私たちの現在は、星の数ほどの先人たちの営みの延長にあります。
知恵を、技術を、想いを、時の人々が汗と涙を流して伝え残してくれたからこそ、今日の素晴らしい日本があります。
そんな私たちの生きる使命として、連綿と受け継がれたそうした文化・伝統を守り、さらに遠い後世にバトンを渡していく必要があります。
それが未来の子孫たちに伝えられる事により、自信と誇り、または思いやりを育ててくれるはずです。
武士道とは、一部の侍や豪傑な男子に受け継がれる特別なものではなく、日本人誰しもに宿る心です。
武士道とは究極の死生観とも言えるし、やさしさの先にある道徳心です。
武士道と言う言葉だけが残っているような現代日本ですが、せめてその何かを少しづつでも後世に残して生き、日本人として取り戻していく一つの大切な文化です。
今、この武士道の象徴である新渡戸稲造博士にまつわる大切な文化財が、理不尽にそして静かに失われる危機にあります。
青森県十和田市と言う小さな町での小さな問題に見えるこの記念館事件。
これは日本の存亡を懸けた戦いの雛形にも見えます。
これは十和田の小さな問題ではなく、日本国民全体の問題です。
歴史研究家の小名木善行先生、そして前衆議院議員の田沼隆志先生と共に、現地へ取材に行ってきました。
ぜひその深い闇をご覧ください↓↓↓
【新渡戸記念館廃館問題(15:37)】