「知の巨人」立花隆さんをしのんで | 小林興起オフィシャルブログ「世直しブログ」Powered by Ameba

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先日私が大変尊敬しておりますジャーナリスト立花隆さんが亡くなられていたということを報道で知りました。

 

素晴らしいジャーナリストとして誰もが尊敬されたかと思います。大変残念です。心からご冥福をお祈り申し上げます。

 

時の政治の大権力者・田中角栄総理に対して、詳細な資料に基づき、十分に調査研究されて発表されて、やがて田中角栄さんも辞任に追い込んでいった。

 

素晴らしいお仕事をされたと思いますが、実はこの田中角栄問題については、これまた私の尊敬する政治家・石原慎太郎さんが、昔は田中角栄さんを金権政治家であると批判をしていたが、田中角栄さんの政治家としての偉大さを認識されて「天才」という田中角栄さんを評価した本を出されました。

 

私は立花さんが元気でいらっしゃったらお願いしたいのは、今の日本がどうしてこんなに情けない日本になったのか?政治がおかしかったんじゃないか?ということについて深く研究され、発表して頂きたかったなと思います。

 

立花さんが言っておられた、硬い石でも徹底的に叩いていけば穴が空くということじゃないかと思う中で、私は立花さんに代わって石原慎太郎さんが見直した田中角栄さんの見直し論を、国民に向けて政治家としてお話をしたいと思うんですね。

 

田中角栄さんはとにかく日本の政治家として国益を重視して巨大な相手国・アメリカに対して物を申していった。

 

ですからロッキード事件はその田中角栄さんを葬り去るためにアメリカが大きな圧力をかけたのだと言われてますね。

田中角栄さんはアメリカの許可を得ずにいきなり日中国交回復をやってしまった。

 

あるいは資源の乏しい日本が必要な「石油」ですね。このエネルギーを中近東だけではなくて世界中から求めようと思って大胆な石油外交を展開された。

 

そして今問題になった郵政民営化。郵便貯金のお金を田中角栄さんは高速道路に当ててですね、一気にこの建設を進めた。

 

税金タダであるという道路をですね、使用料を取れば有料でいいんだという発想のもとに巨大な財投資金・郵便貯金も使って、日本の道路網を建設していった。

 

これこそ私は政治家中の政治家だと思います。それに比べて今の政治家の非力さ・情けなさ・レベルの低さ、本当に今田中角栄が生きていたらなぁと思ってしまう。

 

私小林は本当に国民が信頼できる制度を作るために命をかけて頑張っていきたいと思います。それが私が尊敬するジャーナリスト立花隆さんへのご挨拶でございます。ありがとうございます。