天使は「地球から脱出するように」と7日間ラッパを吹き鳴らして催促する? | 浅利幸彦の預言解読講座

浅利幸彦の預言解読講座

預言書(主に聖書とノストラダムス)を解読して未来を明らかにしていきます。
未来において艱難が起きますが、その前に天使軍団(天使的未来人)による義人救出=携挙、が行われる、と預言されています。

まず、携挙開始のサインというのは、このブログでも何度も取り上げてきた預言、
ノストラダムスのアンリ二世への手紙の中の一節、

 

地獄の王サタンによってあまりにも多くの悪が成されるので、ほとんど全世界が破壊されて荒れ果てるでしょう。

その前に、異様な鳥たちが「今だ、今だ」と空で叫びますが、しばらくすると消えてしまいます。

 

で描写されている、と考えてきた。
「異様な鳥たち」というのは(天使の)UFOの喩えである。
つまり、ある日に突然、UFOが人々の目前に現れて「今だ、今だ」(原典ではユイ、ユイ)という音を発する、
というのだ。
これが携挙開始のしるし、サインである。
これを文字通りに受け取って「そうかな?」
と考えていた。

 

う~ん、確かにそうなるかもしれないが、ここにきて、「もうひとつ別の方法があるのかもしれない」
と考えるようになった。
そう考えるようになったのは、ノストラダムスの次の詩を読んだからだ。


ノストラダムス 3-50

 

大都市の共和政体は
大変な強情さで同意したがらないだろう、
王が喇叭手 〔らっぱしゅ〕 を通じて外に出るよう命じたことに。
壁に梯子、都市は後悔する。

(ノストラダムスの大事典の訳)

 

まず、1、2行目、

 

大都市の共和政体は
大変な強情さで同意したがらないだろう

 

「大都市の共和政体」とは「地球人全体」を表している。

そうすると、これは、「1999年の期限の時に、地球人が天使軍団を呼ばなかった」
ということを表しているのだろうか?
天使にしてみれば、地球人に理解させることは非常に大変で、地球人が天使を受け入れないのは「大変な強情」に思える。

 

だが、この詩は全体としてある年のことを描写している、と考えると別の解釈ができる。
「ある年」というのは「携挙が行われる年」のことである。

 

そうすると、1、2行目は、
「携挙の期間になっても、天使を呼ぶ者はほとんどいない」
と解釈できて前の記事と同じになる。

 

王が喇叭手 〔らっぱしゅ〕 を通じて外に出るよう命じたことに。
壁に梯子、都市は後悔する。

 

これの伏線、ベースになっているモデルはヨシュア記のエリコ攻略の話である。
「壁に梯子」というのはラハブが二人の斥候を城壁に梯子を吊るして逃がした、という話をベースにしている。
そうすると、「この詩全体が、特に3行目と4行目が「携挙について述べた詩だ」と解釈できる。
では、特に3行目について関連しているヨシュア記のエリコ攻略記述を挙げよう。

 

6:1さてエリコは、イスラエルの人々のゆえに、かたく閉ざして、出入りするものがなかった。
6:2主はヨシュアに言われた、「見よ、わたしはエリコと、その王および大勇士を、あなたの手にわたしている。
6:3あなたがた、いくさびとはみな、町を巡って、町の周囲を一度回らなければならない。六日の間そのようにしなければならない。
6:4七人の祭司たちは、おのおの雄羊の角のラッパを携えて、箱に先立たなければならない。そして七日目には七度町を巡り、祭司たちはラッパを吹き鳴らさなければならない。
6:5そして祭司たちが雄羊の角を長く吹き鳴らし、そのラッパの音が、あなたがたに聞える時、民はみな大声に呼ばわり、叫ばなければならない。そうすれば、町の周囲の石がきは、くずれ落ち、民はみなただちに進んで、攻め上ることができる」。

(ヨシュア記)

 

>六日の間、七人の祭司たちは、おのおの雄羊の角のラッパを携えて、

 

とあるが、ただ携えていただけだろうか?
これは「六日の間、ラッパを吹き鳴らして町を一周した」
と考えていいのではないだろうか?

ノストラダムスの3-50の詩は明らかにこの記述をベースにしている。


エリコは城壁に囲まれた町だが地球の暗喩である。
そのエリコの王はヨシュアが派遣した二人の斥候を拒み、捕えようとした。
これは、地球人が期限である1999年に、ヨシュア=イエス(天使軍団)を受け入れなかったことを意味する。
それで、エリコの町は陥落することが運命付けられてしまっていた。


ただ、エリコに攻め込む前に主はイスラエル軍に7日の間ラッパを吹き鳴らしながら町を周るように命じた。
これはヨハネの黙示録の「7つのラッパ」の伏線なのだが。
それで、もう一度ノストラダムスの3-50に戻ると、

 

王が喇叭手 〔らっぱしゅ〕 を通じて外に出るよう命じたことに。

 

とある。
これは、「ラッパが吹き鳴らされている間に町(エリコ~地球)から脱出しなさい」、
という警告なのかな?
とも解釈できる。

 

それで、天使というのは非常にお茶目なところがある。
だから、「携挙の時に、これをそのまま再現するかもしれない」、という気がしてきた。

 

ここからは妄想かもしれないが、
天使のUFOは携挙の期間中に毎日現れてラッパ(あるいは角笛)のような電子音を発して響き渡らせる、というのだ。
今までも世界各地で正体不明の不気味な音がして、これをアポカリプティック・サウンド、と呼んでいるが、
天使のUFOが正に終末(携挙)を告げるラッパの音を響かせるのだ。

人々は初日でも驚くだろうが、これが2日、3日と続くと騒然となるだろう。
キリスト教徒達は、これぞ、まさに「終末、審判を告げるラッパの音だ」
としてキリストに祈るだろう。
まあ、漫画みたいで面白いが、お茶目な天使ならやりかねない。

 

それで、ヨシュア記では、イスラエル軍は7日間エリコを毎日1周した。
とすると、携挙の期間は7日間か?
と推測される。
だから、最初のラッパが吹かれてから7日までの間に、天使のUFOを呼んで携挙されればよい訳だ。
また、今回の状況をみると、携挙される義人は10人からせいぜい40人くらいまでしかいないので、天使からすると、7日間もあれば充分だ、となる。

 

だが、ヨシュア記の記述をよく読むと、
>七日目には七度町を巡り、祭司たちはラッパを吹き鳴らさなければならない。

 

と書かれてあるので、全部で14回ラッパは吹き鳴らされた、と書かれてある。
あるいは、7日目が7回なので6+7で13回とも考えられる。
そうすると、「携挙の期間は13日間なのかな?」
とも解釈できる。

 

あるいは、壁が崩れてイスラエル軍が町に侵入してラハブ(義人)を助けたのは「7日目」なので、「最初に出現してから7日目に携挙が行われる」、とも考えられる。
ヨシュア記の記述を読むと、ラッパが吹かれたのは7日目だけのように思える。

 

そうすると、「初めの6日間はUFOは姿を見せるだけであり、7日目に突然ラッパを吹き鳴らす。その7日目に携挙が行われる」

とも解釈できる。

これが一番記述に沿っている、と思えるのだが。

こういうケースも想定しておいた方がいいだろう。


だが、「1日で全員を携挙できるのだろうか?」
という疑問が湧く。
「う~ん、できないことは無いけれども・・・」
と少し疑問がつく。

 

まあ、一番確実なのは、「ラッパが吹き鳴らされてから、あるいはUFOが出現してから、7日間のうちに天使のUFOを呼んで携挙されてしまえばいいのではないか?」
という解釈だ。

 

ただ、「7」というのは時間的な意味においての完全数であり、「7番目」というのは「審判の時、選別の時」を象徴しているから、これらは「全てが喩え、象徴であり、実際に起きることではない」
とも考えられる。

この詩にしても、ただ「ヨシュア記のエリコ攻略を思い出しなさい、というだけであり、実際にこう行うぞ、という意味で書いたのではない」、とも考えられる。

しかし、お茶目な天使のことだから文字通りに実行する、という可能性も考えておかなくてはならない。

 

さて、この詩でもうひとつ気になることは、4行目

 

>壁に梯子、都市は後悔する。

 

の「都市は後悔する」という表現だ。
この都市とは、エリコ=ヨシュア(イエス、天使軍団)と二人の斥候=二人の証人、を拒んだ地球人、の喩えである。
それも、携挙が終わり地上に取り残された人達、レフトビハインドされてしまった人達である。
そういう地上に取り残されてしまった人達が後悔する、というのだが、

後悔するためには、「自分達が救済を逃してしまった」
ということを理解しなければならない。
そして、そのためには携挙が終わってから「あれが携挙だったんだ」
と理解しなければならない。

 

しかし、4行目をよく読むと、

>壁に梯子、都市は後悔する。

 

となっている。

この「壁に梯子」というのはエリコの話でラハブが二人の斥候を助けた話を伏線にしている。

これは「ヨシュア(イエス)が派遣した二人の証人を助けた」という意味で、この行為によりラハブは義とされて救済されたのである。

 

だから、「壁に梯子」と「都市は後悔する」を結び付けると、

 

「都市」を「地球人全体」と取ると、

「(二人の証人の言うことを聞いて)期限の1999年までに天使を受け入れていれば助かったのに、それをしなかったから滅ぼされる、と解り後悔する」

と解釈できるし、

 

この「都市」を「各個人」と受け取ると、

「二人の証人(ノストラダムスとその後継者)の忠告を聞いていれば携挙されて助かったのに、それをしなかったから助からなかった、と解り後悔する」、

と解釈できる。

 

う~ん、この愚鈍で脳天気な地球人がそれを理解できるのだろうか?
携挙されてしまえば、その後の地球人がどうなろうと関係無いのだが、ちょっと気になる。

 

いつまでこいつらを放置しておくのだろうか?

早くこいつらに裁きの鉄槌を下して欲しい。