音を楽しむという事。【Inner Bamboo Bass Instruments B-II 】 | Life is Bass

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2010年。20年振りにバンド活動復活したおぢさんの日記
バンドとベースと音楽と、ちょっとだけ写真な日々w

数年ぶりのブログ更新がいきなりプリアンプという暴挙(笑)
最近はFBばかりでご無沙汰してましたが、長文を書く機会がありましたのでこちらでも。

先週末に届いた「Inner Bamboo Bass Instruments B-II 」
土日弾き倒したので、そろそろ感想をば。

今回は正直想像をはるかに超えてました。更にの裏技(?)も存在するという手の込み様。
ちなみに個人的にはアウトボードプリ的使い方ではなく
ヘッドアンプとしての使い方を考えております。

※レスポンスがとにかく速い(音の出足もですが止まるのも早い)ゆえに、ピッキングでスピーカーを動かす感覚が手に取るように分かる。
※音圧がガツンとくる(スピーカーの中から蹴とばされたような塊感のある音がくる)
※ダイナミクスがつけやすい
※倍音の出方が美しい。

作り手の「想像以上ですよ」という言葉を裏切らない
「ベースアンプ」としての最高水準の一つだと思います。


そして、ここからが本題(笑)
単体でも感動した「Inner Bamboo Bass Instruments B-II 」ですが
以前から愛用している同社製の「Inner Bamboo Bass Instruments U-II 」というコンプ。
もはやこれをボードから外すのは考えられない。という個人的に一押しのコンプでありますが。
「B-II」の前に「U-II」を繋ぐとあら不思議。
解像度が上がる?と言うか音のフォーカスが合うというか…
音像がくっきりすると同時に倍音の美しさに磨きがかかる。
表情やダイナミクス付けやすいのでピッキングが丁寧になり
スピーカーの制動が良い分、音価が分かりやすい。

「U-II」側のゲインと「B-II」側のゲインレベルの組み合わせで
キャラクターやトーンが音楽的に変わっていきます。
ゲインを上げて倍音を煌びやかに。
チューブパワーに高めの突っ込みを入れてドライブさせるなど。
「アンプ」ならではの使い方を満喫できる裏技的使用が可能な逸品。

素敵なサウンドに感動し
腕のなさをあからさまに感じさせる厳しさに号泣しました!(苦笑)


色々とっかえひっかえしながらボードに組み込み。
セオリーを飛ばして「B-II」と「U-II」を最後段に持ってきましたが、これもまた良い感じ。

Glockenklang Bass Art Classicのパワー部のようなデカイトランスのあるパワーや
FRYETTE PS-1のようなチューブアンプとの相性が特に良く感じました。
旧型TecAmp Puma500の場合、12+15だとパワー部が足かせになるのかスピーカーを止まりきらない感じがちょっと残念。
とは言え10×2はその感じも薄く気持ち良いサウンドでした。

拙い感想ではありますが、何かが引っ掛かった方は、ぜひ試す価値ありだと思います。


今回試すのに使用した機材は↓
【ベース】
Adamovic Saturn
FREEDOM CUSTOM GUITAR RESEARCH RHINO
JIRAUD J-BASS4 hbw
JIRAUD MOBIUS Type2 JB
【アンプ】
Glockenklang Bass Art Classic(パワーアンプイン)
旧型TecAmp Puma500(リターン)
FRYETTE PS-1(リターン:HI:LOW)
【キャビ】
Glockenklang bass art box(スタック)
Glockenklang Space Art Box(スタック・単独)
BAGEND D10BX-D(単独)
接続ケーブル類(楽器・アンプとも)
JIRAUD Type4 Farad(PC-OCC)