最近、スマホやLINEに関する質問を受けることが増えました。
親「まだ早い!」
子「みんな使ってる」
親「ウチはウチ!」
こんなやり取りが繰り返されているご家庭は、珍しくないと思います。
スマホ関連のトラブルが多発している昨今、大切な子どもを守るためにも、慎重になりたい。
そんな切実な親心を子どもが理解できていれば良いのですが、
「親は自分のことを信じていない」
と誤解しかねない現実があります。
そんな思いが募ると、親との関係が難しくなってきます。
スマホを持つことそのものより、
「難しい親子関係のままで、子どものスマホライフが始まる」
ことの方が、私としては心配になります。
スマホを扱う際に重要なことは沢山あるのでしょうが、以下3点が特に必要に思えます。
① 子どもの自己コントロール能力
② フィルタリングなど、安全管理の知識と実践
③ ルールを設定したり、使い方を見直すための「話し合いの技能」
②はともかく、①や③の力をつけるには、どうすればいいのか…
まずは親子の信頼関係を見直すことが第一歩になります。その土台があってこそ、具体的な方法が有効なものになるからです。
スマホに関する話し合いが、親子関係のピンチになるかチャンスになるか、是非とも「考える力を伸ばす」チャンスに結びつけたいところですね。
(スタッフ 小林)