いちばん怖かったことが、いとも簡単に思えた話。
ずっといちばん怖かったこと。
りこんが息子にもたらす影響。
悲しむのか
不安になるのか
もし荒れたら、とか
だからタイミングを考えたし、
しんどくても先延ばしにしたかったりもした。
だけど、本当のところはタイミングなんかではなく、いつだろうと、彼の生命力を信じるしかなかったのだ。
だからこそ、私たちには
やらなければならない唯一の事がある。
息子が絶対的な信頼をもって
彼自身の人生を生きる為に必要な
全てのことを守ること。
たとえばそれは、
息子に愛情を注ぐ人が誰一人として減らない環境や、彼が出会った縁がブチっとは断ち切られないでいる状態。
あと、好きなことに安心して打ち込める日々^ ^
そして、これからもやりたいことをやれること。
じぶんの可能性に対して、1ミリの疑いもなく力を注いでいける未来への時間。
それを約束していることを体現する1.5ヶ月だったのかも。
何も変わらないんだってことを体感していただいた後、静かにその時はおとずれ・・・
不意な展開で、私は玄関先で、彼に伝える事になった。お父さんとは、もう今、夫婦ではないってこと。
「ビビった」みたいだけど
自分の人生にとって
何かが制限されるものではないことを素早く分かったようだった。
だから、その後も彼は
相変わらずの"こうちゃん"ぷりを発揮して生きている。
もう1人、元お姑にも、最近伝えた。
頼まれていたものを送る際に、クロミちゃんのメモ用紙に書いて同封。
便箋とか、もはやなんか違う気がしたので。
キャラクターのメモに書いて伝えていること自体が全てであること
これからは「嫁」としてでなく、よろしくということ。
そんなことをスマホほどの面積の紙にしたためた。
そしたら、ものすごーーーくカジュアルな感想が彼女の願望と共に返ってきた。笑
この人も、何も変わらなかった。
こうして、身近な人々にひと通り周知した訳だけど。
なんだ・・・
こんなに簡単なことなんだ。
全てを受け入れることができた上での覚悟は、
こんなにも軽やかに相手に伝わるんだ。
(もちろん、その人の懐の深さがあってこそだけど。)
何年もかかったけれど、
自分に嘘をついている感じに少しずつ消耗する10年だったけれど、
そんな10年を生きたこと自体を今はまるっと受け入れられる。
だから周りも「そうなんだね」と受け止めてくれるのかな・・・
そんな、2人のリアクションだったな^ ^
どうもありがとうね。
それで、なんでこんなことを書いたかというと。
今回のことでなんとなーく分かったニュアンスを伝えてみるため。
それは・・・
自分に誠実でいることは、他者にも誠実でいるということ。
そんな、嘘をついたり誤魔化したりしない表現は、思っている以上に、相手の崇高な部分とコミュニケーションできること。
そして、お互いの幸せを思い合える関係を築いていけるのだということ。
だから、やっぱりどんな時も
「自分に誠実であること」を選ぼう。
それは、怖くてとても出来ないと思っていたことをいつの間にか超えさせてしまう力がある。
そんな事を伝えたかったんだ。