縁日の易者さん kosyuu-kyakawaのブログ

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 ・・・いらっしゃいませ

 

「無明長夜の恋路に迷い、この身を置くところすら」

・・・禁断の簾をくぐったと

 

「一度ならずも」

・・・女と男の睦ごと、落ち葉の数より多いもの

 

「命を宿しました、睦ごとの証の」

・・・それとてもめずらしいことでも

 

「じゃがこの子が皇子であったとしてもか」

・・・よいではありませぬか、明け行く夜がうとましい忍ぶ恋

  どなたの御子であったにしても

 

「そなた、わたしを知りやるか」

・・・コーヒーをお飲みください、おごりです。

  行かれませ、源氏の思い人、藤壺の君

 

喫茶「時の交差点は」昨日と明日の時間のまにまに漂います。

いらっしゃいませ~~~

・・・いらっしゃいませ

  人を愛したことがないといわれますか、愛された記憶すらと

 

・・・そんな見目麗しい貴女さまが、ホットコーヒーになさいませ

  柔らかな土を耕せませ。

 

「土をといわれますのか」

 

・・・あったかで、やさしい心のうちを

 

「心の土と」

 

・・・行かれませ、実りの喜びは耕したこころの土にしか咲きません

 

「しょせん実は散り行くさだめにすぎません。」

 

・・・散ってこそ、つぎの実にも花にもなりましょう。

 

喫茶「時の交差点」は昨日と明日の時間のまにまに24時間

ただよいます。いらっしゃいませ。

恋のはじまり紅茶にケーキ

 

恋の終わりは コップ酒

 

・・・まま、誰もがそうとは限りますまい

 

出雲の神より大蔵省のゼニがとりもつ縁結び

 

そんなななた 身もふたもない

 

惚れた数からふられた数をひけば残りは女房だけ

 

てなことで納まるのですかな大体は

 

夏の恋秋には終わるというけれど

 

夢にもでない年もある。