母方のおじいちゃんおばあちゃんも新潟ですが、もう亡くなってしまいました。
海と山がすぐ側にあって、大好きな場所です。
小さい頃はとても厳しかったけれど
(3歳でもご飯を食べる時にふにゃふにゃしようものなら厳しく怒られてました。なんなら正座。)
今ではすっかり丸くなり、優しい可愛いおばあちゃん。
そんなおばあちゃんに昔から今までで教えてもらった事があります。
小さい頃はあまり気にはならなかったけれども、大人になってみると大事な事だったんだなぁと思います。
教え
その1 帰ったらまずはご先祖様にご挨拶。
感謝を伝えましょう。
その2 おばあちゃんの家のご近所の方にもお土産を買ってくる事。帰る時にはご近所さんにお土産を買って帰る事。
近くの人を大事にしましょう。
その3 ご飯の準備はそこにいる女の人が みんなで準備する事。
嫁も子供もみんな。女の人はご飯が作れないといけません。
その4 古くて良いものを大切にする。
良いものがたくさんあります。
その5 自分で出来る事は自分でする。
出来ない事を人に相談しましょう。
その6 毎日お掃除をする。どこに何があるか分かるように。タオルも用途別に分ける事。
整理整頓は大事です。そしてものにはそれぞれ役割があります。
その7 おばあちゃんの家に着く時間がわかったら電話をする。おばあちゃんの家から自宅に帰ったら電話をする。
相手に安心してもらう為の連絡はとても大事です。(両親とも門限はなかったけど帰る時間の連絡は絶対でした。)
その8 お金は大事。
おばあちゃん、いつも帰るとお金の話しを必ずします。
その9 相手に何かしてもらったら、全部
は返せなくても、感謝をして出来るだけお返しをする。
してもらいっぱなしはいけません
その10 ゴミを捨てる時も、集める人が集めやすい様に捨てる事。
ビニールも瓶も、洗えるものは全て洗って捨てましょう。嫌な事をしてもらうから、ちゃんと気を使いましょう。
こんな感じです。きりよく10個。
たぶんもっとあるけれど、まとめるとこんな感じ。
他にも
女の子だから、足と手は綺麗にしなきゃいけない
とか
白米を食べなさい
とか
色々教えてくれました。
お仕事をする上でも、結婚生活でも
お友達との間でも、とても大事な事だよ。と。
全部守れているかというと
守れていない事もあるけれども。。。
ごめんなさい。
おばあちゃんは厳しくてちょっと口下手で不器用だけど、とにかく真面目で本当に優しい人です。
そして私にお母さんの悪口は絶対言いません。
(本当はたくさんあるはず!笑)
お父さんとお兄ちゃんの悪口は言うけれど。
大人になって改めて、おばあちゃん素敵だなぁと深く思います。
そしていつも帰るとき、タクシーが見えなくなるまでずーっと外で見守ってくれるおばあちゃん。
足が悪いのに私に昔の良いお皿を渡したくて、納屋の急な階段も登っちゃうおばあちゃん。
大好きです。
またすぐ会いに行って、もっともっと
お話ししたいと思います。