新ブログのご案内
復活です!!
ド中年のおっさんがサドルの上から見た「新世界」とは何か!?
新ブログ、こちらでリニューアル・オープン。
http://saitamaburai.blog.fc2.com/
ぜひご覧ください。
ご愛読ありがとうございました
当ブログをご愛読いただいた皆さま
いつも「おやじ道楽」をご訪問いただき、まことにありがとうございます。
さて、当ブログ、いささか唐突ではありますが、本日をもちまして終了させていただくこととしました。
すでに不惑の自らをふり返り、一つ二つ思うところあって、「おやじ道楽」を卒業(笑)いたします。
これまで当ブログをご愛読いただいた皆さま、そしてとくに数々のコメントをいただきました常連の皆さま、相互リンクをしてくださった皆さまに、厚く御礼申し上げます。
どうもありがとうございました。
2009年9月26日
餅男
目の保養
日高市の巾着田(きんちゃくだ)に群生しているヒガンバナが見頃のようなので、足を運んでみることにした。
本日の天候は薄曇り。
シャツ一枚の上半身は走り出しこそうすら寒かったが、10分もするとドイターを背負った背中が汗ばんできた。
快晴の秋空ほど高揚感はないけれど、自転車で走り回るには格好の日和・・・というワケだ。
ヒガンバナは別名「曼珠沙華(マンジュシャゲ)」とも呼ばれ、当地の周辺ではむしろそちらの名称の方が一般的らしい。
入園料200円を支払って足を踏み入れた群生落は、のっけから強烈な色彩が視野いっぱいに広がる花の絨毯だった。
しばらく散策して色の反射に目が慣れてくると、じつはその景観にちょっとした違和感があることに気付いた。
違和感・・・
そう、このヒガンバナには「葉っぱ」がないのだ。
茎がひょろっと伸びて、いきなりインパクト大の花がついている。
あとで調べてみたら、葉は開花が終わってから生長し、翌年花が咲く前に枯れてしまうそうだ。
つまり、「開花期には葉がなく、葉があるときは花がない。(出典:Wikipedia)」とのこと。
へ~、ほぉ~~・・・
川の湾曲のさなかにできた平地一帯にこの群生落はあるが、歩いてみるとこれが意外に広い。
整備された遊歩道をSPDシューズでジャリジャリ歩くと、ひと巡りで30で分くらいかかった。
目を射る一面の赤は、鮮やかというよりむしろ濃くて毒々しい。
それもそのはず、ヒガンバナは全草に神経毒アルカロイドを多く含む有毒植物なのだそうだ。
牛歩の見物客に混じってじっくり花を凝視していたら、少し気分が悪くなってきた。
色あたり(笑)でもしたか・・・
ややドギツめの色のるつぼでやられたあとは、何かウッディなものでも眺めて目の保養をしたい。
周辺をひとしきり走り回って、聖天院(しょうでんいん)を見学。
立派な山門だ。
中に、雷神様と風神様がおわした。
折角なので、歩を進めて本堂も拝観。
聖天院(高麗山勝楽寺)は渡来人である高句麗王の菩提寺として奈良時代に建立されたものらしい。
鐘楼に立派な梵鐘があったが、鎌倉期に造られた国重文だそうな。
拝観料300円也。
すぐ近くに高麗神社(こまじんじゃ)があるので、こちらにも立ち寄ってみた。
昼前の時間帯のせいか参拝の方も多く、厳粛な中に賑わいを感じられる佇まいであった。
お寺と神社のハシゴというのも若干気が引けたが、参道に堂々と「近道はコチラ」と謳ってある事だし、この際まあヨシとするか・・・。(笑)
ふと自転車の画がなかったことに気付いて、高麗神社の入口で一枚。
このあと日高地区をひとまわりして、正午過ぎに帰着。
ウッディな建築物を満喫して、十分目の保養になりましたわ。
木造建築で目の保養・・・
これでイイんです。 おやじだから。(爆)
おやじアーカイブス 再録「水準化」
好評(?)の「おやじアーカイブス」、第3回目。
この週末は所用で自転車に乗れそうもないため、掲載させていただきます。
・・・旧いブログ記事の再録なので、部分的に時代を感じさせる表記もありますが、ご勘弁。(笑)
**
□■「水準化」
生活のどんな局面でも、現状認識は重要だ。
『考古学を学ぶ青年が、一片の土器を見て太古の人々の生活に想いをはせた』
これは、壮大な【ロマン】と言って差し支えなかろう。
しかし、
『残業で頭が朦朧となったおやじが、薄着の女性を見てその中身に想いをはせた』
こうなると、これは間違いなく【妄想】の部類だ。
そして、
『会議で火ダルマになっている最中、いきなり周囲が緑の草原に変わり、自分を攻めたてる
参席者たちがひまわりの花になった』
この状態は、すでに医学的に支障をきたした【幻覚】であり、
『今日はハルマゲドンが起こるはずなので、危ないから会社を休んだ』
…となると、もはや入院は免れまい。
***
仮に【ロマン】の領域を、危険指数‘1エビチャン’と定義しよう。
同じく【幻覚】クラスで‘75エビチャン’、入院で‘100エビチャン’と置くと、やはり俄然気になるのは
自分のポジショニングだ。
正直な話、原因はいろいろ思い当たるが、俺も近頃とみに妄想がハイエンド化してきた感がある。。
実際、昨日などユンケルを細いストローで啜っていたら、自分がお花畑で蜜を吸う蝶になった
気がしたもんな…。
…正味、55エビチャンくらいか。
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軽く汗を流す
朝8時。
メッシュ素材のスリークォーターパンツの内側にパッド付きのインナーを穿き込み、上着はくすんだオレンジのボタンTシャツを被った。
指切りグローブをはめ、ドイターを背負い、OGKのヘルメットを頭にのせて準備完了。
今日はレーパンを穿かないし、輪行バッグも携帯しない。
ほんの朝のうちに、近場をせっせと走って軽く汗を流すのだ。 (笑)
多摩湖堤防が開通したおかげで、湖をめぐる自転車道にほどよく快適な周回路ができあがった。
天候は薄曇りだが、かえって炎天の酷暑より好かったかも知れない。
濃い緑の回廊を2周。
周辺の自転車スポットの中で、クロスバイクを見かける割合はこの多摩湖CRがいちばん高い印象だ。
自転車の仕様や乗り手の方の服装を眺めるのも、実に楽しい。
走行距離35km。
身体に少し疲れがたまっている時は、こういうリフレッシュもイイもんですな。 (笑)