”家族と行った思い出のスポット”、”家族と行ってみたい観光スポット”
在韓日本人ネットワークブログ記者団第３期の、第１回目のテーマ記事です。
韓国では、日本と同じように５月５日は”子供の日”、あと～５月８日は”両親の日”、そして５月１５日は”先生の日”、５月２１日は”夫婦の日”・・・などあって、５月は”家族の月”とも言われているんですよね。
「韓国にいる旦那さんの家族や、日本の家族と行ったところや、行ってみたいところ～・・・」との事なんですが、う～ん・・・家族と言って、一番最初に思いつくのは、やっぱり日本にいる自分の家族とかだけなのは・・・私だけじゃぁないはずです。深い意味は全くないんですけどね、あっ！あるのか？！（笑）
色々考えてみたんですけど、私は”漢江遊覧船”のナイトクルーズをご紹介します。
先日ですね、母が友人達と韓国旅行に来たときに、希望したのがこの漢江ナイトクルーズだったのです。最初は、「ほぅ～ほぅ～何度も来ているのに、またベタベタの観光スポットを選んだな～」と思ったんですけどね、ソウル観光の基本中の基本・・・だと思いすぎていたためか、そういや一緒には乗った事なかったんですね。
私達が選んだのは、火～日曜日まで運行している１９：３０～のライブクルーズ（約７０分）。当日電話予約不可との事でしたので、１時間前くらいに到着してチケットを購入し、すぐ近くにあるファーストフード店で時間をつぶしましたよ。
船はさりげなく２階建て。個人的には２階の席がおすすめです。室内もいいですが、お天気が良かったら、やっぱり甲板の席もいいですよ。
漢江の涼しい風をうけながら、日頃は見ることのない角度から改めてみるソウルの風景。ビルが沢山建っていて明るくて、いつもなら忙しなくて煩くて嫌だなぁ～と思うんですけど、川の上からだと、それもなんだか面白い。
たくさん架かる橋の説明をききながら進むと見えてくるのが、ナイトクルーズの一番の見所（？！）２層式の橋、”盤浦大橋（バンボテキョ）”。
「世界で最も長い橋の噴水」としてギネスブックにも登録されている”レインボー噴水”を、船上から見ることができるんですよ。
虹色にライトアップされ、音楽に合わせてリズミカルに吹き出す噴水は、まるでダンスをしているようでとってもキレイ。
船は噴水の下も通るので、色んな角度から噴水を見ることができて～それもちょっと楽しんです。（甲板に出ていると水がかかりますのでご注意を）
ここでＵターンして、乗船した船着場に戻るのですが、帰りは１階でライブショーが行われます。歌をきくもよし、甲板で景色を眺めるのもよし。あっという間の７０分でした。
すごく近くにあって見慣れていて、いつでも行けると思いつつ見落としていた素敵な観光スポット。思ってみたら、実家や家族もいつでも行けば会えると思って、ついつい見落としがち・・・そんな感じなのでしょうね。
自分が年を重ねれば、家族も然り。あちこち歩き回ったり、見学したり、食べたり・・・そんな観光もいいのですが、川の上をゆっくり進む船に身を任せて、流れる景色をただぼーっと眺めながら、のんびりした時間を一緒に過ごすのも・・・これからは、いいのかもしれません。
見慣れた景色が、いつもよりずーっとうんと素敵に見えた・・・いい時間でした。
◆ 漢江遊覧船（한강유람선） ◆
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