先日、

八丈島〜青ヶ島への

ひとり旅に行ってきました。

 

 

 

あまり、ひとり旅の経験はないのですが、

スケジュールと飛行機などの都合がピッタリ合ったこともあり、

“思い切って”みました。

 

 

“思い切って”、というのは、

青ヶ島は

「絶海の孤島」

「東京の秘境」

「上陸難易度 超A級」

などと表現される島!

 

 

辿り着いて、

さらにスケジュール通り帰って来るのが

非常に難しいと言われているんです!

 

 

 

まず、地理を確認すると、、、

 

 

 

 

八丈島からさらに南に位置。

 

 

八丈島からの

1日1便の船かヘリコプターでしか手段はありません。

 

それに

天気や波の高さによっては運休してしまうので、

台風がいつ発生してもおかしくないこの季節に行くのは

なかなかチャレンジングなことでした。

 

 

 

 

私が青ヶ島に行きたかった理由は、

何と言っても

美しい星空を観たかったから。

 

 

天文ファンの間では青ヶ島は星空で有名で、

いつか訪れたいと思っていました。

 

 

 

目的が星空、ということで、

当初は“おこもり旅行”にする予定でした。

 

 

日中は宿でパソコン作業をし、

夕方くらいから星を観に出かける、というような。

 

 

(暑いし、、、)

(焼けるし、、、)

(疲れるし、、、)

 

 

というと怒られそうですが(笑)、

それもひとり旅ならではの

贅沢な過ごし方かな、と思っていたわけです。

 

 

でも、宿の女将さんとお話しているうちに、

なんだか、青ヶ島の全てを見てみたい気持ちになってきたのです、、、!!

 

 

 

青ヶ島は人口160人ほどの村で、

日本一人口の少ない村。

 

こんな形をしています。

 

 

二重式火山、

二重カルデラになっています。

 

 

なので、高低差が激しく、

徒歩では移動が厳しいのですが、

免許のない私はレンタカーを借りることもできず、

ただひたすら歩き回りました。

 

 

まずはじめに行ったのは、

大凸部(おおとんぶ)という、一番標高の高い場所。

 

 

 

最初は写真を撮る余裕もありましたが、

 

 

 

 

そのうち無の境地になってきました。(笑)

 

 

時間的には25分くらい。

 

一人で山登りをしたことがなかったのと、

宿を出てから誰にも逢わないという、なかなかない状況が

面白くなってきました。

 

 

そして頂上に着き、、、

 

 

 

少し曇っていても、

この景色を独り占めできるのは最高!!

 

 

 

 

指差しているのは、丸山という小さなカルデラ。

 

次の日には、ここを一周歩きました♪

 

 

 

 

 

青ヶ島には飲食店はなく、

お食事は宿でいただきます。

 

 

お魚も、お野菜も、果物も、

お米以外は全て自給自足できるんだそう。

 

島の皆さんは畑をお持ちで、

畑も耕すし、釣りもするし、

なんでもされるそうです。

 

 

 

 

左下のは島寿司といって、

漬けのお魚と、わさびでなくカラシといただく

伊豆諸島の郷土料理。

 

わさび大好き星人の私ですが、

カラシもよく合う!

 

 

美味しいお食事でした♪

 

 

 

 

そして、夜になり、

お目当ての星空!!

 

 

1日目は、

少しガスっていてあまり見られないかもね、と言われていました。

 

 

でも、寝転がってずっと空を見続けていると、、、、

 

 

雲の切れ目から美しい星たちが!!!!

 

 

 

(ここから写真はありませんので、ご想像にお任せ致します)

 

 

火星、木星は相変わらず存在感を放っている!!

一等星と一等星の間の星たちがこんなに見えたことない!!

天の川も見える!!

流れ星も!!

 

と、静かに大興奮でした。

 

 

青ヶ島の夜は、

そこまで気温は下がらないけれど

風が心地よく吹いていて。

 

 

獣やヘビなど、

夜に一人で出歩くのが怖い要因となるものが

何一つなく。

 

 

大満足の青ヶ島1日目でした。