前回原因→症状を考えるクセが大事とお話ししました。
-情報検索のコツその1:原因に戻る


注意してほしいのは
しっかりとキーワードを集めないと迷子になってしまいます。


でも



「読んでもどれが重要かよくわからない・・」
「専門用語が多くて理解できない・・」
と思ってしまいますよね?


僕が新しい事を勉強するときによく使う方法があります。
医学に関わらず、法律とかダイエット関連とかなんでも同じ方法です。


その方法とは



同じ内容の物を必ず3つ以上読む事です。



そうすると自然と重要な単語ピックアップできるようになります。


例えば生理痛を例に上げてみると・・


プロスタグランジン
プロゲステロン(黄体ホルモン)
子宮内膜症
子宮筋腫
鎮痛剤
ピル
漢方


等のキーワードが出てきます。
沢山の記事や本に記載されているキーワードはより重要となります。


次はそのキーワードについてしっかり調べます。
遠回りで一見難しいかもしれませんが



なに?なぜ?を常に感じる事がとても大事なんです。



例えばプロスタグランジンについて書いてみると


子宮内膜で黄体ホルモン(プロゲステロン)から産生される内分泌ホルモンである。
その際脂肪が原料となる。
痛み伝達作用と子宮収縮作用があるため生理痛が起こる。

おおかたこんな文章となります。


ここから何が原因で様々な症状に結びつくのか考えましょう。


ところが
ホルモンって言葉が沢山出てきますよね・・・
日常でも耳にすることが多いですが内容がよくわからないかもしれません。


でも重要キーワードに何度も登場するので
やはりこれも無視するわけにはいけません。




キーワードの意味は大まかに理解する必要があります。
今回はホルモンについて簡単に説明してみます。


鍵と鍵穴のような関係を想像してください。
ホルモン(鍵)とは血液をまわってレセプター(鍵穴)という場所について効果を発揮します。
その際近くにあるレセプター(鍵穴)にどんどんくっついていきます。



子宮内膜で作られるプロスタグランジンは一番近くの子宮に沢山作用します。
結果子宮収縮がおき腹痛になります。



またホルモンは血液中をまわるため、プロスタグランジンが多すぎると
頭に作用して頭痛などの症状を起こすことになります。




子宮内膜がスムーズに排出されればプロスタグランジンも無くなりますが、
子宮出口が狭かったり、血流が悪かったりするとプロスタグランジンも排出せず
生理痛が持続します。





どうでしょうか?
プロスタグランジンとホルモンについて少し詳しく説明することで
頭の中が整理しやすくなるはずです。

また治療に関しては


原因→症状を把握すれば、どこに対して治療をすれば良いのか
おのずと想像できますよね??


まとめると、何かを調べるときは


少なくとも3つ以上文章を読んで重要なキーワードをピックアップする。
わからない言葉があればもう一歩踏み込んで調べることが大事です。



最初は難しいかもしれませんがだんだん慣れてくるので
がんばって下さいね。

 



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