第二部に続き
コモゴモ展出展者座談会(第三部)
をお送りします。
座談会メンバーのおさらい
【4作家のプロフィール】
松田 環(漆作家で、コモゴモ展の立ち上げメンバーのひとり)
みやおか のりこ(鍛金作家で、鉄を素材に生活道具やオブジェを制作)
KIKUKO(メーカー勤務・テキスタイルのアクセサリー作家)
鈴木 文(金属・陶芸・テキスタイル・イラストと色々な素材を扱う作家
松田 環(以下 T)
さて!
第一部、
第二部に引き続き
第三部です!
文さんは大学で学んだ
専門分野だけにとらわれず、
一番幅広く
色んな物を作っている
印象ですが。
鈴木 文(以下 B)
私は、季節によっても
扱う素材や作る物を
変えたりするので。
T
文さんは、
初回からコモゴモ展に
イベント感を強く出しながら
出展して、その時節に
あった物とか、
その時に
「こういう物あったらいい!!」
とか「楽しいでしょ?」
みたいな気軽に
つかえる物でも、
老若男女が
取りいれやすい物を
作っている印象だけど…
B
基本的に
ウチでは陶器が
メインなんだけど、
シルクスクリーンで
布物も作るし、
消しゴムハンコで
紙小物作ったり。
その時の季節で
何作ろうかとか、
何かのためにこういう
物を作りたいなって考える。
コモゴモ展だと
年齢層が幅広いから、
いろいろ作りたくなるよね。
T
鋳金とか
陶器とかの、
文さんのいわゆる
家業的な作品は
今の所コモゴモ展には
あまり出していないよね?
B
そうだね。
錫とかは
説明をしっかり作らないと
分かりにくいから、
ちゃんとそういう
説明できる物ができたら
面白いと思うけど、
中途半端のまま
持ってくるのはちょっと…
と思って。
*第一部に登場した みやおか のりこ さん と 鈴木 文さん
T
でも、
文さんの物は
学生の時からずっと
クロッキー帳に細かい
絵を描いてた、
それがそのまま
使える物に姿を
変えたような物を
毎回作っているのね。
作品に仕上がる形が違うだけで。
B
素材が
その時によっ
て違うけど、
出し方が…
T
文さんの
世界観が好きで
買いに来る人からしてみれば、
毎回違う素材で
新しい作品が見られて楽しみ!
B
そういう感じにも
なっていければ面白い
かなあとは思う。
色々やりたくて
しぼれないから…
雑貨屋さん。笑!!
夏は扇子とか、
冬は布物の
ほっこりした
厚めな感じとか。
K
扇子いいなあ…
T
せっかく
お客さんと
直接作品を通して
交流出来るのなら、
季節とかも感じながら作って
作品を紹介できるのも
素敵だよね。
次回は、
今後のコモゴモ展出展に
ついての展開や、
次回12月5-6日の
クリスマス市への
想いをお伺いします!
乞うご期待!!