27.2.24 一部追加
ヌカ切りとは:
片手で簡単にヌカを握り、そのまま片手で投げる。沈んで行く途中にヌカは、ばらける釣法。
近場で狙える釣り場で、中層から下層のグレ、クロダイを狙う。春の時期、水温が低く海底でクロダイが捕食している可能性が少ない時期に使い、むしろ、中層でグレが釣れる時に使用する。
紀州ヌカ切りとは:
近場で狙える釣り場で、グレが中層で食わない下層のみのグレやクロダイを狙う冬場に使用。
片手で簡単にヌカを握り、そのまま片手で投げる。(ヌカ切り)
ハワセ幅を充分に取り、沈んで行く途中では、ほとんどバラけず、ヌカのまま着底させることが狙い。その後、ハリスが張るまでに海底でばらける。(紀州釣り)
握り方や投げ方は、ヌカ切りで、その後のヌカへの対応の仕方は、紀州釣り。よって、紀州ヌカ切り。
紀州釣りとは:
狙う場所が、遠いのでダンゴを両手でしっかりと握ってから投げる。下層を狙い、10cm程フカセたり、1ヒロ程ハワセたりする。
27.2.24 一部修正
【現在の配合】
シンプルな配合です。(体積分量)
ヌカ 4
砂 0.8
アミエビ 0.5
オカラ 2.0
さなぎ 0.1
コーン 押麦 適当
元文
今週は、釣りに行かなかったので、 今年、春頃実施した「ヌカ切り」について、まとめてみました。
①この釣り方は、和歌山方面で行われており、紀州釣りと同様に堤防からの釣りで、紀州釣りと並んで同じ釣り場で行われたりします。
②釣り場で「ダンゴ釣りですか?」と聞かれるので、「ヌカ切りですよ。」と答えるとキョトンとされるので、認知度は、東海地方では低い釣りですね。
③ヌカ切りは、基本的には、釣り方は、フカセ釣りと同じ感じで良く、流れがある時は、付け餌先行の道糸の操作が大事です。なかなか上手くいきませんが。
④撒き餌は、紀州釣りの配合割合を変えていけば、上手くいきます。
【特徴】
❶片手でダンゴを握り、そのまま投げるので、投げられる距離が限定されている。水平距離15m迄の範囲内で対象魚が釣れている釣り場であること。
堤防周りに水深があること。
知多半島では、ヌカ切りの釣りができる場所は、限定されている。
❷対象魚は、クロダイ、グレ、カワハギ。
❸1ヒロから海底まで縦に広範囲に探ることができる。
❹紀州釣りと同じ材料で、配合を変えるだけで可能。
❺ウキから付け餌までが、一直線となっているので、ウキにアタリが出やすい。
❻柄杓では、投げられない。バラける。
❼ウキは、小さくて軽いウキ(3B内蔵)0号程度がいい。
遠くへ投げないので小さいウキを使用した方が魚が咥えた時の抵抗がない。
❽撒き餌の材料が、ヌカ主体であり、材料代が安い。付け餌は、オキアミ、コーンで安い。
❾フカセ釣りの代わりになる。
【ヌカ切り実施条件】
どういう状況下で、ヌカ切りをするのか?
❶堤防際でグレ、クロダイの実績
のある場所.時期
❷ダンゴ釣りでは早すぎる時期(春先)
❸流れが、あまり速くない場所
❹フカセ釣りが可能な場所
【現在の配合】
シンプルな配合です。(体積分量)
ヌカ 4
砂 0.5
アミエビ 0.8
オカラ 0.5
さなぎ 0.1
コーン 押麦 適当
※最初に必ず アミエビと砂を
混ぜることがポイントです。
【仕掛け】
いつもの太仕掛けです。
道糸 PE3.5号
ハリス 1.75号
竿 3号インナーロッド
完全自立(3B内蔵)0号棒ウキ
ハリ チヌ 2号
以下は、今年春頃に本格的にヌカ切りの釣り方や配合などを検討し、試行錯誤したヌカ切り関係のブログをそのまま抜き出しました。検討したり、試行錯誤している時が楽しいのですよね。参考にしてください。
実は、このヌカ切りをこの春やり始めたことにより、今やっている紀州釣りの事をもう一度、考えさせられた点もあり、当然のことのようにやっていたことも別の釣りを通して、見えてくるものがあるものなんだと感じました。
また、機会があれば書きます。
ーーーー!ーーーーーーーー!ーーー