ランディ タカキ 追悼展 「守護者 ガーディアン」 | 真理のパフォマー 女優セラピストヒーラー くみちゃんのレッツらゴー。

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photo:Takahiko Abe


ランディ・タカキ
追悼彫刻展

[ 守護者・ガーディアン ]

10月28日 土曜日 から 11月4日 土曜日
中本誠司現代美術館にて


ハワイの木彫家

ランディ タカキをご存知の方は、仙台にはほとんどいないでしょう。

私も知りませんでした。
お会いしたこともないけれど、
仙台在住の舞踏家 小山朱鷺子先生からお話を伺ううち、
まるで遠い昔からの、魂の友人のような愛情が溢れてきます。


ハワイ島出身の、日系三世のランディは、
2011年の東日本大震災に心を寄せ、
2012年春に仙台を訪れています。
その時に、仙台在住の舞踏家 小山朱鷺子先生のマンションに1週間滞在し、
作品を制作しました。
お2人はそこで親交を深め、ご先祖にも導かれるようにして、信頼を築きました。

その2012年秋には、
舞踏家 小山朱鷺子と
墨象家 大串孝二の鎮魂のパフォーマンス
「虹の天蓋」
が、ハワイ島芸術センターで行われ、
300人を超える観客を感動の渦に巻き込んだのですが

その公演は、ランディなしには実現できなかったのです。

ハワイ島のシャーマンのような音楽家たちと小山先生を引き合わせ、
ソフトスカラプチャーの舟を制作してくれたアーティストも、ランディの紹介でした。
2人の島内の移動の為に中古車を購入し、
1週間のハワイ滞在と舞台制作を献身的に支えました。


「虹の天蓋」
は、舟に乗って日本からハワイへと渡ってきた男神と女神が、
和紙で作られた巨大な行燈の中で、
平和と鎮魂の祈りの儀式「墨はね」を行ない、国産みをする、
という芸術行為です。

私はこのパフォーマンスを仙台で見ているのですが、
神聖さの中に静かに横たわる狂気とエロティシズム
その美しさと激しさに、
全身総毛立ち、滂沱の涙が流れたのでした。


ランディもこの2人のパフォーマンスに感銘を受け、
その献身へのお返しのように、日本の樹で作品を作り
ご自身の木彫展を仙台で開催することを熱望されていましたが、
2016年7月14日に急逝されました。


その意志を継いで、
小山朱鷺子がランディ・タカキの追悼彫刻展を企画しました。


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展覧会初日
10月28日には、小山朱鷺子による鎮魂パフォーマンスも開催されます。


舞踏    小山朱鷺子
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音楽  佐藤実治
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鎮魂キャンドル
蜜蝋キャンドルアーティスト  大橋憲元
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そして、献身パフォーマンス
大串孝二
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先日、会場となる中本誠司現代美術館で、
音合わせと打ち合わせをしました。

その場で創られていく、
芸術と行為。

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実治君の魂のバイオリンに誘われて
普段は歩くのもゆっくりな小山朱鷺子の身体は

自由に
少女のように
星の叫びのように
月のしずくのように

動き出しました。

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リハーサルとは思えない
初めてのパフォーマンスとは思えない
完成度でした(T ^ T)

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あの場を体験できたことに
感謝✨
ランディと、小山朱鷺子の師匠 大野一雄に見護られているような
荘厳であたたかな場所



このパフォーマンスは、10月28日たった一度きり。
なんて贅沢なのでしょう。
皆さま、ぜひ目撃してください。
体験してください。

祈りと鎮魂、
そして愛の行為を。



ランディ・タカキ
追悼彫刻展

守護者・ガーディアン

10月28日から
11月4日まで
中本誠司現代美術館にて

鎮魂パフォーマンス
10月28日 土曜日
18:30から


FBイベントページ
https://www.facebook.com/events/1663070660673972??ti=ia


追悼展は入場無料
パフォーマンスは予約制 入場料 1,000円
お申込みはわたくし佐々木久美子か
中本誠司現代美術館へ