■世の中の半分の人に嫌われるような立派な人になりなさい | 心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

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見えないけれど、やさしく包んでくれる。
風のように、水のように、普通の幸せに気づける、
そんなお話をお届けしようと思います。

ナイナイアンサーに出てて

楽しいことの一つに


同じ回答者の回答を聞く、

というのがあります。


そして、その中でも僕は

この方 の回答を聞くのが

いつも、とても楽しみなのです。


三石さんは

英才教育(?)の専門家。


そして、その考え方は

とっても斬新で、大好きです。


考え方を聞いているだけで

世界が広がっていく気がします。


彼女も「言い切り型」なので

それに「反応」して「反発」するひとも

多いと思うんです。


彼女の表面の言葉だけを受け取ると

きっとそう感じるのですが、


その裏側に流れる

大きな大きな愛情や、知恵を知ると


その「きつく感じる言葉」が、

温かくてしようがない。


心を閉じて

「正しさ」だけを守って生きている人には

きっときつく「感じる」と思います。


頭が良すぎるから

その比喩、たとえ、表現が

深すぎてわからないんですね(笑)


前回のナイナイアンサーで

武井壮さんに「バカすぎる」

なんて言葉も言ってましたが、


そんなのも

「そう見えるんだよ」

「ホントはもっといい男なのに」

「まだまだ光るよ」


っていう、

深い愛情とエールを感じるのです。


でも、彼のファンや

表面だけしか受け取れないマインドのときは

きっと「ただの、ひどい言葉」です。


こんな風に

「ひどいことば」というより

「ひどいように聞こえる言葉」

その裏側を読み説くというのも面白い。



そんな、彼女の本が出て

帯で心屋も登場しているのですが


「心屋仁之助 大絶賛」と。


いや

まじで

大絶賛です。


僕が感じたフレーズ(省略/意訳もあり

いくつか紹介します(しきれるか



もう、共感と

目から鱗の嵐です。



■「あなたは、どんな子供を育てたいと思ってますか」と訊かれたら

「アリとキリギリスの、キリギリスのような人間」と答える


■悩むことがまじめに生きることだと思い込んでいる人々の多さに驚く


■悩みは「発想の貧困さ」から出口を見つけられないだけ


■大人には、子供に「生きる楽しみ」を教える義務がある


■たとえいまの自分が出来ないことでも、他の発想はいくらでも可能であって、

 なんとかなるモノだと信じさせるのが教育である


■長く生きている者の余裕を見せられているか

 大人にとっての子供が未来なのではない。

 子どもにとっての未来が大人なのである。


■いまの若者は「でもそれって、人に迷惑かけますよね」などと言うのである。

 「何たる傲慢な考えか」と私は怒るのである。


■「I love you をなんと訳すか」夏目漱石

  「月がきれいですね、と訳すんだ」

  使わない言葉を日本語(当時の日本の 愛している)にして

  翻訳 と言えるか。


■大事なのは柔らかい頭である。それこそが優しい心を作る。


■働かないと恥ずかしいという価値観はある。

 だが、働くと恥ずかしいという価値観もあるのである。

 女性が働くのは恥ずかしいと考える時代もあった。

 それだってそう遠い昔のことではない。

 立派な男が働くのは恥ずかしいという時代だってあったのである。



■母親はへらへらしているのが一番

 私が心を痛めて危惧するのは、母親が笑わぬ暗い家庭で育てられる若い魂のことである


■ほとんどの子供の嘆きは、母親から感染したものである

 嘆きや愚痴ばかりを聞いて育つ魂が、果たしてまともでいられるだろうか。

 

■子供の不登校の原因に思い当たりますか、と訊くと

 「協調性がないんです」という答えである

 「それで、お友達とうまくいかなくて、軽いいじめにもあっているらしくて」

 と、電話の向こうで母親が行った。

 「誰からも愛される人にならなければだめよ、と言い聞かせて育ててきたのですが」と泣く

 「あ、原因はそれですね」


■孔子は

 「世の中の半分の人はバカで賤しい人々である。

 そのような者たちに慕われる者を仁者(君子)とは呼べまい」


 自分の生徒たちには、翻訳して

 「世の中の半分の人間に嫌われるような立派な人になりなさいね」と教えている。


■大人は、待ってやらねばならぬ。

 人の表現には早い、遅いがあり、巧い、拙いがあって当たり前なのだから。

 子供は、もう少し待ってくれ、と言っているのかもしれない。


■迷惑をかけずに子どもが世の中を生きることなど不可能である。

 もし、そんなことが出来ると思っているなら、その傲慢さを教えてやらなければいけない。


■息をしてそこに存在するだけで、迷惑なのを「子供」と言うのである。 

 中略  子供の価値は、そんなところにないからである。


■「他人に迷惑をかけるな」と教えれば、真面目な子供は家から出られなくなる。

 不登校や引きこもりは当然の結果なのだ。


■「人と同じことが出来ない」と、教師はしばしば口にするものだ。

 だがそれは、「人と違ったことが出来る」ということでもある。


■子供は未来だけを愛されても育たない。

 子供は子供である現在をも愛さなければならないのである。


■価値観は一つではない。

 「不運」を「不運」として「乗り越え」ることだけを教えるのではなく、

「不運」を「楽しむ」ような発想を与えてやるのが親と大人の役割である。


■流されて生きることは楽しい


■人間は自分をも騙すことができる


■できなくても暮らしていけることをわからせるのが大人ではないか。


■都合のいい考え方をも教えて、

 子供から一つでも多くの苦痛を取り除いてやるのも大人の役目だろうと思うのである


■傷つけようと思って何かをする人はほとんど存在しないのである。

 他人に傷つけられたからと言って、そのお返しに悪意を向ける人は、

 その時、明らかに故意に傷つけようとの意図を持って行動しているのである。

 そんな人は相手にしなくていいのである。


■解決のできないことは放っておくしかない。

 悩まなければならないときが来るとしても、そのときが来るまで悩む必要はない。


■自分の力だけで生きようとするから、息詰まることになる。

 人は他人の頭脳や、人生そのものを「パクる」ことだってできるのである。


■子供が家にいると言っては心配し、帰ってこないと言っては心配する


■母親たちは、子供が自立するための努力をしているときに、知らず知らずに足を引っ張っている。

 そうして世間に出られなくしておいて、引きこもりを嘆くのである。

 

■子供の足を引っ張りたいなら、方法は一つしかない。

 それは親自身がこの上もなく嬉しそうに楽しそうに日常の生活を送ることである。


■こんな暗い大人が子供を持つと、暗い顔をして「正しい育児」について悩むのである。

 「正しい育児」なんてある筈ないではないか。


■息子が中学に入ったときに、校長の訓示が素晴らしかった。

 「人を殺すこと、人を傷つけること。これ以外のことならなんでもやってくれ」


■「子供はヘラヘラしていれば育つんだよ」と言っても、大抵の場合本気にされない。

  私の翻訳が通じないからである。


  中略


 「親が幸せならば、子供はそれで幸せなはずだ」と居直って生きている私である。


■人間は自己暗示をかけることが出来るのですよ。

 自己暗示は考え方の幅を広げるのです。しかもそれは一瞬でできるのですよ。

 それは生活の楽しみや将来の夢に直結する。

 楽天的に考える能力が人間には備わっているのである。


■他人の宗教を尊敬できるか



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いかがでしたか?


個人的には

ナイナイアンサーの中で聞いた

「母親はへらへらしてればいい」が大好きです。


そして

「世の中の半分の人に嫌われる・・・」も大好きです。


大きな大きな勇気を与えてくれる言葉です。




三石さんは、心屋のことをいつも

「心屋のダンナ」と呼んでくれます。


そして


「心屋のダンナの言っていることは、わたしにはさっぱりわからん。


 だけど、これだけ世の中に受け入れられているということは

 きっと必要なことなんだろうと思う」


と言ってくれる。


自分は、理解はできない

でも、認める、ということです。


ナイナイアンサーのメンバーって

そういう人が多いんですよね。





ということで、

こんな男前で乙女な三石さんの


この「である」調で「断定」調、「べき」を

楽しんでみませんか。


僕はこの本を読みながら

ヤンヤの喝采でした( ̄▽ ̄)


こういう「べき」は大好きだぜ( ̄▽ ̄)


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