２０１１年 ３月１１日
この日は
自分の無力さを味わった日でした。
誰かのように被災地に乗り込んで、とか
救援物資を、とか
どんどん動いていた人たちがいて
それに比べて自分は何もできない。
遠くにいて
安全な場所にいて
映像を見るしかできなかった。
阪神大震災のときは
逆に、渦中にいたから、
それでも、自分自身の被害よりも
まわりを支援することに時間を使っていた。
当時は、
佐川急便という会社にいて
ああいう事態が発生した時に
「社会的に」に担う役割は大きかった。
ライフラインとともに
「救援物資の輸送」という
補給輸送という大きな役割を担っていた。
当時の経営陣の
判断と行動とリーダーシップ、
そしてかかわる人たちのエネルギーは
「ものすごい」ものでした。
そして、そこでも
指示されたことをこなしながら
「無力感」を味わっていた。
「自分には、何もできない」
－－
３／１１のちょうど一年前から
心屋のボランティアとしての初めての活動
「オープンカウンセリング」 を始めていた。
ちょうど一年たったころの震災、
でも、また「何もできない自分」
そして、その
「無力感」「罪悪感」を晴らそうとして
「なにか」を模索していた自分がいた。
その結果かどうかは分からないけど
「こんな自分にできること」
「いまの自分にできること」として
仙台で
企画してやってみた。
偽善と言われるかもしれない
意味ないと言われるかもしれない
パフォーマンスと言われるかもしれない。
それでも
「いまの自分にできること」は
こんなことぐらいしかなかった。
そして、
結果として沢山の人に出会った。
参加してくれたカウンセラーも
手弁当で参加してくれた。
何かの役には立てたのかもしれない。
ただの自己満足だったのかもしれない。
それでも
「自分の気持ちに従って」見た結果です。
そして、そのあたりから続いてきた
「無料オープンカウンセリング」を
「お気持ち制」に変えてきました。
そして、その累計が
(2011年4月～2014年2月まで寄付金総額は14,707,343円）
になりました。
もうすぐ1,500万円です。
この金額が大きいのか小さいのかわかりませんし、
震災復興ということを考えれば
きっとまだまだスズメの涙です。
どのような使い道になっていくのかも
まったくわかりません。
３／１１にちなむテレビ番組を
沢山やっていますが、
それを見ていると
「まだまだ」ですね。
ぜんぜん、まだまだ足りない。
だから、これからも続けていこうと思っています。
心屋のマスターコースを卒業して
このボランティアカウンセリングに参加してくれている
カウンセラーは、１００名近く。
彼らが全国で
どんどん開催してくれています。
ぜひ、そこに足を運んでみてください 。
３／１１の震災のように
大きな災害だけでなく
ひとりひとりが
ココロの中で
自分の人生の中で
「被災」しています。
でも、いま、生きている限り
ココロの被災は
「一瞬」で終わらせることが出来るのです。
僕がカウンセラーとしてできる
復興支援はこのぐらいのものです。
大きな金額を寄付することが
もしかしたら、免罪符になって
もしかしたら、自己満足で
もしかしたら、アピールなのかもしれない。
結局は、何の役にも立っていないぜ
と言われるのかもしれない。
それでも
少しでも
ほんの少しでも
誰かの心に
たった一人でも
届くといいな、と思いながら
僕はここで
楽しみを振りまいていこうと思うのです。
「なにかしたい」と思ったときに
人目を気にしてやめてしまうことだけは
しないでいきたい、
そう思うのです。
性格リフォーム
心理カウンセラー
心屋でした。
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by すみれとぉちゃん
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