カンロのカリンのど飴 | 9353のほんの一部

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聴いているCD、食べたお菓子、人間観察などの
ことを残していきます。

カンロの梅風味ののど飴を仕事中に舐めていたら
ふと旧友のことを思い出した。彼は音楽をやっていて鉄板焼きの達人。外見は近寄りがたい感じ。
髪はソフトなリーゼント風で耳にはピアスがたくさんでした。しかし話しやすく誰とでも友達になれるタイプの人だった。浮浪者が電車代をくれと近寄ると電車代にパン代もおまけしとくわと言ってあげてしまったりするような人。お酒の量も多くなくタバコも吸わない人でいつもカンロのカリンのど飴をなめていました。時々もらった。いつも身なりがお洒落で髪を下ろしている姿を見たことがない。彼のバンド仲間が好きでしたが、やんわり遠ざけられた時も最初の仕事を辞めた時も気にしてくれました。彼に彼女ができてその子が私に懐いたりもしました。ライブもコンサートも一緒に行ったりもした。恋愛感情は一切生まれませんでした。お互い生活環境が変わり関東、関西をすれ違ったりして長い間会うこともなく電話もしませんでしたが久々に彼のライブで再会。ちっとも変わってませんでした。今でもタバコは吸ってなかったようです。まだあの飴を持ち歩いてるんだろうか?挨拶をして今どこに住んでるかなどを話した。まるで昨日も会ったかのごとくごく普通に話せた。好きな音楽も続けていたし元気そうで良かった。1週間ぐらい前のことよりずいぶん前のことの方がよく覚えている。歳だな。