1/27面談の市長からの回答~災害廃棄物処理・安全対策・住民説明会について
1月27日の面談の回答が来ましたのでご報告致します。
住民説明会についての回答に「議論する場ではない」と書かれていたのが特にショックでした。
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2012年2月22日 町田市長 石阪丈一
いつも、市政にご協力いただき、ありがとございます。
2012年1月27日に受付いたしましたご要望にお答えします。
①災害廃棄物処理の過程を詳しくご説明下さい。
A,焼却の方法(焼却温度、バグフィルター、排ガス、排水の処理方法)
町田市の焼却炉は、2・3・4号炉ともに800度以上(820度前後)で焼却しています。
また、排ガスはボイラーにより温度を下げ、その後、乾式重じん機(バグフィルター)を通り、煙突から排出されますが、現在の測定では放射性物質は不検出となっています。
排水処理方法ですが、基本的に焼却炉からは排水は発生しませんが、焼却灰をコンテナへ積む際に飛散した灰の洗浄時に排水が発生します。
その排水は再度焼却炉の温度制御用として使用しています。
B,受け入れ時期
早くても5月以降を予定していますが、現状では遅れる見込みです。
C,受け入れ瓦礫の総量
受け入れ日は、一日あたり約5トン(可燃ごみ)で、受け入れ期間は2013年3月までを受け入れることを東京都に対し回答していますので、
受け入れ総量は約 1375トンになります。
(計算式 5トン×25日×11ヶ月)
D,焼却灰の総量
焼却灰は、ごみに約7%に減容するので、受入れた瓦礫からの焼却灰は、約97トンになります。
(計算式 1,375トン×0.07)
E,最終処分場までの運搬方法
瓦礫を焼却した灰は、密閉されたタンクローリーに積み込み、東京都日の出町にございます東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設に搬送します。
②安全策について詳しくご説明下さい。
A,どのような安全策を確保して頂けるのでしょうか?
被災地で木くずや布等を手選別しているラインで3地点、ストックヤードやコンテナに積み込む際も放射線量を測定し、さらに町田市に到着した時点でもコンテナの放射線量を測定します。基準値以下であれば一般に廃棄物と10対1の割合で混合し焼却いたします。
B,リサイクル文化センター付近から広域における、気化し、飛散する核種、土壌、焼却灰の測定をし、焼却前後の数値を公開して頂きたい。
土壌に関しては、煙突から出る排ガスが不検出の為、焼却後の数値は変わらないと考えていますが、ヨウ素、セシウムはこれまでどおりホームページで公開していく予定です。
C、ドイツ放射線防護協会、米国ガンダーセン博士など、災害廃棄物あ日本全土に放射能を拡散する危険性を訴え、中止を勧告しておりますが、災害廃棄物焼却が人体に与える影響についてお考えをお聞かせ下さい。
国が示す基準に従って、処理を進めていく所存です。
③住民説明会についてのお願い
A,地域ごとの数回にわたる住民説明会の日程、スケジュール、形式などについて事前に打合せをする機会を頂く事をお願いします。
説明会の回数や日程は、現在のところ未定です。特定の団体と事前の打合せを行う事は想定しておりませんが、東京都と調整し実施していく予定です。
B,あらゆる層の市民が参加できるように告知して下さい。全戸への配布、広報まちだ、HP、町内会回覧板、町内会掲示板など。
広報まちだ、市ホームページ、町内会・自治体回覧による周知を考えています。
C,行政主導ではなく、市民協働の説明会とし、市民選出の専門家も交えて議論できる場を設けて下さい。
議論する場ではなく、あくまでも説明会として開催いたします。
D,住民の意向、賛否についてどのように判断するのかを教えて下さい。
ご理解いただけるよう、丁寧に説明してまいります。
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以下、手紙を打ち込みました
【お話会のお誘い】子どもたちの放射線内部被ばくを少なくするために
ご案内をいただきました。
馬場利子さん お話会
~子もたちの放射線内部被ばくを少なくするために~
お子さん、お孫さんを心配するご家族の方々、ご友人を誘って幅広くお集まりください(*^_^*)
■入場無料
■日時 2012年2月12日(日) 10:30-12:00
■本町田 町田教育会館
(菅原神社から坂道100M降り 右側 恩田側沿い)
■馬場利子さんプロフィール
“健やかな命を未来へ”をキーワードに環境や生命にやさしく、
幸せを実感できる暮らし方を具体化する活動を続けている。
88年に 浜松放射能汚染測定室を開設。在古紙100%完全無漂白の
トイレットペーパー(うれしいトイペ)の企画(98)などを実現。暮らしを
提案するスペース:プラムフィールド代表。環境カウンセラー、
フリーライター。
同日・同会場:1時半~4時
~自然エネルギー専門の明治大学名誉教授・藤井岩根先生をお招きして~
自然エネルギーを考える集い
日本は自然エネルギーに恵まれた国。脱原発に向けて共に頑張りましょう!
■資料代 200円(入場無料)
■藤井石根先生プロフィール
明治大学名誉教授。専門は熱工学。
「新太陽エネルギーハンドブック」「2050年自然エネルギー100%~エコ・エネルギー社会への提言」ハンドブック「放射能とその人体への影響」など著書多数。
共催 九条・М・H・K、年金まちだ 連絡先 042-728-5726(坂上)
1月27日災害廃棄物受入れ見直し署名提出&環境資源部長・いきいき健康部長との面談
署名のご協力ありがとうございました!
おかげさまで8200筆超えの署名が集まりました。
1月27日(金)、環境資源部といきいき健康部の方々と面談します。
その時に環境資源部長さんへ後半集めた署名をお渡しする予定です。
(今回、市長も副市長もお忙しくお会いできないということで)
面談を傍聴したい方は是非ご参加ください。
参加ご希望の方は、参加人数を把握したいので、下記アドレスまでお名前ご連絡先を送信してください。
kodomo_mirai311☆yahoo.co.jp (☆を@マークに変えて送信してください)
■日時 1月27日(金) 10時~11時
■場所 森野分庁舎 2階第2会議室にて
■参加者
環境資源部長+他数名
いきいき健康部長+他1名
こどもと未来をつなぐ会スタッフ他
【町田市議会に請願提出】災害廃棄物受け入れに関して慎重な対応を求める請願
2011.12.22追記
ありがとうございました!
今後も行政の動きをしっかり見て行きましょう。
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2011.12.13追記
建設常任委員会にて請願は全会一致で採択されました。
町田市はまだストロンチウム、プルトニウムは調べる予定はない、
都と国の方針に現時点では従うと返答しています。
本会議での審議は12月22日。みなさん傍聴行きましょう!
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2011.12.9追記
市議会での意見陳述
2011年12月13日(火)10:00~@市役所5階
是非傍聴にいらしてください♪
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昨日、市議会に請願を出して参りました。
「災害廃棄物受け入れに関して慎重な対応を求める請願」です。
13日の建設常任委員会にて審議されます。
会のメンバーが意見陳述も致しますので、是非、傍聴へ行って応援して下さると嬉しいです。
時間は8日に分かります。分かり次第お知らせ致します。
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災害廃棄物受け入れに関して慎重な対応を求める請願
私たちは3.11以後、新しい世界に突入してしまいました。日本では未だかつて体験したことのない事が起こり、母親として子どもを守る為に放射能について懸命に勉強をし努力して来ました。内部被曝させない為に、毎日の食事や水に気を使い、食材を選び、精神的にも肉体的にも経済的にもギリギリのところで頑張っています。そして、なお放射能は大気に海に放出し続けています。子育て中の母親にとっては、我が子が成長する喜びを噛み締めるよりも、子どもが病気にならないか不安でならない状態です。
東日本を復興させる為には災害廃棄物の処理が不可欠な事は承知しています。誰もが復興を願い支援しています。しかし、 放射性物質はいったん拡散すると回収、除染が非常に困難なので、拡散させない事が重要です。焼却処理により放射能が再拡散され、子ども達が内部被曝する事が何より心配です。
環境省は放射性セシウム8000ベクレル/㎏以下の廃棄物の焼却とその焼却灰の埋立処分、その灰の放射能が10万ベクレル/㎏以下の場合は一時保管、または固化して埋め立てるなどの方針を示しましたが、10万ベクレル/㎏という数値は従来の放射性廃棄物の基準値(放射性セシウム合計100ベクレル/㎏)の千倍にあたり、原発事故前であれば放射性廃棄物として厳重に管理処分されていたレベルのものです。またこれらの放射能を含む廃棄物を処理する事は厳重な管理が法令で定められる(放射能業務)にあたる可能性があり、とても市町村で出来る事ではありません。町田市の清掃工場は築29年と老朽化しており、処理能力も心配です。住民、特に子ども達の健康や避難中の被災者の方々が安心して暮らせるように、町田市には子どもの健康を第一に考えて頂き、第三者委員会などで公正に判断し、リスクマネージメントして頂きたく下記の請願を致します。
請願要旨
町田市は災害廃棄物を受け入る場合は、子ども達に健康被害がでないように考慮し、処理の過程で放射性物質が再拡散しないように、安全性を確保できる策を講じて下さい。