矢野智徳さんの”大地の再生講座in広島報告を皆様楽しみにされている中、ほんと、ゆっくりな報告でごめんなさい。
重機など大掛かりな作業をせず、ケンスコと移植ゴテで深さ20㎝の溝を外壁にそって掘り、なだらかな傾斜を作って、空気が流れるようにした
反対側も同じように溝を掘りました。
湿気を強く感じる場所は、深く穴を掘り通気改善をはかりました。
お庭の真ん中にも緩やかに蛇行させた溝を掘り、外壁周りの溝へと導き、空気と水の通り道をつくりました。
溝には、緩衝材として炭と剪定枝や雑草を入れ、ゆっくり時間の経過と共に、土中でこれが有機化し、微生物が生息する環境をつくりました。
コニファーは、矢野さんから教わった”風の剪定”を実践しました。
今日は、半年前にご依頼のあったお庭の施工をさせて頂きました。
矢野さんの京都園部の4回講座と千葉土気の講座、そして広島での4日間での講座で習った事を実践してみました。
湿気を強く感じる場所は、深く穴を掘り通気改善をはかりました。
溝には、緩衝材として炭と剪定枝や雑草を入れ、ゆっくり時間の経過と共に、土中でこれが有機化し、微生物が生息する環境をつくりました。
休憩している時に、コニファーがそよそよ風に揺られている様子と、風通しが良くなった事に施主様と手伝ってくれた仲間が気がついてくれました。
刻印の入っている厚みと温かみと、あじのある、レンガは、お庭の雰囲気をオシャレに変身させました。
最後に、水はけの悪さは、土の中に埋めてあった残渣が原因でした。
土の中は、”人間の血管のようだ!”と矢野さんが話されている事を思い出すと、やはり、土に人口物を埋めてしまうのは、水脈、気脈を遮断してしまうのだと気付きました。
小さなお庭から実践して、経過観察しながら前に進んでいこうと思います。
光と空気と水の通りが良くなったオシャレで気持ちの良いお庭が出来上がりました。
ご理解、ご協力いただいた施主様と手伝ってくれた仲間に感謝します。
”大地の再生講座”報告の記事もアップしますので楽しみにしていてくださいね。