”ほのぼの”編
に続き、座学の様子と内容をお伝えします。

高田、黒瀬会場での座学は
季刊NIWA”庭”に掲載された資料をもとに詳しい内容を分かりやすく、スクリーンを使って説明してくださいました。

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NIWA”庭”2014年冬、2015年春、夏、秋”に連載
お題は、
風と水の流れに学ぶ庭づくり”

小さなお庭も、大きな山も、すべてメカニズムは一緒。

その事を
環境の分類から教えて頂きました。

大地、生物、気象の3に分類し、日頃の地球環境に作用し続けているのが宇宙環境

上記の大地の気象環境全体を見据え、空気の循環を意識すると見えてくるものがある

矢野さんの話しに皆さん、うなずいていました。


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御神木のクスノキ樹勢回復の為の環境改善は、大地の中に張り巡らされている空気と水が通るよう改善すれば、地上の空気と水の動きも再生してくると理解できたと説明して下さいました。

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座学を学んだ後は、感覚測定による簡易的な環境調査の方法を教わりました。

感覚測定は、五感をフル活用して、環境観察を記述しますが、この体験を終えて次の日に参加された方が「車を運転していても山の木を見て、元気なのか気になってしまいます。」
と感想を述べていました。

日頃気にもとめなかった木の観察をしたり、土の匂いをかいだり、木に触ってみたりと、私も五感で自然観察するようになりました。

矢野さんの座学を終えて、一番印象深かった事は、 

地中は、人間の血管と同じ。

気圧の変化で、地中の空気や水分が変化、調整して植物が育つ環境に築き上げられていく。

気圧が変化しても、空気や水が通る事の出来ない環境であれば、血管が詰まり、梗塞され汚水や嫌地の原因になる事に気がつきました。

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座学の後は、外に出て実践から学んで行きます。

この続きは、後日報告致します。