【お知らせ】スタッフへの謝礼を始めます | 子供用品のリユースで、ママたちだからこそできる地域の親子支援「小杉ママのチャリティーリユース」

子供用品のリユースで、ママたちだからこそできる地域の親子支援「小杉ママのチャリティーリユース」

ママだからこそできる地域のためのチャリティ活動を目的として運営しています。必要経費を除いた売上は、地域の親子のための活動をする団体に寄付します。
活動への参加や購入・寄付は、kosugimamacharity★yahoo.co.jp(★を@に変えてください)までご連絡ください。

今、とってもとっても緊張しながらこの記事を書いております。

うまくお伝えできるか、、どんな風に受け止めて頂けるか
心臓バクバクバクバクです。
 
昨年1年間悩んで決めたこと。
まずは結論からお知らせさせてください。
 
2014年12月の活動開始以来、経費に人件費は含めずに寄付を続けてまいりましたが、
2017年よりスタッフへの謝礼制度を始め、必要経費にスタッフへの謝礼を含めます。
 
具体的には下記のような形から始めます。
 
◆品物整理会   必要人数:前半後半 各3人 謝礼 各枠500円
・前半:9時50分~11時10分  
・後半:11時10分~12時半
 作業内容: 荷物の搬入・搬出、品物整理、会計
 
◆イベント出店 必要人数:前半後半 各3人  謝礼  各枠1000円
・前半:9時~13時  
・後半:13時~17時 
 作業内容: 荷物の搬入・搬出、品物陳列、会計
 
上記に関しては「担当スタッフ」という形で謝礼をお支払いします。
「担当スタッフ」は原則として「活動メンバー」から募集します。
「活動メンバー」としてご登録いただいている方は、
品物整理会やイベントに「担当スタッフ」でなくてもご参加いただくことは可能です。
謝礼をお支払いするのは「担当スタッフ」のみですが、
「活動メンバー」は随時、リユース品を「半額」で購入頂けます。
※作家さんの作品は除きます。
※原則的には半年に一回は活動に参加してくださる方を活動メンバーとします。
※休日のみ活動できるメンバーも募集します。ワーキングマザーの方も是非ご参加ください。
この場合、一年に一回は活動に参加して下さる方を活動メンバーとします。
 
活動メンバーとしてご登録を希望される方はお名前、電話番号と、連絡可能なメールアドレスかラインIDを
kosugimamacharity@yahoo.co.jpまでご連絡ください。
担当スタッフは、Web上のスケジュール調整サービスにて、その都度募集させて頂きます。

 
謝礼としての経費がどれだけかかるか
予想としては1年間におよそ11万円です。
(品物整理会12回分 3000円×12=3万6000円
 イベント8回分(12日分) 6000円×12=7万2000円)
昨年度よりも寄付額は半減してしまうかもしれません。
 
ただし、小杉ママのチャリティーリユースの活動目的は
必ずしも寄付額を多くすることではありません。
確かに額が多ければ貢献できる内容も増えますが
お金持ちの方がどどんと寄付する額に比べたら
少ないかもしれません。
 
寄付額の大小よりも、寄付先のことを理解して応援する気持ちや
多少なりともその活動支援に関わっているという事実が大切だと思っています。
 
そして、本来だったら捨てられてしまったかもしれない、不要になってしまったモノを、
地域が大きな家族のようにお互いに回しあって有効活用していくことが大切だと思っています。
 
必要経費に謝礼を含めることで、寄付額は減ってしまうかと思いますが
その点をご理解頂けますようお願い申し上げます。
 
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ここから先は、今回の決断に至るまでの背景や想いを記載いたします。
ご興味のある方だけご一読いただければと思います。
小杉ママのチャリティーリユース、としてだけでなく代表の個人的な想いが多々ございますのでご了承頂けますと幸いです。
お金に関することなので、賛否両論あることと思います。
色々な考えがあって当然だと思います。
ご参考までに。。 
 
小杉ママのチャリティーリユースは、当初、1人でスタートした活動でした。
専業主婦として育児、家事に追われて精神的に余裕がなくなり
自分自身の価値を見失いそうになる中で
何か社会につながることがしたい
専業主婦でもできることがあれば・・と思った時に
子育て世代の多い武蔵小杉という地域ならではの
子供用品のリユースの仲介をすること
そこで生まれたお金を
地域の親子のために活動をしている団体に寄付して
自分ではできないことを代わりにやっていただくことができるのではないかと
「小杉ママのチャリティーリユース」をスタートしました。
 
(一文が超長いですねすみません。。)
 
当初は一人でしたし
知り合いの方やお友達から寄付して頂いたものがほとんどで
それを必要な方におつなぎすることで得たお金を
自分の活動の対価として得る、という考えが全くありませんでした。
 
活動をすることで
「精神的なバランス」や「素敵な人との出会いやつながり」
お金では買えないものを手に入れることができて
もうそれだけで十分でしたし、
人さまから寄付頂いたものでお金を「稼ぐ」というのがそもそも恐れ多くて、
だからこそ、経費を除いた全額を寄付していました。
 
ただ、活動の規模が広がっていき、
お手伝いしてくださる人たちが増えるにつれて
「無償のボランティア」ということに違和感が出てきたのです。
 
一つは、物理的な活動内容が増えてきたということです。
当初は、自分ができないことを人にやっていただくための「寄付」で
自分自身は家事育児の合間に気分転換にやっているような活動でした。
でも、品物の数が増え、イベント出店が増えてくると
物理的に体を動かし、物理的に割く時間も増えてきました。
イベント出店などは、休日の昼間で
家族と過ごす大切な時間です、
その時間を割いて頂くことが「無償」なことに違和感が出てきました。
 
「無償の活動」が前提なことに違和感が出てきたということです。
休日の昼間はもちろんですが、
平日のどんなにわずかな時間であっても、貴重な時間を割いて
活動をしてくださっているのです。
そこに関して「無償」が前提なのは、違和感があります。
かすみを食べて生きていける人もいるのかもしれませんが、、
私たちは、残念ながら「かすみ」を食べて生きてるわけではありません。
ましてや母として、子供に「かすみ」を食べさせて育てられるはずもありません。
 
私の個人的な考えになりますが「お金」は
自分にできないことを人にして頂くときの気持ちの形だと思っています、
貴重な時間を割いて頂いている対価として「謝礼」を払うことは
スタッフの方への感謝の気持ちの一つとしても必要だと思ったのです。
 
活動メンバーの方に、一人の人として「敬意」を形で示したいと思いました。
 
…なーんてたいそうなことを申し上げておきながら、、
500円・・・。
 
500円。
 
500円だけじゃないの!!!
 
というお気持ちはとてもわかります。
私もそう思います。
でも、これが今できる精一杯です。。
 
それでも、この「500円」は専業主婦にとっては少なくない価値を持つと思うのです。
夫の稼いできてくれたお金ではありません。
自分自身の対価として堂々と、社会から頂いた「500円」です。
 
たかが500円、されど500円。
ちょっとしたランチくらいは食べられます。
ちょっとした小物くらいは買えます。
自分の力で得たお金で。
 
イベントに1日お手伝い頂ければ2000円です。
ちょっと豪華なランチが食べられます。
自分の力で得たお金で。
 
それが専業主婦の方の小さな自信やモチベーションになったら
とても嬉しいなと思っています。
 
小杉ママのチャリティーリユースの目的の一つに
「有機的なママのコミュニティーを作ること」というものがあります。
 
子どもを通してとか、受け身の環境を通してつながるだけでなく
自分の意志をもって、母として妻としてだけでない
一人の人間としてつながるコミュニティーを作りたいという意味です。
 
「無償」だと、お金の対価としてはとってもグレーな家事育児と
似た感じになってしまう気がするのです。
そこから一歩踏み出して
敬意をもってつながっていたいと思う気持ちの一つが「謝礼」です。
 
とはいっても、お金に対する考えや使い道は人それぞれですので
あくまでも、参考程度に読み流して頂ければと思います。
 
活動メンバーとして参加してもよいかな、と思われた方は
kosugimamacharity@yahoo.co.jp
までご連絡頂けたなら嬉しいです。
 
参加は、参加できるときだけで全然かまいませんので
登録だけでも大歓迎です。
(半年に一回は参加して頂ければと思います。)
ご登録いただいた方には、毎回のスタッフ募集のご連絡をさせていただきます。
 
毎回長々と本当に申し訳ありません。
読んでくださった方に心よりお礼申し上げます。
 
今後とも小杉ママのチャリティーリユースをよろしくお願いいたします。
 
小杉ママのチャリティーリユース 
代表 岩田夕蘭