清川村の給食事情 | 子どもを放射能から守りたい 清川

子どもを放射能から守りたい 清川

神奈川県唯一の村、清川村の子どもを放射能から守りたい。
放射線物質の測定をお願いしていくことや、給食の問題などを
働きかけています。

先日、栄養士さんとお話する機会があり、
給食について聞きました。

清川村では食材が早くて前日の午後、
大抵はその日の朝に入るそうです。

産地に気をつけてくださっているので、
業者さんにもそのようにお願いしている
との事です。
野菜は伊勢原の市場。
魚は給食専門の業者。
肉は前に教育委員会にお伺いして、
村内の業者さんと厚木の業者さんだったと
記憶しています。

とても気になる干ししいたけは業者さんが
計測してくれているとの事でした。
ただ、計測が10Bq以下ということで、
下限値が高いのが気になります、という
話をしました。
3bqくらいが妥当ではないかという私の
考えをお話したら
業者さんは大抵10Bq
以下という測定値を出しているようなの
びっくりされていました。

私が座間放射能測定所さんで測定をした
様子を話すと、真剣に聞いて下さっていました。

清川村では今できる最大限の努力をして
下さっているようです。
当日朝納入される食材を測定するのは
難しいかもしれません。

業者さんが10Bqでよしとしていることが
問題だとわかりました。
厚労省のデータでも10Bqが下限値になって
いることが多いので、気になっていました。

測ったという事実だけでは納得できません。
子どもの食べるものですからなおさらです。

ベラルーシでチェルノブイリ事故から4年後に
子どもの甲状腺がんが増えました。
大人の甲状腺がんは20年経ってから増え
始めました。
そのことからも子どもが放射性物質に
感受性が高いことがわかると思います。

清川村に給食の汚染について考えていただく
ことについて、私は測定をしてほしいと思って
いました。
でも、当日に納入されるならまた考えなおさなくては
いけません。
どうしたら、子どもたちの給食を0Bqに近づける
ことができるのか。。