HSP/HSC 専門 国家資格キャリアコンサルタント皆川公美子です。
HSPと言うのは病気ではない、と言うのは皆さんご存知のとおりですが
気にしすぎ
考えすぎ
感じ取りすぎ
などのことを
心の問題として取り上げられることが多いです。
そしてそれはもちろんある面では正しいのですが
HSPと言う特性を
神経系の特性という面から
身体性として捉えていると
（自律神経の反応であるとか）
自分の状態に対してとてもわかりやすくなります。
自律神経は
言葉を持たない1つの大きなシステムです。
自律神経がやっている事は
心臓の拍動を止まらないように動かしているし
肺呼吸が止まらないように寝ている間もずっと動かしているし
免疫活動を活発にしたり
食べた物の消化をするために胃から消化液を出したり
私たちが何も【こうしよう】と思っていないのに
勝手にやってくれている、
それを=自律 と言ってます。
私たちはいちいち心臓を早く動かそうと思ったりしませんし、
意思で
心臓を今よりゆっくり動かすこともできませんし
食事をした後にいちいち消化液を出そう、とか
免疫によく効くように栄養素を体に配置しようとか
そういうこともやってません。
意思を持って何かをやっているのではない、
私たちが考えている事とは別のシステムが
体の中には存在していると言うことですよね。
そのシステムが、自律神経で
ずっと身体の恒常性を保つためにバランスをとって働いてくれているシステムです。
命にとっては、顕在意識(言葉になって考えている部分)よりもずっと個のなかの優先順位が高いです。
だから自分が自律神経に不具合が起こったときには
私たちはどんなに頑張りたい、動きたい、と思っても動けない状況に陥ることがあります。
そうなんです。
私たちが考えている頭の意見とは別に
体は自分のまわりの安心感を無意識の領域で査定しています。
たとえ物理的にきれいな建物で清潔でとても気持ちの良い空間であるとしても、
そこに1人パワハラの上司がいたら全く安全な場所ではなくなりますよね。
建物が安全か、組織が安全か、そういうことではなくて、その人がもっと言うとその人の
自律神経がどう周りの状況を感じているか、
そのことが体の機能に影響与えていると言うことなんです。
HPはとても感受性が高い神経系なので
周りが安全であるかどうかと言うことに対する基準も、
もしかしたら厳しめであるのかもしれませんね！
人よりも多くのことを感じ取り
扁桃体が強いために人よりも多くのデメリットや危険について察知し、
だからこそ
感じている生の脅威が
存在している可能性があります。
高感受性だからこそ感じている危険。
たとえばそれはこういうことです。
★会社には仕事ができるけど、とても口うるさい上司がいる。
みんな平気で働いているように見えるけど、自分はその上司の前で何かを報告しなければならないときドキドキしてしまう。
★子どもが学校は怖い場所だという。先生もいい人だし、学校って安全だと思うけど・・・
上記のようなことは
一見、「わがままだ」とか「弱すぎる」というように処理されてしまうことですが
人間にはその人にとっての社会的安心を感じる力があります。
冷や汗をかくとか
心臓がドキドキするなどの身体反応がある場合は
身体は安心を感じられていないということですよね。
続きはまた書きます〜！
今日からHSPメッセンジャー講座ベーシックの24期が始まりました。
あるあるある!
そうだったのか!と言うお声の中で
笑いがたえないクラスの雰囲気に
わたしが癒されています💖
次回は上記、体についてと自律神経についての基礎の部分をやっていきますね。。
安心して生活していける、
安心を伝えていける、
を目標にしていきたいですね。
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