5月27日 日曜日
[墨象] 墨打ち行為芸術
「歓喜咲楽」 〜えらぎらく〜
出演者のご紹介
一人目は、
植物アーティストの今野カズオ氏。
私は、まだ今野カズオのことをよく知らない。
彼の活動をずっと追いかけてきたわけではないので、
私なんかより今野カズオの世界をよくご存知の方はたくさんいると思う。
でも、知り合ってからのこの短い時間で、
私は今野カズオが大好きになってしまった。
彼の生き方と、そのエネルギーが。
彼を見るといつも思い出す
岡本かの子の歌
桜ばな いのち一ぱいに咲くからに 生命(いのち)をかけてわが眺めたり
今野カズオは命がけで、植物と日々向き合っている。
それは常に
生と死と性が交錯している
その一瞬を命がけで。
時間 は、命 だ と思う
その命の時間をその手で摘み取り
まぐわい
目には見えない大切なものを観ようとする
残酷で
冷徹な眼差し
全てを在りのままに観る眼差し
それでいて
超絶優しい
彼にはたぶん隠し事はできないだろうな
だって全てはエネルギーなんだもの
全て
わたしはあなた であり
あなたはわたし なんだもの
初めて今野カズオに会った時
ちょっと怖い
と思った
切り立った断崖絶壁の岩の割れ目から咲く
一輪の花みたいだと思った
気高く尊厳に満ち
金色のオーラを放つ名も無き花
近寄りがたいんじゃなく
決して近寄ってはならない
純粋に、自分自身であろうと
その通りに生きようと闘い続ける
孤高の一輪の花。
(でも、実際のカズオさんは王子様みたい。笑笑
ピンチの時に颯爽と現れて、全てをその大きな愛でまあるく収めてくれる、
超絶かっこいい王子様！
今回のプロジェクトで何度助けられたことか
)
)そして彼は、素晴らしい詩人でもあり、
哲学者でもあると思う。
今野カズオの文章は、独特のリズムと香りとエロスがあり、
スゲー頭良いんだろうな、この人！
(めちゃ陳腐で失礼)
とビビる。
だけど、心踊るような少年の視点もあって、
ドキドキする。
彼のこれまでの作品に綴られた文章を、ぜひ読んで欲しい。
彼の世界が垣間見れると思う。
KAZUO KONNO ART WORKS
の、WORKS から見てね。
さて！
今回のパフォーマンス
「歓喜咲楽」
では、そんな今野カズオ氏の
ライブパフォーマンスが見れるのだ！！！
舞台上で、今野カズオが、
ライブでインスタレーションを創るのだよーーーーっ！！！
舞踏家小山朱鷺子
空間芸術家 大串孝二
シター・波紋音 演奏 ダミアン原田
この3人と、今野カズオ。
一体どんなパフォーマンスを見せてくれるのだろう。
目には見えない、本当に大切なもの。
愛と感謝。
それがカタチになっていく様を、
目撃する。
体験する。
全身で共鳴する。
命がけで。
ワクワクを遥かに通り越して
私、何も手がつけられない（笑）
きっとこれから、
世界が今野カズオの愛を欲しがるだろう。
世界に羽ばたく人になってしまうと思う。
今野カズオの世界。
それは、「美しい」
なんていう言葉ではとても表すことができないけれど、
今野カズオのお花は
涙が出るほど美しい。
今野カズオHP