのでぜひ声をかけてください!

 

(「梶さんの過去をインタビューその4」に続く)

 

【梶さんの過去をインタビューシリーズ】

宝石ブルー完全に二次でした~梶さんの過去をインタビューその1

宝石ブルーやりたいことがわからない人でした~梶さんの過去をインタビューその2

 

 

※この記事の内容をアーカイブ動画でご視聴いただけます。

 

 

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何かしたいけど、何がしたいのかわからない。

そんな方って、意外に多いと思うのです。

 

「何かが違う」と思いながら、これと言ったことが見つからないまま日々を過ごし、最近は焦りさえ感じる。

そんなふうに感じているなら、ぜひ今日の記事を読んでみてください。

 

一歩を踏み出せるヒントが得られるかもしれません。

 

※こちらの記事は、大串智紀さんと梶のライブ配信の内容をまとめた「梶さんの過去をインタビューその1」の続きです。

 

 

  やりたいことがわからない人でした

 

 

――(大串)会社員をやっていたということなんで、起業をするタイミングがあったと思うんです。起業のタイミングはいつだったんですか?

 

(梶)僕って、ずっとやりたいことがないというか、わからないという人だったんです。

 

それはもしかしたら自分をあきらめているからそうだったかもしれないんですけど。

だから会社員になったものの、「何か違う」と転職とかしていたんですよ。

 

転職するにあたって、いたところでは活躍していたりしたんで、評価はされていたりしたんですよ。

 

評価されていたけれど、組織、上司に従わないとかしていたら、何年かやっていると嫌になっていくとか、「ここは違う」と思っていたら他のところから声をかけられて移っていくとかしていたんです。

 

30代くらいの時から、組織は嫌だなと思っていたんですよ。もっと前から嫌だなと思っていたとは思うんですけど、明かになったのはそのくらい。

 

それで何かやりたいと思ったけれど、何やっていいかわからない。

 

僕は今でいうIT系、その頃で言うコンピュータ、システム系という業界にいたんですけど、初めはエンジニアで入って営業に代わって、それぞれの仕事とかはわかるんですけど、会社の仕組みとか経営とかわからなかったんで、それを学ぼうとしたんですよ。

 

今の自分からすると、それをまず学ぼうとしていたこと自体、間違っているよなと思うんですけど。

 

起業スクールみたいなところに行って、受けていると周りは経営者ばっかり、その中にサラリーマンがいるという感じで、行って勉強していたけれど、やりたいことは見つけられないまま。

 

でも、「このままじゃいけない」というのは思っていた。

40代になってから焦りの気持ちが強くなって、「このままじゃ絶対アカン」と、起業しようとしたんですけど、うまくいかなかったんですよ。

 

何度かチャレンジしたんですけどうまくいかなかったんですよ。

 

――(大串)40代になって自分で何度かチャレンジしてみたけど、うまくいかなかったということですか?

 

(梶)何をやってもうまくいかなかない。

 

 

  起業も家庭もうまくいかなかった40代

 

 

――(大串)その時は、30代でスクールで勉強されていた内容は、頭にあったと思うんですけど、それを駆使してもうまくいかない?

 

(梶)そうです。それを40代になってから、いわゆるマーケティング、当時はダイレクトレスポンスマーケティングとか流行っていたんですけど、そういうことをやっていたけどうまくいかない自分がいて。

 

トライするときに自分が持っていたお金も尽きて、他人からお金を借りてやったけれど、うまくいかない。

 

結局、お金が回らなくなって、起業している最中にサラリーマン生活もやめて。

 

当時の自分の考えで行くと、背水の陣みたいな感じで「ここにいるからダメなんだ」みたいな、全部手放した方がうまくいくんじゃないかと思ってやめて、チャレンジしたけどダメ。

 

そうこうしていると、当時地方に住んでいたんですけど、お金がなくなって、家庭もうまくいかなくなって、離婚して、当時持っていた自宅を手放して。

 

――(大串)けっこう40代は壮絶だったんですね。

 

(梶)今から思うと、壮絶とはいかないけど、めちゃめちゃ大変でした。

今から思うと間違っていたところで、めちゃあがいているなと。

 

――(大串)そのころは自分なりには一生懸命やっていたけれど、自分を活かせていたかというとちょっと、今考えるとだいぶ間違っていたなという感じですか?

 

(梶)思いっきり間違っていましたよね。

 

40代後半でそういう状況になって、何もなくなった後、自分は東京に出ようと思って東京に出てきて、友達を頼って、友達のところの会社で仕事を適当に作ってもらって、月々お金をそんなに多くはないけれどもらえるようにして。

 

そうしたら知り合いのサロンをやっている経営者の方がいて、そのサロンに「夜泊まって使ってもいいよ」と言ってもらって、という生活とかを半年くらいやっていたりして。

 

起こった出来事だけ見ると、結構、悲惨であったのは確かですね。

 

 

  失敗しまくった時、強み理論に出会った

 

――(大串)今の梶さんの状況を見ていると、それこそコンサルとか受けたりしている人からすると信じられないエピソードばかりかと思うんですけど。

 

(梶)何もかも失敗して、最終的に失敗してしまったときに、それでも何かを探していたんでしょうね。あきらめたくなくて。

 

そこで見つけたのが「強み理論」です。

 

――(大串)強み理論に出会ったときは、凄く衝撃的だったって感じですか。

 

(梶)当時は「これかもしれない」と思ったくらいで衝撃までいってないですよね。

 

――(大串)バシッときたという感じじゃなくて、「これならいけるかもしれない」という感じですか?

 

(梶)たぶんそうじゃないですかね。

 

その前のマーケティングとか学んでいる時もそうなんですけど、僕はのめり込むとめっちゃのめり込む方なんで、強み理論を知った後は強み理論にのめり込んで、松原靖樹さんのコラムとか読みこんで、受けられるセミナーも全部受けていってってやってましたね。

 

――(大串)そこから自分のビジネスの方で強みを活かしてやっていくという形になったんですか。

 

(梶)そうですね。

 

そこから、自分で東京出てきたときに当時一緒に勉強していた仲間が割と助けてくれて、気にかけてくれたりして。そういう人たち向けに勉強会開いたり、コーチをしたりして。

 

その中でマーケティングの知識とかがあったのと、人に「あなたはこれをやるといいと思う」とか、アドバイスは学んでいる時からうまかったんですよ。そういうふうに人からも良く言われていて。

 

これも今思うと自分の強みが発動されていたと思うんですけど、その人の隠れているところがあったり、どうすればうまくいくかがわかる強みがあったんで、そういうのをやっていたと。

 

あともう一つ大きなポイントは、強み理論を学ぶだけじゃなくて、自分の強みを知ろうとしたんですよ。どういう強みがあるんだろうと。

 

――(大串)自分自身にもどういう強みがあるかを知るようにしたということ?

 

(梶)どちらかというとそっちが先かもしれません。

 

強み理論に入っていくと、自分にはどういう強みがあるんだろうかと思っていって、手あたり次第、強み発掘とか受けましたね。

 

――(大串)いろんな人から受けた?

 

(梶)いや、僕は誰彼構わず受けるのは嫌なんで、選ぶんですよ。

 

何人かやっていた人の中からぴんとした人を選んで、ある人から3ヶ月連続で強み発掘を受けたりしていました。

 

その人はスピリチュアル系の人で、ジョブフィードバックシートから強み発掘をするという人ではなかったんで、感というか何かが見えている、どこからか見出してくる感じの強み発掘をしていたんで、行くと毎回違う強みが出てきたりしたんです。

 

そういうのとか、いろんな人に見てもらったりしていました。

 

 

  コンサルの仕事に行きつくまで

 

 

――(大串)そうやって自分の強みを深めていくっていう時期だったと思うんですけど、それをビジネスってその前までのビジネスコンサルタントみたいな誰かの相談に乗るみたいな仕事はしていなかったということですか?

 

(梶)いや、東京に出てからはそういうことをやりだしたり、どっちかというとセミナー講師っぽい仕事がメインでした。

 

マーケティングのスキルを教えるとか、強み理論を知ってからも4つのポジショニング理論を教えるとかもそうですし、教えるということがメインでやっていました。

 

――(大串)セミナー講師みたいなのがメインだったんですね。

 

(梶)やりだしたときはどちらかというとそっちがメインで、ただセミナーをやるとセミナーの中で個別で対応しちゃうんですよ。

 

それは強み理論、エスモーズ理論の中では正しいやり方なんですけど、一般的じゃないんですよ。一般的にセミナーの中で個別対応していたら大変じゃないですか。

 

なんですけど、僕は個別にしか教えることができなくて、やっているうちにコンサルっぽくなっちゃうんですよ。

 

――(大串)一般のセミナーで一対多で教えるというよりも、コンサルっぽくなっちゃう?

 

(梶)一対多なんだけれど、そこで質問とかが出て対応していると、完全に個別対応、個別化となっていたんで、それがまあまあ評判が良くなったりして、そうするとグループコンサルみたいなことをやってみたらと言われて、やってみたらそっちの方が評判良くなってきたりしたんですよ。

 

――(大串)セミナー始まりだったけれど、そういう変遷をたどってきて、今やっているようなグルコンだとかに形態が変わっていったということですか?

 

(梶)その間にあったのは、起業講座とかビジネスを教える講座をやりながら、ビジネス以外でも強みの活かし方を教える講座とかをやっていたんですが、講座の中でコンサルを入れていくということをやっていたんです。

 

今は、講座の部分がほぼほぼなくなって、コンサルだけやっているという。

 

――(大串)グルコンとか、個別コンサルとかに移行しているっていうのが今の形ですか?

 

(梶)今はそうなってしまってますね。

 

 

  これまでのプロセスがあったからこその今

 

 

――(大串)スムーズに自分はこれがあっているからこれをやっていこうじゃなくて、いろんな変遷たどって今があるってことですか?

 

(梶)いきなり変えても変えることってできないんですよ。自分自身はいきなり変わるわけじゃないじゃないですか。

 

ある部分変わるというのは知覚が広がったりして変わるんですけど、例えば強み理論みたいなのがバーンと入ってきて、そこの変わるじゃないですか。

 

それが潜在意識に入ってきたりして変わったりするけど、過去からやってきている部分って変わらなかったりするじゃないですか。

 

それでやる時には、新しい自分だけでは無理だと思うんで、両方を繰り合わせた形でやっているんだけど、強み理論を知るまでのビジネスのやり方を結構大きく使いながら、そこで強みを活かしていると思うんですよ。

 

――(大串)前に学んでいたことも使いながら、そのあとやっていくという感覚?

 

(梶)そうそう、その形でやってた。

 

自分が得意じゃないことも一生懸命やってたし、ビジネス的にやった方がいいということも一生懸命やろうと当時はしていたんで、それをやってそこで過ごしていって、その段階で「これは違うな」と思うものを外していって、自分の中の「これはずっとできるもの、自分の本当の強みだな」という物をより残していってみたいなことをやっていって今みたいな形になったということ。

 

――(大串)今みたいな形になったっていう、最終的には自分に合ったもの、そぎ落とされたものになったけれど、逆にその前の過程があったからこそ今の形にそぎ落とされた、足し算いっぱいしたから引き算ができたという感じの意味?

 

(梶)そうですね。それが途中プロセスがなくてできてたら、それが正解かどうかわかんないですよ。

 

やっていきながら違うところを外していって、合うところだけ残していってより充実していくっていう、そういうプロセスを組んでいくから、結果として、「あ、やっぱりこのやり方があっているんだな」とわかっていくんで。

 

(「梶さんの過去をインタビュー その3」に続く)

 

※この記事の内容をアーカイブ動画でご視聴いただけます。

 

 

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こんにちは。梶事務局です。

 

梶さんにも、失敗だらけでうまく一定な時期があった。

 

これまでのライブ配信やブログでも、時々、言ってきましたが、梶さんにもうまくいかない時期がありました。

起業してもうまくいかないことだらけ、そんな時期を超えて、今は強みコンサルとして活動しています。

 

そのうまくいかない時期って、どんなだったの?

どういうふうに強みコンサルになったの?

強みコンサルになる前は何していたの?

 

という話を、今回、大串智紀さんとのライブ配信で話しました。

 

その内容を記時にまとめました。

うまくいかない時期があっても、なんとかなる!

そんなふうに思える話です。

 

自分のビジネスやプライベートが、なかなかうまくいかなくて悩んでいる方、ぜひ読んでみてください!

 

 

  人や物を見透かしている子供でした

 

――(大串)今日のテーマは「梶さんの過去をインタビュー」です。

 

9月は僕は基本的にいろんな方のインタビューという形でさせていただいたんですけれど、9月最後は梶さんということで、梶さんと定期的にやるのも、もしかしたら最後になるかもしれないんで、最後に梶さんの過去を聞いてみようかなと、こんな感じになりました。

 

梶さんが、どういうふうに強みコンサルになったのかとか、もっと前の事とか知らない人が意外と多いと思うのでそのあたりを聞かせて頂いたらと思うんですけど。

 

まず、どういう子供だったか。

今の梶さんを見ると、他力とか自然体重視という感じがするんですけど。

 

(梶)子どもの時は全然違ってましたね。冷めてましたね。

いろんな人とか物とかを見透かしている様な子供だったと思います。

 

――(大串)大人の社会に対しても冷めた目で見ている様な子供だったんですか?

 

(梶)たぶんこれは強みが発動していたと思うんですけど、子供の時でも、大人が言っていることで、嘘ついているとか間違っているとかがわかっていたと思うんですよ。

 

――(大串)昔から、本質を見てしまうとか、そういうところがあったんですか?

 

(梶)「隠れている物とかがわかる」という強みがあるんですけど、そういうのが出ていたんで、言っていることで「おかしなこと言っているな」というのは子供ながら感じていて。

 

そういう人が周りにいっぱいいたから、「おかしいな」とか思っていましたね。

 

 

 

  上司の言うこと聞いていたらアカン!

 

 

――(大串)大人になってもその感覚は続いていたんですか?

 

(梶)ありましたね。特に社会人になってからなんですけど、会社員になってからも「上司の言うことって聞いてたらアカン」と思っていました。

 

――(大串)社会人になったら、普通、上司の言うこときいていこうという人が多いと思うんですが、「上司の言うこときいちゃダメだ」と思っていたんですね。

 

(梶)言うことに一貫性がなかったりするし、外れたことを言っていたりするし、そのクセ、自分の言っていることは正しいんだとか言い方をしているし。

 

この人たちの言っていることもそうですけど、子供の頃から親とか学校の先生が言っていることって話半分に聞いてたんですよ。

 

――(大串)じゃあ、上の人のいうことはあんまり聞いていなかったとか。

 

(梶)いえ、聞いているんだけど、言っていることがおかしいなと思って。

子供の時は、「おかしい」と言って、結構怒られたりしていたと思うんで。

 

――(大串)怒られたりということは、気にしていましたか?

 

(梶)気にしてたりもしたし、「そういうの言っちゃいけないみたいな」とか思っていたし。

そういうのが残っていて、大人になっても。

 

最初は新しい世界に入るじゃないですか、会社とか全く知らない世界なんで、「正しいな」と思って聞いていくけど、「どうもそうじゃない」というのがわかってくるんですよ。

 

この人とこの人が言っていることが違うということは、どっちかが間違っているか、両方とも違っている可能性があるじゃないですか。

 

そんなふうに思って対応していたんで、最初から反発していたわけじゃないんですよ。

 

話を聞いていて、「なんかこの人のいうことアカンな」と思ったら、聞かないようにしていたし、言われていたことに結構反発していたし、特に上司とケンカとかも、言い合いとかになったこともありましたね。

 

――(大串)僕の梶さんのイメージは、穏やかに日々を過ごしている感じなんですけど、結構やり合っていたんですか?

 

(梶)結構、短気でやり合ってました。

 

――(大串)今はどうなんですか?

 

(梶)今は、短気な部分は残っていると思うんですけど、当時に比べるといろんなことがわかってきて、他人のこともわかってきたんで、この人がなぜそんなことを言うのかという背景もある程度わかってきたんで、あんまり不快にまでなる事は少なくなってきました。

 

だからあんまり怒っている場面とかも少なくなっていると思います。

 

――(大串)僕はあまり梶さんが起こっている場面を見たことがないんで、そんなに喧嘩っ早かったなんて意外なんですけど。

 

(梶)そうですね(笑)上司を言い負かしたりしてましたからね。

 

 

 

  完全に二次でした

 

 

――(大串)普段の梶さんの論理とか本質を見抜く力を考えると言い負かせそうなんで、敵にしたら怖い感じがします。

 

そういう、「なんかおかしいな」とかいう違和感感じながら暮らしているところから、今「いろんなことがわかってきている」ということをおっしゃられたんですが、わかってきたのはいつごろからなんですか?

 

そういうことに気づき始めて、理解、納得ができてきた頃って?

 

(梶)それはやっぱり強み理論を知ってからですね。

 

強み理論を知るまでは、「おかしいな、おかしいな」というのがあって、おかしいときに自分がおかしいのか周りがおかしいのかもわかっていなかったですし、両方あったのかもしれないですし。

 

いわゆる「世界はこんなもんか」みたいな諦めがあったと思いますね。

 

――(大串)専門的な構造心理学的にいうと「逆次」的なところですか?

 

(梶)違いますね。「世界をあきらめていた」というより、「自分をあきらめていた」のかもしれませんね。

 

――(大串)では、「二次」っぽい感じ?

 

(梶)完全に二次だったと思いますね。

 

――(大串)自分をあきらめている方だったんですね。「自分が間違っているな」と?

 

(梶)いや、自分が間違っているというより、「世界はおかしいけどこうなんだ」みたいな感じかもしれないですね。

 

(「梶さんの過去をインタビュー その2」に続く)

 

 

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※こちらの記事は、大串智紀さんと梶のライブ配信の内容をまとめた「他力をうまく使うには その3」の続きです。

 

「自分のことは自分でやらなきゃ」と頑張りすぎている人に知って欲しい「他力の使い方」。

 

他人の協力の必要性は感じていても、「人に頼るのは苦手」という方もいますよね。

今回はそんな方に読んで欲しい内容です。

 

 

 

  他力が使えるとどうなる?

 

 

(梶)他力を使うことに苦手意識を持っているんですよ、ほとんどの人が。で、意識は持っているけど、実は使えているということが多々あったりするんですよね。

 

――(大串)無意識に使っているというのが結構ありそうですね。

 

(梶)無意識な部分では当たり前に使っているんだけど、人に頼るのが苦手な分野があるんですよ。

 

――(大串)そこをうまくというか、自分で自覚して、「実は、ここ任せてもいいよね。ここのところ自分で頑張るのにこだわる必要はあまりないよね」となって任せていくって感じですか?

 

(梶)結局、最終的には、ほぼ自分のやる事以外、すべて任せるようになってきたら、それが当たり前になってきたら、自分がストレスになる仕事というのがかなり減ってくるんで、そうすると日々が平穏に過ごせる。

 

嫌だなと思ってしなくちゃいけない仕事ってあるじゃないですか。仕事だけじゃないですが、そのことを考えるのだけでイヤだし、できるだけ考えたくもない。

 

でも納期とかあるから、その納期も意識している。何重にもそのことを意識しているんですよ。

 

だから、そういうものをできるだけ外す人生を送る、日々を過ごすということなんですよ。

そのことをイメージしてもらったらいいと思うんです。

 

単純に休みの日をどう過ごしているか。仕事のことを考えなくていい日の過ごし方で、大半の日を過ごしていくイメージですよね。

 

例えば、好きなことに取り組むときって、嫌じゃなくて楽しみだったりするじゃないですか。

楽しみがあったり、普通にやって過ごしていることだけで日々がうまっていくという感じですね。

 

――(大串)そういうものを作っていけていると、これ結構いい感じで他力を使っているぞというバロメーターみたいな感じになりそうですね。

 

(梶)なりそうですね。

 

 

 

  他力の達人とは

 

 

――(大串)《コメント》「スタッフに頼り上手かなと思います。ある程度出来るようになったら丸投げして逆にスタッフが苦手な部分を引き受けるようにすると効率が上がっています」

 

 

これも完全に、ちゃんと弱みの部分とか、任しちゃっていい部分とかをうまく他力を使って、逆に自分ができる強みとかの部分をカバーしている。

 

(梶)他力は使っていますけれど、他力本願寺セミナーでいう他力上手にはなってないですね。

 

――(大串)これにどういう要素をプラスというか、どういうふうに考えるんですか?

 

(梶)基本的に何もやらない。

 

今コメントで言われたことに関して言うと、これは、うまくいかせるために采配しているじゃないですか。人ができないことは自分が引き取るとかやってるじゃないですか。

 

他力本願寺セミナー的な他力を使う達人を目指すのであれば、そういうことはしない。

 

いかに、他人は自分のために存在して、自分は自分のために存在するみたいな考え方なんですよ。他力本願寺って言うのは。他力に徹するということなんで。

 

他力を使えないなら自分の苦手な事はやらないという感じなんですよ。

 

――(大串)引き受けるとかそいういう考え方はしないということですか?

 

(梶)もちろんないですね。

 

――(大串)自分のは自分、他人のは自分という感じ。

 

 

  自分でできることをあえてやってもらう

 

 

――(大串)《コメント》「家庭内では娘が家事が得意なので任せます」

これは他力ですよね。

 

僕の話になりますが、英語のビジネスを自分で始めたのは今年の初めとか去年の末くらいからなんです。

 

そこで自分の中で一番得意じゃないなと思っていたのは、Twitterで反応をくれた人にメッセージを送って個別面談をとっていくという形をとっていたんですが、メッセージを送るのが嫌だったんですよね。

 

抵抗感がすごくて、最初あんまり乗れなかったんです。それを知り合いの人に任せたとたんに面談が入る成約率がバンバン上がっていったというのがあるんですよね。

 

これは自分でもすごい体験している。これサッサと任せればよかったというところで、自分のビジネスでも他力を使っていくというのは、うまくいかせるためにはマストだなと僕も思うところですね。

 

梶さん、プラス他力を使うために意識することはありますか?

 

(梶)さっき、ちょっとお話しましたけど、簡単なことから人にやってもらうということなんですけれど、簡単なことというとどんなレベルかというと、「その消しゴム取って」というところです。

 

「電気消して」「テレビのチャンネル変えて」みたいな、自分でもできるじゃないですか。そういうことを他人にやってもらう。

 

――(大串)あえて、やらないという意識もすごく大切そうですよね。

 

(梶)そうですね。やらないというか他人にやってもらうということですね。

 

――(大串)あえて他人にやってもらう。確かに、食べ終わった食器も持っていくとかも含めて、いろいろやってもらうという。

 

(梶)人としてという話になると、自分が他人のことまでやるというのが美徳とされるじゃないですか。

 

でも、他力を使っていく、他力マスターになる、強みを使っていく、ひいては強みマスターになっていくためには、美徳とか人としてとか考えずに、いかに他人に頼っていくか、他人を使うかと言うことを極めていくということが大切ですね。

 

 

  「頼ったら嫌がられる」という誤認

 

――(大串)じゃあ、本当に簡単なことから始めてもらう意識で。

 

(梶)そうですね。そういうことを増やしてやっていくと、他人に頼みにくい人というのは、「頼まれたら相手は嫌なんじゃないか」と勝手に思っているんですよ。

 

でも必ずしもそうじゃないんで。

例えば、小さな子が何か取ろうとしていて、届かなかったら、ほとんどの大人は取ってあげるじゃないですか。

 

それを取らされたと思う人はまずいないじゃないですか。手伝ってあげようとしてるじゃないですか。

 

だから、そういう気持ちで動いてくれる人もいるし、動いてくれることもあるし、なので、他人に頼むというのは、他人に対して負荷をかけるという考え方をなくして、誰かのために何かをやってあげることは喜びとして感じる人もいる。

 

誰かのために何か役に立つということは喜びだと思うことは誰しもあるんですよ。

そういうことを使うんで、他力を使うというのは全然悪いことじゃないということです。相手にとっても。

 

――(大串)頼むのが申し訳ないとか、嫌がるだろうとか、さっきの一番最初の話で言うと、世界観の誤認とかいうのを解いていく。

 

そもそも自分が一人でやっているという誤認もあるだろうし、頼っちゃダメだとか、頼ったら嫌がられるとか迷惑をかけるとかいう誤認も解いていくということを意識するといいかなというところですかね。

 

来週のテーマは、今までと種類を変えて、ふざけるというわけじゃないんですが、僕が気になる梶さんのプライベートに突っ込んでいきたいと思います。

 

 

【他力をうまく使うにはシリーズ】

宝石ブルー他力をうまく使うには その1

宝石ブルー他力をうまく使うには その2

宝石ブルー他力をうまく使うには その3

 

 

※この記事の内容をアーカイブ動画でご視聴いただけます。

家事や仕事の作業をしながら、移動の合間に、聞き流してみてはいかがでしょうか。