おやじアーカイブス 再録「水準化」
好評(?)の「おやじアーカイブス」、第3回目。
この週末は所用で自転車に乗れそうもないため、掲載させていただきます。
・・・旧いブログ記事の再録なので、部分的に時代を感じさせる表記もありますが、ご勘弁。(笑)
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□■「水準化」
生活のどんな局面でも、現状認識は重要だ。
『考古学を学ぶ青年が、一片の土器を見て太古の人々の生活に想いをはせた』
これは、壮大な【ロマン】と言って差し支えなかろう。
しかし、
『残業で頭が朦朧となったおやじが、薄着の女性を見てその中身に想いをはせた』
こうなると、これは間違いなく【妄想】の部類だ。
そして、
『会議で火ダルマになっている最中、いきなり周囲が緑の草原に変わり、自分を攻めたてる
参席者たちがひまわりの花になった』
この状態は、すでに医学的に支障をきたした【幻覚】であり、
『今日はハルマゲドンが起こるはずなので、危ないから会社を休んだ』
…となると、もはや入院は免れまい。
***
仮に【ロマン】の領域を、危険指数‘1エビチャン’と定義しよう。
同じく【幻覚】クラスで‘75エビチャン’、入院で‘100エビチャン’と置くと、やはり俄然気になるのは
自分のポジショニングだ。
正直な話、原因はいろいろ思い当たるが、俺も近頃とみに妄想がハイエンド化してきた感がある。。
実際、昨日などユンケルを細いストローで啜っていたら、自分がお花畑で蜜を吸う蝶になった
気がしたもんな…。
…正味、55エビチャンくらいか。
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