加害者が不幸になる技術 | 真実は人を幸福にするか?

真実は人を幸福にするか?

桑田義雄が、うかんだり、もぐったりするブログ

他人を尊重しない姿勢というのは、恐らく、統一国家として日本が成立して以降、一種の民族性としてあったと思われます。
封建主義の中にあっても存在し、明治維新になってもまだ存在し、太平洋戦争勃発以降も存在し、戦後も存在し、バブル期も、バブル崩壊以降も、同じ傾向を維持していたと考えられます。

「和を以て貴しとなす」とは、聖徳太子の時代に生まれた言葉ですが、結局は、平等社会ではなく、
身分差別という不平等社会を堅持した上での「和を以て貴しとなす」であったと考えます。
下級階層の者にとって、社会主義が最後の夢であったと考えるのですが、マルクスが
暴力革命を前提として理論を構築し、官僚主義によってソ連、中国の社会主義が推し進められた事で、人々は社会主義の本当の意味を見失いました。

結局、資本主義という自由競争を現在も強いられておりますが、その内実は、
米国や、財閥や、一部の成り上がり者に富が集中する構造なのです。その不平等社会の中において、他人を尊重しない民族性の日本国民が、互いを否定し合っているのが現状だと思います。

自分の存在や考えを否定されますと、誰だって怒りの感情を持ちます。ですから、他人の存在や考えを、
ひとまずは肯定するという習慣を持たない限り、「怒りの社会」というものは、無くならないのはないかと思います。

NOの言葉が多い人は、
YESという言葉を多くしてみる事で、人間関係は良好になります。意見が違っても、「そうかも知れませんね」を冒頭につけ、その後に、「これは私の考えなのですが、こういう考え方も出来ないでしょうか?」とやんわり、言葉を返せば、相手のプライドを損ねずに済みます。ほんのちょっとした工夫と習慣で、二千年弱続いた民族性は変えられると思います。

今回は、
「アンガーマネジメント」(怒りのコントロール)というテーマで動画を作ってみました。
私の動画は非常に良く眠れます。
睡眠薬不要動画です。
本当なんです!
どうぞ、何となく、ご視聴下さい。

 


 


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