今日は新年度になって初の「国語力を育てる〜幼児のための読み聞かせ教室」の日でした。


今年から年少さんになった子が加わったのもあり、初々しい空気が漂っていましたよ。

今回のプレゼント本(教材本)は、まつおりかこ著「いつつごうさぎの きっさてん」。とびきり可愛くて、美味しそうで。ぽかぽかした陽射しが注ぐ春の日に読みたい1冊です。



知育制作の時間は、粘土でお花見団子を作りました。話す力やコミュニケーション力を育てていくのも目的の1つなので、なるべく沢山質問をして、子どもたちとの会話も楽しむようにしています。




綺麗な玉を作るのは難しいよね。それでも、小さな手で真剣に粘土を丸めていました。




3色だんごの完成です!雰囲気を出すために透明のフードパックに入れて持って帰ってもらおう。



ところが、この粘土が予想以上に大変でして、手にはベタベタ付くわ、床に大量に落ちるわ…。下に新聞紙を敷かなかったことを後悔しました。踏んでしまったら靴下もカーペットも汚れてしまうので、授業を一時中断して掃除機をかけることに。

そんな私の代わりに、子どもたちを洗面所やトイレに連れて行ってくれたり、本を読んでくれたりと、助手のひかりが大活躍でした。

私の読み聞かせをいつもそばで聞いているだけあってなかなか上手でしたよ。みんなの意見をしっかり聞きながら読み進めていたようです。


私が「物語」を読む際に重点を置いているのは「登場人物の心情」です。今、どんな気持ちなのか、それはどうしてなのか、どうしたら良いのか、などを考えさせながら読んでいます。

一方、「説明文」タイプの本を読む際は、わからない言葉を教えたり、次の展開を予想してもらったりして、語彙力を上げていくことや、筋道を立てて物事を考えることを目指しています。

そしてどの本においても、単に音読するだけではなくて、

★自分の意見や考えを人に話す

★人の発言をよく聞く。そして考える。

ことを大切にしながら授業を進めていますよ。



メンバーが一部入れ替わったので、今年は今までにない試みにもチャレンジする予定です。