9月勉強会・所感【講師:副島隆彦先生】 | 小林興起オフィシャルブログ「世直しブログ」Powered by Ameba

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今回の昼食勉強会には副島隆彦先生にお越し頂きました。

 

 

副島先生の講演はいつも聴衆をびっくりさせ衝撃を与えることで、大変面白い講演として知られています。今回のお話は今の中国は非常に成長してきており、衰えつつあるアメリカと比較してもはや中国の経済はアメリカの経済を上回っているのではないかという話も出てきている事に注目すれば、日本はかつての全方位外交、すなわち世界の国に全て重きを置きながら、自国の権益を守り日本国民の発展を図るという外交姿勢が大事になるのであって、アメリカべったりという時代は過ぎ去ったと見なければならないし、そういう外交を展開していかなければならない。

 

 

政権政党・自民党の今回の総裁選を見ても、祖父も父親も首相という福田一家の息子が「派閥に囚われない総裁選」を主張する中で、かつての安倍一強体制に若手が正面から挑むという形の中に、日本のアメリカ一辺倒という流れに変化が見られるかもしれない。そういう中で「対米自立を掲げて頑張ってこられた小林さんの設立した「新党やまと」の出番の時かなとも思えるのであって、大いに頑張ってもらいたい」とエールを頂いた。

 

 

また今日世界は、ヨーロッパもアメリカも日本も貨幣を異常に刷りすぎてるような金融緩和の傾向が見られたが、すでにアメリカは金融の引き締めを考えてきており、そうなれば今の株高がある時一瞬にして崩壊するという危険性も秘めていることに注意しなければならない。そしてその中で「金」の価値は上がっていくのであって、今から買うなら資産を安全に持つなら「金」だということは確実に言えるので、お金にゆとりのある人は「金」を買えばいいのではないかということがはっきりと言える。また日本は今の一万円札に変わって渋沢栄一を顔にする新一万円札が2024年にも発行されると言われているが、この2024年という年はおそらく大いなる変化が金融面にも現れてくる可能性がある年にもなりかねず、先に申し上げた株高が終止符を打って大幅な株の暴落ということも考えられるし、日本円の1万円札の価値が大幅に下がって「リデノミネーション」と言われるような感じで、一万円札が今の1000円程度の価値にしかならない、という大変化が起こる可能性もあると私は思う。いずれにしても「一寸先は闇」そしてアメリカの政治情勢もトランプは共和党をリーダーとしてほとんど1人でまとめていると8割はまとめたと言われているわけであり、トランプの復権が進む中に、米民主党政権は大変なことに直面していく可能性もあり、今回のアフガンでの異常な撤退によって、アメリカの力が失われていることをまざまざと世界に見せつける中に、社会の政治状況も混迷を深めていく可能性もあり、日本外交のあり方も改めて問われなければならない。