川越style「蕎麦切り ちょんまげ」石臼挽きの自家製粉・手打ち蕎麦 蕎麦酒場 仙波町 | 「小江戸川越STYLE」

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「小江戸川越STYLE」代表:石川真

 

川越で待望の蕎麦屋の新店。

 

本格蕎麦屋であり、気軽な酒場・バル。

気軽な酒場であり、本格蕎麦屋。

 

両方を兼ね備えた唯一無二のお店が川越に誕生しました。


2023年7月にオープンした蕎麦屋が、「蕎麦切り ちょんまげ」さん。
お店があるのは、川越市仙波町2丁目。
川越街道の三番町交差点近く、以前ラーメン店「麺や 彩~iro~」さんがあった場所です。

ワサビ色の暖簾が目印です。


「蕎麦切り ちょんまげ」
川越市仙波町2-17-36
【営業時間】
11:30~14:30 (L.O.14:00)
17:00~22:00 (L.O.21:30)
定休日 木曜日
070-4469-8086
Instagram:
https://www.instagram.com/sobakiri_chonmage/

 

ちょんまげさんでは、厳選した蕎麦の実を「石臼挽きの自家製粉」で「手打ち蕎麦」を提供しています。

石臼で「挽きたて」、手で「打ちたて」が売り。

手打ち蕎麦はもちろん季節の天ぷらやお刺身、一品料理と食事に合うお酒が昼から飲めるお蕎麦屋さんです。

つまみの種類も多く、酒場として利用できます。お酒の種類も豊富。

 

蕎麦×和食

 

和食との融合で、さらに蕎麦屋の可能性を広げているお店。

料理には、穫れたての野菜、季節ごとの旬を活かしています。

各種宴会・コース料理の予約も受け付けています。

店内はカウンター主体で、奥にテーブル席もあります。


多くの人が気になるであろう「ちょんまげ」という店名の由来は、川越まつりから。

川越市仙波町出身で、地元仙波町でお店を開いた店主・好野さん。

お店がある仙波町の川越まつりに関わってきました。
仙波町の山車といえば、「仙波二郎安家」です。

「安家」にちなんで武士の象徴である丁髷から店名を取りました。
それだけ、地元・仙波町と川越まつりを愛している好野さん。
 

「蕎麦を食べに来ても、蕎麦だけでなく色々な料理も楽しみたい」

「お酒とつまみを目当てに来ても、やっぱり〆に蕎麦が欲しくなる」

と様々な需要があります。

ちょんまげさんは、本格蕎麦屋であり、気軽な酒場であり、両方を兼ね備えた川越でありそうでなかったお店。

本格蕎麦屋だと蕎麦がメインになり、酒場だと本格蕎麦がないなどという状況で、川越に誕生したちょんまげさんでは両方をバランス良く採り入れています。

「蕎麦職人として蕎麦屋を開きたい」

と思っていた店主・好野さんは、蕎麦の修行をしつつ、

「蕎麦にとどまらず酒場としての顔も持たせたい」

と、その後の独立を見据えてかつてはBARで働いて勉強していました。

お酒を提供すると一言で言っても、蕎麦好きは酒好きも多い。

蕎麦職人がお酒の知識を持っていることが実は珍しいものです。

 

メニューは、せいろなどを中心に、食べやすい二八蕎麦を用意。

他にも様々な一品料理も提供しています。

お店の二階が、石臼で挽く自家製粉所になっていて、全国の産地から仕入れた蕎麦の実をここで粉にしています。

自分で挽いた粉を、手打ちで打って蕎麦を作っています。

<メニュー>

◆冷たいおそば

・せいろ

・のりかけ

・薬味ごまだれせいろ

・野菜せいろ

・海老天せいろ

・鴨せいろ

◆温かいおそば

・かけそば

・野菜天ぷらそば

・海老天ぷらそば

・かも南蛮

◆季節のおそば

◆季節の一品

◆蕎麦前・一品

・そば味噌

・板わさ

・エイヒレ、カツオ酒盗

・梅水晶と塩辛のおつまみセット

・出汁巻きたまご

・しめ鯖の藁焼き

・そばがき

◆天ぷら

・イカ天ぷら

・ごぼうの天ぷら

・季節のかき揚げ

・岩手地養鶏の天ぷら

・野菜天ぷら盛り合わせ

・海老天ぷら盛り合わせ

◆焼き物

・鴨の合い焼き

・地鶏の塩焼き

◆揚げ物

・出汁薫るから揚げ

・アジフライ

 

その時期だけの黒板メニューもあります。

 

定番メニューの他、お得なランチセットも用意しています。

内容は時期により変わります。

ある時季のランチセットは、

・海老天丼とおそばセット

・ばちまぐろの返し漬丼とおそばセット

・和牛と寄居豚の合い挽きそぼろ丼とおそばのセット

・寄居ポークかつ丼とおそばセット

 

お酒は、ビール、日本酒、カクテル、ウィスキー、焼酎、ワイン、果実酒など各種取り揃えています。

特に日本酒は、その時だけの限定が随時入荷しています。

 

ちょんまげさんのメニューは、ランチ・ディナーで分けているものではなく、全メニュー、オープンからラストまで提供しているのが特徴。

蕎麦プラス一品料理、昼呑みなどでも楽しめます。

蕎麦屋の一品料理というと、伝統的定番的な蕎麦屋のつまみを思い浮かべると思いますが、ちょんまげさんでは枠にとらわれない、創作和食が売り。

お酒に合うものばかりで、蕎麦屋としてではなく、酒場・居酒屋として利用する人も多くいます。

 

 

 

お店では、常に「挽きたて」「打ちたて」の蕎麦を提供しようと、状況を見て随時追加で蕎麦を作っています。

蕎麦の実から蕎麦にするまで、店主・好野さん自身が手仕事にて行っています。


 

昼から呑む光景もちょんまげでよく見られる光景で、お酒のつまみ、さらに蕎麦と、蕎麦酒場として浸透している。

そして。

ディナータイムになれば本格的な蕎麦酒場としての幕が上がる。

お酒につまみを合わせながら語らうひととき。

豊富な種類のつまみを選びながら、

「蕎麦は最後に取っておこう」

〆はやっぱり蕎麦にしたい。

〆に本格蕎麦があるという期待・高揚。

酒場として見た時に、最後に挽きたて・打ちたて本格蕎麦が食べられるなんて、なんとも贅沢な流れ。

 

ちょんまげさんでは、川越産農産物など地元の素材を使うことにも積極的で、醤油は松本醤油商店さん、乾物や轟屋さん、お米は川越の農家柴田さん、そして、野菜は主に川越の赤一商店さんを使用しています。

 

「赤一商店」は、川越市福原地区の農業者が集まっている団体です。
『私たちは川越市の最南部、下赤坂地区の農業団体です。各々がJAへの出荷作業を主として活動していますが、消費者の「美味しい!」と言う声を直接聞くために直売を始めました。「ここに来ると楽しい!」と言ってもらえる事が1番の活力源になっていると同時に、自らが1番楽しむ事で消費者の笑顔の輪が広がって、地域に貢献できればと、仲良く頑張っています。赤一商店全員が全力で楽しみます!』

「赤一商店」

Instagram:

https://www.instagram.com/akaichi_shouten/

 

川越市福原地区は市の南部エリアに広がる地区で、福原地区といえばなんと言っても、川越野菜の一大生産地です。
多くの野菜農家が点在し、様々な野菜を年間通じて作っています。

消費者と直接つながる機会もあり、赤一商店では毎週火曜日・金曜日に畑直売を行っています。


「赤一商店野菜直売」

川越市下赤塚104
毎週火曜日・金曜日

16:00~19:00
 

赤一商店は他にも、「川越Farmer'sMarket」出店でもお馴染みで、川越駅西口にあるU_PLACEのファーマーズマーケットに出店しています。

「川越Farmer's Market」

Instagram:

https://www.instagram.com/kawagoe_market/

Facebook:

https://www.facebook.com/kawagoefm

Twitter:

https://twitter.com/kawagoemarket

 

赤一商店さんは、ここでもファンガ多く、毎回赤一商店の野菜を買い求める人が多くいます。


「川越Farmer'sMarket」
10:30~15:00
場所:U_PLACE正面広場
川越市脇田本町8番地1
主催:U_PLACE
運営:川越Farmer'sMarket

ちょんまげさんでは、赤一商店の季節の野菜を活かし、定番から季節メニューまで幅広く使用しています。

また、飲食店から「ぜひ、赤一商店の野菜を使いたい」と要望もあり、市内色々なお店に野菜を卸しています。

 

「ちょんまげ」の店主・好野(よしの)さんは、川越市仙波町出身。

最初に飲食の世界に入ったのは蕎麦ではなく、カフェだった。

株式会社トランジットジェネラルオフィスが伊勢丹新宿店で展開するカフェで働いていました。
トランジットジェネラルオフィスは、「食、ファッション、アート、建築、デザイン、音楽、イベントをコンテンツに『遊び場』を創造する」を企業コンセプトに、最先端でオシャレなフードシーンを次々にプロデュース。
「Sign」や「bills」など、話題のカフェ、レストランの運営を約40店舗行う。
飲食店以外にも、ホテル、商業施設、オフィス、レジデンスなど多様な業種におけるブランディングやプロデュースを展開。
その他にも、クリエイター層をターゲットにオフィスの企画・設計・運営や人財紹介、人事戦略のコンサルティングも行っている会社です。
カフェには1年半ほどいたのち、

「ゆくゆくは昔から好きな蕎麦で独立したい」

と考え、26歳で蕎麦の道へ入りました。
この時から、蕎麦だけでなくお酒にも力を入れた酒場にもしたいと構想していました。
そう、ちょんまげの形は最初の最初からあったのです。
好野さんが始めに働いていた蕎麦屋が、川越市大字福田にある「そば御膳 むさしや」さん。
そして同時に、
「お酒の勉強がしたい」
と夜働いていたのが、川越市菅原町にあるBAR「ビアザウルスJURA」さん。
蕎麦屋とBAR、昼と夜、掛け持ちで働いていました。
 

その後、都内でも修行しようと、東京都渋谷区にある「雷庵 (ライアン-RYAN-)」にいました。

蕎麦だけでなく、創作和食が売りのお店で、セレブたちが集まる人気店です。

「雷庵」
東京都渋谷区渋谷1丁目4-13 1階
HP:
https://www.tysons.jp/ryan/access/
『LUNCH
豊富な種類から選べる蕎麦と季節の料理をコースやアラカルトでお楽しみください。
DINNER
伝統にとらわれない前菜、刺身、焼き物などの後には、締めの手打ち蕎麦を。コースでもお好みの蕎麦をお楽しみください。
DRINK
日本酒や焼酎、自社製のクラフトビールだけでなく、雷庵の和食、蕎麦に合わせてセレクトしたワインリストも充実しています。』
 

さらに、墨田区向島にある「江戸蕎麦 僖蕎(ききょう)」でも働いていました。

「江戸蕎麦 僖蕎(ききょう)」
東京都墨田区向島5-27-10 Sビル
HP:
http://www.wa-kinari.jp/kikyo/index.html
『喧騒を離れしっとり江戸の花町で食す江戸前蕎麦
長年培った和食の技術を礎とし、江戸の「粋」を東京の花街・向島にて体現致しました。時節により蕎麦粉の産地を吟味し、職人が丁寧に手仕事で打ち上げます。厚削りの香りが際立つ、から目のつゆで頂く江戸前九一そばと素朴で旨いつまみを迎える豊富な地酒。そばと季節料理の会席や個室もご用意し、家族のお食事やご接待など幅広くご利用頂けます。江戸の「粋」を東京の「モダン」な空間で感じるひと時。「江戸蕎麦 僖蕎」が新しい味わいと愉しみの場を花街・向島にてご提案いたします。』

 

他にも、千代田区紀尾井町にある「手打ちそば そばしき」でも働き、一日中蕎麦打ちに従事していました。

「手打ちそば そばしき」

東京都千代田区紀尾井町1-2
『熟練の職人が丹念に手打ちした老若男女に愛されるお蕎麦
店内の石臼で毎朝じっくり挽いたそば粉で打つ二八蕎麦。
香り高くのど越しも良く、四季折々の食材を使ったお蕎麦やお酒に合う旬の一品料理をお楽しみください。』

 

その後、2023年7月に独立して仙波町にオープンさせたのが、「蕎麦切り ちょんまげ」でした。

 

仙波町は、川越まつりも盛んな地域で、山車は仙波二郎安家です。

仙波二郎安家はこの地を治めていた武蔵武士。

ちょんまげの店名の由来になった人物です。

好野さんは、昔から仙波町の川越まつりに関わってきました。主に「先触」を担当。

川越style

川越style

川越style

(川越まつり 仙波町の仙波二郎安家の山車)

 

川越に誕生した、新しい蕎麦屋。

そして、新しい蕎麦屋の形を提案する。

 

お酒にアテをつまみながら、今日も〆の蕎麦を楽しみにするのでした。


「蕎麦切り ちょんまげ」
川越市仙波町2-17-36
【営業時間】
11:30~14:30 (L.O.14:00)
17:00~22:00
定休日 木曜日
070-4469-8086
Instagram:
https://www.instagram.com/sobakiri_chonmage/