お茶の間から始まる世界平和 | 真理のパフォマー 女優セラピストヒーラー くみちゃんのレッツらゴー。
前々回のらぶミーティングでの話し。

中学1年のお嬢さんが、学校で男子から執拗なイヤガラセを受けていた、Kさん。

彼女の話しは、こうだ。


その男子は、何かというとKさんのお嬢さんのCちゃんにイチャモンを付けたり、後ろの席から消しゴムを授業中ずーっと投げ続けたり、Cちゃんの椅子を蹴り続けたり、

とにかく、側で聞いてても
「好きなの?ねえ、好きだから、そんなにシツコいの?
でもさー、もう中学生なんだから、そんな子供っぽいことはやめようよ~
それに、かなり度が過ぎてますよ?」
とツッコミたくなるような執着ぶりだった。
イジメと言っていいような。

でもKさんもCちゃんも、先生に相談せずに様子を見ていた。

そして、合唱コンクールの本番の日に、その出来事は起きた。

客席に座ろうとしていたCちゃんの座席が、その男子のちょっかいで跳ね上がり、
Cちゃんの手が挟まって激しく流血!
痛みと怒りでCちゃんは泣き出し、近くの生徒たちも、これはあまりにヒドい!!
と先生に報告し、男子のイヤガラセが初めて担任の知れるところとなった。
もちろん担任は今までのいきさつを聞いて驚き、男子をキツく叱ったのは言うまでもない。


Kさんはと言うと、そんな事件が起きているとはつゆ知らず、
中学生たちの感動的な合唱を聞いて涙し、
顔も心もピカピカツヤツヤで家に帰って、お嬢さんの帰りを待っていた。

手に包帯を巻いて帰ってきたお嬢さんの話しを聞いたKさんの心中は、察するに余りある。
何しろ、高齢出産に入る年齢での第一子しかもひとりっ子、目に入れても痛くないお姫さまだよーーーっ

「うちのお嬢に何してくれとんじゃ!
おんどりゃー、もう学校辞めてくれ!!」

と本気で祈ったと言っていた。

あたしゃ、Kさんのその気持ち、自分のことのようによーーーっくわかる。
私だったら、学校辞めてくれ、じゃなく、
ケツまづいて転んで骨でも折れろ!
とか、
ここには書けないような恐ろしいことを考えているかもしれない。。。


でもねー、Kさんはすごいよ!
ハタと思ったんだって。


「その男子を恨むかわりに、愛の光を送ってみよう。」


って!!!!


で、らぶミーティングでくみちゃんから聞いていた、光で相手を包み込むイメージを、
毎日毎日その男子にやったんだって!!!!

すごくないですかーー??
あたしゃ涙がちょちょぎれたよ。。。


そんなある日、授業中に落としたCちゃんのシャーペンを、その男子が拾ってくれたんだってーーーー!
流血事件以来、目立ったイヤガラセはしてこなくなったけど、無視に近い感じだったので、
Cちゃんはそりゃーびっくりしたけど、
「ありがとう」
って言って受け取り、
なんとそこから仲良しになったという!!

Cちゃんはね、普通には見えない光や、人のオーラが見えるのです。
私たちの本質は愛である、ということを、生まれつき知っている、
というか、それを忘れずに生まれて、生きている、
まさに新時代のユートピアを生きるお嬢さんなの。

前に、Kさんが
「もしも、ママを殺した犯人がガケから落ちそうになってたら、どうする?」
って聞いたら、
「助けるに決まってるじゃん!」
って言ったんだってーー。
「えええーーー!!!
もしママが、あなたを殺した犯人がガケにつかまってたら、
その手を足で踏んで落としてやるわー!」
ってKさんが叫んだら、

「だってね、ママ、人は死んだら生き返らないんだよ。
生きていれば、いつか自分の間違いに気がついて、本当の自分を生きるようになるんだよ。」

と言ったという、筋金入りの菩薩を地でいくお嬢さんなのだ。

だから今までどんなにイヤなことをされてても、
それはその時にその人が演じている役割なので、
気づいて本来の自分に戻ればOK。
前のことは引きづらない。

なので、イヤガラセをやめたその男子とCちゃんは、先生やクラスメイトもびっくりするほど仲良くなったんだってー!!


Kさんは、男子に怒りのエネルギーを送るかわりに、
愛の光を送った。
さすがに感謝はできなかっただろうと思う。
でもひたすら、毎日、愛の光を送ってみた。


私は確かに、Kさんのその目には見えないおこないが、男子を変えたんだと思う。

目に見えない世界で、目に見えない変化が起こり、
それが現実の世界に現れたんだと思う。


はーーーー、すごく長くなっちゃったけど、

お茶の間から始まる世界平和

って、こういうこと!!!




{D43BA4CF-ED9E-4D96-B65D-1F4100F35681:01}

まめちゃん  「ここ、私の席ですよね?」