天国での再会 | 心が元気になる話

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そんな元気のもとになるお話を発信したいと思っています。



庭では真っ赤なラナンキュラスの花が、まるでバラのように咲いています。
赤い花、何か命を思わせるものですね。

明日で、もう震災から4年になりますが、
ちょうど去年の今頃メルマガで書いた記事に、
ぜひこの時期に、皆さんに読んでほしい言葉を載せてあったので、今日は、それをお届けしたいと思います。

<心元気メール> 2014年3月10日
発行人:リジョイスY.C.
◆◆天国での再会◆◆

東日本大震災から、もう三年になります。
時の過ぎゆくのは本当にはやいものです。

でも、それに比べて、復興にはまだまだ時間がかかっています。
そして、砕かれてしまった心が癒やされるためには、
どれほどの時間がかかることでしょうか。

震災でなくても、大切な人を失うという経験は、
誰にとっても辛いものです。

でも、いつか再会できると知っているなら、
残された者たちにとって、地上での人生はもっと恵みに満ちたものとなることでしょう。

そこで今日は、大切な人が天にいるすべての人のために、
特別に制作された『旅立ち』という本からの言葉をお届けしたいと思います。

実は、この本は東日本大震災がきっかけで作ることを決めた本でした。
あまりにも突然、大勢の人が亡くなり、
私は自分には何ができるんだろうと考えていました。

その時、この「心元気メール」を始めることを決意したのですが、
それと同時に、大切な人を失ってしまった人のために、
真の希望と慰めを届けることができるような本も制作したいと思ったのです。

外国には、そういう本が幾つかありますが、日本ではそのような本がありません。
あったとしても、何か小難しい内容になっていたり、特定の宗教の話が多かったりして、
大切な人を失って心砕かれてしまったような時に読める内容にはなっていません。

それで、いろいろな本を調べて、日本の人たちにとっても分かりやすく、
かつ、そのような時に真に慰めをくれるような言葉を集めて、
名言集と詩による小さな本を作りました。

本当はもっとはやくに仕上げたかったのですが、
製作中に私の母が亡くなったり、いろいろなことがあって、だいぶ時間がかかってしまいましたが、
母を見送るという私自身の経験を経て、
最初は予定していなかった新しい言葉も付け足すことができました。

去年の暮れに印刷されたばかりの本ですので、
これから、一人でも多くの人の心の癒しにつながってくれればと願っています。

それでは、その本からの言葉を少しだけ紹介させていただきます。


「逢いたくて逢いたくてたまらない愛しの人が天国にいるならば、
悲しまないで、いつかまた会えるのだから。
あの懐かしい声を、もう一度聞くことができる時がくる。
地上で愛したその人は変わることなく、
再び会う時にはすぐその人と分かる。
その時には、もはや別れはない。
あなたの大切な人は、しばしの間いなくなっていただけなのだ。」
--- H.ロッキー


「死は、人を隠すが、別つことはしない。
その人はただ、
すぐそこにある目に見えないベールの向こう側に行っただけ。」


「ああ、向こう側はとても美しい。」 
--- トーマス・エジソン (米国の発明家)


「死とはただ、
人間がこの世に入ってきたドアからまた出て行くことだ。」
-- ジョージ・パットン (米国の将軍)


「死ぬことは、ちょっと暗い階段を通って、
明るい見事な二階に上っていくようなものなのです。」
-- 山室 軍平 (日本人初の救世軍士官)


「古い身体を脱ぎ捨てて天で新しい身体をまとうのは、
長年乗りこなしてきた愛車を後にして、
新しい車に乗ることに似ているのではないでしょうか。
肝心なのは運転主である魂であって、魂は永遠なのです。」


「人は死んで初めて完全に生まれ、
死を通して、決して死ぬことのない世界に新しく誕生する。」
-- ベンジャミン・フランクリン (米国の政治家、科学者)


それでは次に、その本にある私の大好きな詩を紹介しますね。

<出帆>

私は今、岸辺に立っています
すると一隻の船が
白い帆に朝の潮風を受けて沖に向かって行きました
水平線のかなたに消えゆく船の姿を見ながら
誰かが言いました
「船は行ってしまった」
船はどこに行ってしまったのでしょう
私にはもう船は見えません
でも、船がなくなってしまったわけではないのです
「行ってしまった」と言う時
向こう岸では、誰かが船が現れるのを見て声をあげます
「船が来た!」と
死とはそのようなものなのです
 -- ヘンリー・スコット・ホランド (英国の神学者)


「向こう側の世界、見知らぬ世界
だが、本当は見知らぬ世界ではない
私の愛する人たちが住む場所だから
ほんの少し息を止めて小さな海原を渡ると
その向こうには、そう、私の愛する人たちが待っている
以前にも増してずっと美しく素敵になった私の愛する人たちが」
-- エラ・ウィーラー・ウィルコックス (米国の詩人)

「天国には、『さよなら』はない。」
***

私の母が他界した時にも、
これらの言葉がどれほど私の心を慰めてくれたことでしょう。
このブログを読んで下さっている方にとっても、
これらの言葉が慰めとなりますように。

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